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キ・チョルの屋敷に逃げようとしていたトックン君。
でも、その前に、ヨン達が立ちふさがりました。王命が下った・・・とトックン君を牢に入れました。
王と王妃は、無事王宮に戻って来ました。
王は、ヨンに謝りました。かなりの数の近衛隊が、王を守るために命を落としたからです。
ウンスは、チャン・ビンに毒を刺された箇所を見せ、治療を相談しました。
解毒薬を作れるかもしれない・・・と、あれこれ実験し始めました。
あくまでもヨンにはこの事を黙っていることにする・・・とウンス。ヨンが多くの隊員を失くし、落ち込んでいる時でもありますからね。
ヨンは、自分が機を逸したために、王は苦難を強いられ、部下は死んだ・・・と自責の念に捕われていました。
「今の私は、あの方が一番です。高麗への忠誠心とは何なのか、よくわかりません。このような考えのモノを近衛隊長に据えているのは危険です。お暇をいただきたく・・・。」
そう、ヨンは王に言いました。
すぐさま、それを許すわけにはいきません。だって、トックン君の事を始めとして難問山積なのは変わりありませんからねぇ・・・。
キ・チョルは、牢のトックン君の元に行き、ウンスの行方を聞きました。楽しみにしてたんですもんねぇ、一緒に天門の場所に行くのを。
自分があれこれと援助して来たのに、全く成果を出さないトックン君に、チョルはいい加減苛立ってます。元から、トックン君を王に据えるという勅使がこちらに向かっていると言う連絡が入ってますが・・・。
ヨンは、チョルがウンスを捉え一緒に天門の場所まで行き、天門が開くのを待つつもりでいること、そして、天門が開く日時が近いと察していることを掴んでいます。
ウンスの身が危ないと心配してるんですね。
だから、チョルを一刻も早く捉えようとしてはいるんですが・・・。大義名分、理由が無いって事ですよね。ヨンの場合、やはり武官であり、君主に対する忠誠心は並はずれて強いようで。だから、動くには、それなりの大義名分が必要と言う考えが身体に沁みついてるって感じですね。
また、元からの勅使を、チョルたちに会わせる前に捉えようとしています。
王は、会議を開きました。税が不当にチョルの懐に流れているという訴えがあった・・・と切り出しました。
国庫に納められる筈の税が、チョルに流れていたんですね。だから、富裕なんです。
それを重臣たちで調べよと命令しました。
そして、自分を襲った盗賊達が、チョルの私兵だったと判明した・・・と言いました。これについて申し開きは?・・・と王。
でも、チョルはシラを切りました。相変わらずです。
王は、全ての取り調べが終わるまで、屋敷での謹慎を命じる・・・と言いました。
あいやぁ~っ、チョル、ウンスとお出かけ出来ませんよ、こりゃ。怒りに震えてますよ。
ウンスは、手帳の一部を調べてますが、何も新たな事は分かりません。
チョルの気が立ってるから、ウンスの居場所が分かったら、何をするか分かりません・・・とヨンが護衛に来ました。
そして、ウンスの手首の傷に気がついたんです。
毒だ・・・と白状するしか無かったですね。トックン君が解放した訳が分かりましたね、ヨン。
ヨンは、黙っていた事を怒りました。自分がこんな大事なことを秘密にするほど遠い存在なのか・・・とね。
でも、ウンスとすると、知ったらヨンが無謀に動く可能性が高くて、傷つくことになるから黙っていたんだと言いました。
一つだけ聞かせて・・・とウンス。
「私、残ろうかな。ここに居てもいい?ダメかな。」
まだ懲りないのか・・・とヨン。
「残された時間は、毎日好きな気持ちに従うから。あなたは私が去ったら全部忘れてくれる?投げやりになったりしないで、全部忘れられる?そう約束して。」
忘れられる訳がありませんよね、ヨン。
スリバンのメンバーは、怪しい馬車を発見。
殺してもよいという指示の元、狙うんですが、あっけなく返り討ちにあっちゃいます。そして、馬車はそのまま走り去ってしまいました。
本当に、あの馬車には元の使節が乗ってるの
チョルは荒れてます。屋敷に軟禁状態ですからね。
で、チョヌムジャとファスインに、トックン君を生きたまま連れてこい・・・と命じました。
この手で殺してやる・・・と息まいてます。
その頃、王がトックン君を呼んでいました。
何事も無かったかのように、しゃぁしゃぁとトックン君は現れました。
「この国より大事なモノはありますか?この国と引き換えにしても守りたいモノはありますか?」
と、問うた王。
「自分です。」
と、トックン君。
「良い答えです。私は叔父上より良き王になれそうです。」
そして、トックン君を解放しました。そこに、ヨンが。トックン君を取り調べたい・・・と言って。ウンスへ毒を使ったという罪を問いたいと。
でもね、元からトックン君を王に・・・という勅書が届いていると言う知らせがあったんですね。だから、今トックン君を処罰すると、間違いなく元との戦乱の火ぶたが切られることになるから・・・と王は考えたんです。
トックン君、釈放されましたが、そこにファスインたちが。彼らの姿を見たトックン君は逃げ出しましたよ。
何者かが、ヨンに手紙を。
それを読んだヨンは、焦った表情でウンスに言いました。
「どうやら共に逃げなければいけないようです。元の者が医仙を望んでいます。元に連れて行くと・・・。」
自分とウンスが一緒に居ると知っているのは、トックン君のみ。その自分に手紙が来たと言う事は、元の使節がトックン君と通じている血う証拠だ・・・とヨン。
急いで荷造りを始めました。
で、一緒に行けばよいのに、ウンスだけを先に行かせようとしてます。一応、テマンを護衛に就けてはいますが・・・。
どこに行くのかと言うと、王に暇乞いをしに行くってことですよね?臣下である以上、王命が下ったら、それが元に医仙を送れと言う命令でも従わざるを得なくなるから・・・と言う事ですよね?
「離れるから、不安です。」
と、ヨン。だったら、一緒に行きなよ~っ
ウンスの言う、“絶対に従わなきゃいけないもんなの?”という気持ち、分かります
王の元に、会議を開くと言う連絡が入りました。勝手に元の使節が会議を開き、出席するよう言って来たんです。
あまりにも無礼なやり様ですよね。
王に対する信頼出来ないということ、元から与えた玉璽を捨てたことを挙げ、それが真実だと聞くと、無能な王を排除し、元の一部として高麗を組みこむと勝手に申し渡しました。
「断る。」
と、王。それなら、戦になる事間違いないが?・・・と使節。
それでも、王は怯みませんでした。国が滅びようとしているのに、戦いを怖がる民はいない・・・と。
トックン君を高麗の王に奉じよという勅書がある・・・と使節。
「ただし、条件があります。トックン君を最後の王として、自らの手で高麗を終わらせ元の一省となることです。」
「高麗が生きながらえる道は?」
と、王は聞きました。
「一つ、元からの玉璽を再び使う事。王の心を惑わせた元凶を裁くのです。」
ウンスの事を指していました。処刑しろと使節は言いました。
流石に、返答は出来ず、王はヨンの謁見の要求にも応じませんでした。
ヨンは、その意味を知りません。王の侍従もヨンに話すことはできませんでした。
ヨンは、副隊長に自分が居なくなった後の事を託そうとしています。あれこれと注意をしてます。
「しかと頼んだぞ。」
王に会わずに発とうと思ってるのかしらね。
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