シャンソン歌手

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シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY フランス語シャンソンの日々

2017年10月28日 02時34分04秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイ LILI LEY フランス語シャンソンの日々

まるごとミュージアムに出演する皆さんの
ラストスパートの 稽古が続き
私も 焦らないようにはしているつもりですが
結構
ラストぎりぎりまで
教えられる事 直せること 伝える事
美としての 何もかも

舞台の上で 光り輝いていただけるように
必死になって 教えてしまいます。

なにも こんなに 焦り狂う必要もないのに・・・
私は どーんと 構えて

皆さん
プロではない
これで 人から後ろ指刺されたり
信用を失うわけでも無い。

思えばよいのに・・・

なのに
私も お弟子さん達も皆 切迫感・・・
プロが 必ずしも 上手いとも思えない昨今。
皆 わたしみたいに プロ根性。

なので この 煮詰まり方 焦リ方は
私と似ている 。
私も いつも
諦めない
ぎりぎりまで 精神的に 煮詰まってしまうタイプです。

毎度の舞台は 毎度 初めてで 最後。
私は
これが 最後の私の舞台かも知れない・・
明日 地震がきたら テロが来たら 北から何か飛んできたら・・

いつも 過去の私の人生の全てが その日の舞台作品だと
思っています。

私と お弟子さん達の作品
舞台の上で 作品たちが シャンソンと言う一曲に
魂を 込める。
過去を 込める。

人生が 色を放つ。

そして 毎度初心に戻り
子供の様に 恐怖感を抱いて
舞台と言う 神聖な 一段高い場所で
私たち人間が共通に抱く 喜怒哀楽を語り歌い演じる。

シャンソンを媒介として 人間の持つ 気持ちを共有する。

大和田さんが 仕事で忙しくて
「先生 全然 練習できていません。」
と 毎度 焦りながらも
舞台本番を きちんと熟している姿を拝見して

あー 私も お店を維持して
必死に働きながら 
夜は お店で 毎夜歌っていた時
本当に
大舞台の シャンソンの稽古
練習する時間が無くて 
辛かった思いが
甦りました。

それでも やり続けたので
今 稽古する時間があることが
有難くて仕方ありません。

そして 自由時間が沢山あると 私は
さぼったりも するようになりました。

モノを 思う時間
クリエイトする時間
私なりに 哲学したりする
人生を 思う時間を 得ました。

人生には 勉強したり 作品作りに 時間を掛けられない
時期も あり
そして 山ほど時間があると サボったり
怠け者にもなれてしまい

結局 そんなには 四角四面に自己管理も出来ないし
時間の流れを 豊かに 穏やかに過ごすのが
好きな人と
好きでも出来ない人と

いつも 慌てて居たい人と・・・
色々 です。

お一人様の生活を 味わうと
自由の価値を しみじみ 感じます。
今 私は 
人生の 自由の醍醐味を 満喫していて
ほんとうに 気ままに 好きなような時間割で
生きています。 

音楽が 生活の中にあれば 孤独も美です。
孤独には 裏に 光り輝く自由が微笑んでいるのです。
これぞ シャンソンライフ
自由 平等 友愛

あー 日曜日の まるごとミュージアム
お弟子さん達と 一緒の舞台は 楽しみです。

シャンソン歌手リリ・レイ LILI LEY ステンドグラスの 温かい光

2017年10月28日 01時07分55秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイ LILI LEY ステンドグラスの 温かい光


ピーパパの叔母様が 亡くなり
老人ホームの お片付けを
ピーちゃんパパが なさっている姿を拝見して
つくづく
お一人様の 私は 甥にあんなに大変な思いや
荷物の運搬をさせたり
出来ない・・・

きっと してくれないし
そのほうが良い。
大変すぎるわぁー
私は 人には 後始末を頼みたくないし
最後まで自立して居たいと 思っていますけれど
こればかりは・・・

計画的に 前倒しして
いち早く 老人ホーム入りする方々も居るけれど
あー
そんな
見切り発車も嫌だなぁー

まだ 三十代の体力のつもりでいる私ですもの。

肉体も 精神も
あの手この手で 鍛えたとしても
私が 居なくなった後始末・・・

だんだん高齢化になっているから
やがて
そういう 事後処理を委託できる
業者システムも
やがては 構築されていくだろうーーと
期待したいものです。

父の時は 母と私で 整理整頓し
母の時は 私が一人で 全部片づけ
それでも
我が家には
気持ち的に捨てきれなかった 母の持ち物が沢山あります。

我が家は 私が一人で生活するには
広すぎるので
保管したり 飾ったり擦る場所は
ふんだんにありますから
簡単には 捨てないで
大切に保管して
結構 役に立つモノが多いです。

裁縫道具や布 和服類 母の衣類 宝飾品は
とても 重宝しています。

ピーパパの叔母様の
ふんだんに 時間と労力と材料費を掛けたと思われる
素晴しいステンドグラスの ランプ作品を
どどどどーん と
本日午後 ピーパパさまが
届けてくださいました。

お見事な作品です。

一つだけ頂きたいと
思ったのですが・・・・

ビックリ仰天。大きな作品も含め 7つ。
有難いけれど 置ききれるかなーと
心配したのですが・・・

稽古が終了した九時過ぎから
設置してみましたら
スペース的には
余裕で 稽古部屋の一角に 飾れました。

ゴージャスです。
有難い空間になりました。
嫌味なく豪華絢爛。
点灯すれば 温かい手作りの温もりが
伝わります。

作品には その人の人生が込められています。
もしかしたら
叔母様は
相当に オタク的に 作品作りに
専心していたのではないかしら?

私の血の中にも オタク的な 専心職人的気質があり
裁縫などは
十数時間続けて 食べるのも忘れて
縫い続ける時があります。

歌の稽古も フルボイスでなく
丸一日 している時もあり
そういう時 浦島太郎状態で
朝か 昼か 夜か・・・なにも時間が
分からなくなります。
幸せな 無我夢中の時間です。

悩みも苦悩も無く 専心するのです。

母などは 丸一日 刺繍している姿しか
記憶にないです。
目が老眼になり 見えなくなったら 裁縫や
編み物になり
倒れた時も 編みかけのニットが
あったので
いつもいつも 作品を作り続けていたみたいです。

悠久的な 無我夢中 の時間が込められた
一人の人生の物語
ステンドグラスの光
叔母様の 性格も 人となりも ほぼ存じ上げない
私ですが

我が夜のシャンソン稽古場に相応しい
職人気質の 美 が 灯りました。
感謝いたします。

このステンドグラス達は
私が 健康でレッスンをし続けられる限り
此処で 安らかに 微笑んで居て頂けます。
感謝です。