シャンソン歌手

シャンソンの好きな方 ようこそ !

シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY 長坂玲 シャンソンの子供たち

2014年01月04日 23時47分29秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY 長坂玲 シャンソンの子供たち

31日 1月1日 2日
我が家のお稽古場は ずーっと 静かで冷たい5度位の
室温の部屋に
ブラボー隊長の 山ほどの花々が 息を止めたように
リリ・レイのシャンソンの子達が お稽古に来てくれるのを
待っていました。

白いピアノの鍵盤は カチカチに冷え切り
久しぶりに 伴奏を弾いた時は ビックリ・・・・

自分の練習は マイクなしで 相変わらず深夜 防音室です。
私の仕事は 練習!!!!
とにかく 少しでも ポエムの真実の表現を出来るように
クリエイトし続けることです。
考え 悩み 苦しみ 作り上げたフレーズを自己診断して
冷静に 判断して 修正して また
肉体に 覚え込ませます。

誰の真似もしない。こつこつ 一人で苦しんで生んだ表現。
生徒さん達にも 教える時も 直す時も
常に 理由をお教えします。
芸術性にも 表現芸術にも 理由と哲学の裏付けがあるのです。
やみくもに 流して練習しているわけではなく
細かく細かく 繊細に表現の真実を 探し求めます。

私的には 
まず 女は 女らしく 男は男らしく・・・です。
そして
人間の可愛さ 優しさ 弱さ 悲哀 慟哭 
人間の持つ 勇気 情熱 魂 
何より 大切なのは 品格と 色香 愛の深さ
だと思っています。

いかに無償の愛で 人を愛せるか・・・究極は それが音楽性だと
勝本先生とも 話して意気投合しています。

それらを表現するとき 
生まれながらの体や骨格 筋肉の質
声の色 人生や性格 が違うのですが
それぞれの性格や生き方が 音楽性に現れてしまうので
我々 音楽家の道を目指すものにとっての
一番の勉強は 毎日の生活 毎日の愛 毎日の祈り。

非力な私に こんなに深い音楽の道を与えてくださって
感謝し続けています。
練習が仕事だということに
若いころの歌手時代の私は 憤慨したものです。
1000時間練習して ギャラが無くて ノルマのチケットばかりが
やってくる・・・・・
でも 加齢とともに その価値が理解でき 有難く思えてきました。

二十歳の時からずーっと 私を聞いてくれている 人がいる。
三十代の時から ずーっと 私の音楽成長を見てくれている人達
シャンソンに転向してからも 沢山の方が 見守ってくれている。
私が どんな エンターテイナーに成長し続けていくか
見守ってくれている。

そして私は フランス原語で歌うシャンソンの子供たちを育てている。
私が 天国に行っても この魂は 音楽の子供たちの中に残る。
それが たとえ私の死後 どれくらいでも 良いじゃないの。
シャンソンのフランスポエムとメロディーの美学に 惚れた
リリ・レイと子供たちの 幸せな人生なのですもの。感謝。