もっと知りたい!韓国TVドラマvol.37 (MOOK21) | |
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トンマンの元には、民が集まって来て居ました。女王としての統治に賛同していたのです。
そして、ピダムの元には貴族達が集まってました。彼らはもう私利私欲によって・・・ですよね。
民の前で檄を飛ばしたトンマンですが、病は相当重くなっていたようです。民の前では耐えていましたが、その場から退いた時、もう体力は残って無かったんですね。
ユシンは、この時になってやっとそれに気付いたんです。
でも、問いただすユシンに、トンマンは何も話しませんでした。
アルチョンと医師だけが知っていたんですね。
トンマンは、ユシンの作戦を許可する・・・と言いました。
ユシンは、ピダムたちのこもる城を、東西南北の全ての方向から一斉に攻撃をしかけました。
そのタイミングを合わせるために、星に似せた凧を飛ばしました。
その直前、トンマンが居る城の方向に流れ星が落ちましてね。それで兵の士気が下がっていたのです。それを鼓舞する意味もありました。敵の士気を落とす意味もあったのです。
ピダム達は、それを陽動作戦だと判断し、とにかく地方からの貴族の援軍が車で防戦する作戦に出ました。
ところが、あらゆる方向からの攻撃は、止むどころか一層激しくなり、戦況が危なくなってきたんです。
で、ヨムジョンや貴族なんぞ、もう逃げ出す事を考えたりしてね。
そんな時、ユシン軍に紛れて、ピダムがトンマンの護衛兵の件を調べさせてた者が戻って来ました。
そして、聞いたんですよ。全てがヨムジョンの企みで、トンマンはピダムに送った手紙に嘘偽りは無かったことを。
愕然としたピダム。
ヨムジョンのところに行き、事実を知ったと告げました。
で、怒りに任せてヨムジョンを始末しようとしたけど、その時、ヨムジョンに言われるんですよ。
「お前は何でも人の所為にする。俺がやらなくてもムンノを殺していただろうし、俺がやらなくても、陛下を手に入れるためにお前は何でもしただろうよ。」
「恋が成就していたとしても、お前は反乱を起こした筈だ。不安だからだ。いつ陛下に捨てられるか見捨てられるか不安でな。」
「違う」
・・・と、ピダムは叫びました。
「でも、知っているか?陛下は最後までお前を信じていた。信じられなかったのも、揺らいだのもお前だ。お前たちの恋を壊したのは陛下でも俺でも無い。それはお前自身だ、ピダム。」
この言葉で、ピダムはもっともーっと衝撃を受けました。
ピダムは、ヨムジョンを殺しました。
そこに駆けこんできたミセン。その様子を見て、全てを悟り、全てを諦めたようです。
そして、ヨムジョンと同じ様に言ったのです。
「ヒョンジョン(ピダムの本名)。」
・・・と呼び掛けました。
「自分を破滅させられるのは自分自身だけだ。全て己の所為に他ならない。全く哀れなヤツだ。」
そして、反乱軍は制圧されました。
ミセン、ハジョンたちも捕まりました。ピダムだけが行方不明です。
でもね、ピダムはトンマンのいる軍に向かっていたのです、一人で。
「言いたい事がある。」
ピダムが捕まる事を拒否し、兵と戦いながら近づいている・・・と聞き、トンマンは外に出ました。
ここからのシーンは、ピダムファンじゃなくても涙失くしては観られなかったと思いますよ。
“トンマンまであと70歩・・・”
と思いながら必死に戦うピダム。息が切れ、矢で射られても、トンマンに向かって行くピダム。
最後は、ユシンとアルチョンによってトドメをさされました。
ユシンにもたれかかったピダム。
「トンマナァ・・・。」
と呟き倒れ込みました。目はトンマンを見つめたままでした。
トンマンは、涙を流しながら、それでも目を逸らさずにピダムの最期を見つめていました。
「反乱は、鎮圧された。」
そう宣言した後、トンマンは、その場で崩れるように倒れたんです。トンマンも倒れ意識を失う瞬間、ピダムを見つめていました。
トンマンは、三韓統一をユシンに託し、息を引き取りました。
トンマンがムンノを探して初めて新羅に足を踏み入れた日、誰かに抱きしめられた・・・と言いました。
誰だったのか顔を思い出せない・・・と言っていたんですが、なんと、成長したトンマン自身でしたよ。タイムトラベル
これはちょっと必要無かったかも・・・と思ったのは私だけ?
長かったけど、本当に面白かったですねぇ。これでキム・ナムギルssiの人気が急上昇したっていうのが、よ~く分かります
最終話は、久々に涙々で観ちゃいました。目が少々重いです。