シャンソン歌手

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シャンソン歌手リリ・レイ Lili Ley 深夜のシャンソンPIAF

2013年05月09日 06時23分07秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイ Lili Ley 深夜のシャンソンPIAF

風の強い日が続くと 街に黄砂が舞って 高いビルに住んでいる方から
街は砂や花粉で曇っている程だから 気を付けるように・・・と
教えていただき
今年は 私の周りにも 咳や アレルギーや 風邪の人たちが
未だに多くて 怖い気持ちになります。

たまたま
私は 毎日自宅にいる音楽家で 出かけるときはマイカー族
飲むときは タクシーなので まだ 元気で健康は保てています。
若かりし頃は アレルギー性鼻炎でしたけれど
今は 超健康体で 風もひかなくなり有難い。
わが家二階の 台所ダクトに 鳥の家族が住みついていて
黄砂の舞う日は 朝から 悲鳴のように小鳥たちが鳴くので
あー 敏感だなーと鳥の感性に敬意を評しています。
平和な空気の時は 鳥たちは 美しく囀りますから
鳥の声が 今年は ちょつと異様に聞こえる日が多いです。

やっと極寒の冬から 少し肌寒い位の夜になり
夜から 深夜 明け方までの 静かな部屋でのシャンソン三昧の暮らしを
満喫しています。
ここ三日間 楽しんでフランス語を繰り返しています。
暖かくなると 睡眠時間も ぐんと短くなり
私の体は 寒さに弱く 冬眠体質なんだわーと よく分かります。

体調と感性 モティベーションは 比例しますね。
意欲が湧き上がるのは 自然の環境によっても変化します。
昨晩は じっくりと エディットピアフの CD 100曲を
大きなイアホンして ひたすら聞きました。
20曲一枚 のを五枚 その中に コンサートホールのライブ録音が
かなりあり 1960年のオランピア劇場で 間違って やり直した
お客様に あやまるスピーチと そのあとの素晴らしい歌唱が
入っていて リアル感が たまらなく良かった・・・

ライブ録音は やはり 臨場感があり スタジオ録音より
声の音質も 深くて太くて気合いも素晴らしい。
本物のピアフを 聞けなかったことが
残念でたまりません。
私は 昔から 音楽をバックミュージックにすることが出来ません。
音楽を長く勉強しすぎたせいで
耳が 集中しすぎて 全神経が 音とり分析してしまい
街の喫茶店でも 流れる曲が 会話より 優先的に耳に入り込みます。

母は いつもいつもFMラジオでクラシック音楽を一日聞きながら
刺繍をし続けていましたけれど
現在の私は 音楽を聴きながらは 何もできません。
音楽が 肉体になってしまっているので
音が鳴らないところでしか 普通になれないみたいです。
音楽聞きながら 会話も お料理も出来ない 可愛そうな体質。
耳まで 音楽職人に なってしまったようです。

でも 音楽の力はすごくて 
クラシックでも シャンソンでも上手い演奏家なら
永遠に 聞いていられます。
しかも 眠くならずに 覚醒してきて 元気になれ疲れ知らず。
もう八時間以上 ピアフさんと共に深夜を過ごしてしまいました。
そろそろ ねましょーっと。でも 眠れるかなー 心身ともハイテンションです。
音楽は 私にとって癒しでなくて 活性です。

そうそう
初めて ジャックリーヌダノのCD聞いたときも フランスから
日本に帰国する 飛行機の中 七時間も 聞きながら 泣いていました。
ライブ録音で 私の肉体も心も ダノの魂に揺り動かされて
もう 全身が打ち震えたのです。いまだ ダノは私の神様です。
ライブに選るものは 無いのかもしれませんが
取敢えず 勉強として 今回はPiafの分析・・・暫く 励みます。
鳥が 騒ぎ出しました。
近所の公園の花達も 美しい 初夏なのに肌寒い五月。