私の日帰り散策

写真でつづる山歩き、ドライブなどの日誌です。
最近は ギャラリー巡りをしています。

八塔寺山 はっとうじやま 539m

2012-02-11 15:21:31 | 山歩き
 2月11日(土) 建国記念の日  天気:晴れ  室温:13.4℃  地図:上郡・上月

 きょうは 備前市の八塔寺山に登りました。 二等三角点:八塔寺山です。 本では 山と渓谷社の
『岡山県の山』45番で 紹介されています。 八塔寺ふるさと村周辺は 映画 「黒い雨」 や テレビ
ドラマ 「八ッ墓村」、「火垂の墓」のロケ地になったそうです。
 兵庫県では 簡単に登れる山が 無くなりましたが 岡山県で 簡単に登れそうな 二等三角点の山は
石堂丸山(未登)や 神ノ上山や 金甲山や 熊山などがあります。
 八塔寺山は 以前 登ったことがあり、簡単に登れると思ったので 地図を持たずに 登ったら 道を間
違え ショートコースで 降りてしまいました。 が、結果オーライ。
 8:12 出発。 太子町で国道2号線に出て 国道を西へ走り 相生を過ぎ 国道を25km走り
有年原で 右折して 上郡へ向かいます。 あゆみ橋を渡り 千種川を越え 上郡の駅前に出て 県道90号
線を さらに西へ走り 山伏峠を越え 岡山県に入ります。 八塔寺の標識を見て 右折して 坂を登ります。

 この道は 県道426号線なのでしょうか? ヘアピンカープもあり 道も狭く 登りで 走り難い・・。
路上に黒いタイヤ痕があることから 若者のサ-キットなのでしょうか? 高原の上は ”ふるさと村”
として 整備されていますが 閑散としています。 ふるさと館を過ぎ カーブを左に下った先に 車を
停めます。 9:23 駐車。 県道90号線から 5.1km、家から 46.2km、1時間10分。
 正面の 八塔寺山の斜面にある 高顕寺の白壁が 目を引きます。

 照鏡山八塔寺は 神亀五年(728) 聖武天皇の命を受けた弓削道鏡が 開いたと言われ その後
源頼朝の命を受けた梶原景時によって 七堂伽藍が 再建された。 永正14年(1517) 三石城主
浦上村宗と 置塩城主赤松義村による 「八塔寺合戦」 により 全山焼失。 高顕寺正面の山門は
唯一 焼け残ったそうです。 江戸時代に 池田綱政公が 再建したとき 建てた 三重塔も その後
焼失。 今でも 花崗岩の礎石が 4個 残っているそうです。 八塔寺の梵鐘は 町文化財?


 高顕寺と 八塔寺に お参りして 9:42 山に取り付きます。 八塔寺の左の竹林が 登山口。 下山時
ここに 降りて来るとは 夢にも思いませんでした。 登山道の脇には 石仏が並んでいるので 見ながら
歩きます。 ただし 4番の石仏だったか 谷の岩の所は 涸れた沢を 左に渡ります。

 道は はっきりしていています。 今朝は それほど寒いとは思いませんでしたが 日陰には
霜柱が・・。 霜柱を見るのは 久し振り。 バリバリ 音を立てて 歩くのは 気持ちがいい。
やや 急な登りになると 擬木の階段が・・。 階段は 段差があって 歩き難い。 


 10:06 展望台・東屋に登りました。 ここは 南から西にかけて 180度以上 見渡せます。
南には 白く光る瀬戸内海が 僅かに見えます。 西に 白い建物が見える所は 英田サーキット?
その後方の山は 一等三角点の妙見山でしょうか? 見える山は 特徴のない山ばかりで 目立
つ山がありません。 23番の石仏は 医王山薬王寺。

 ここまで登ると 道はなだらかになり すぐ先に 行者堂があります。 このお堂も 茅葺屋根
です。 南は絶壁状の岩で 昔は 行者の修験の場だったそうですが 今は 展望台で 南が
一望でき 南西方向に見える山が 熊山(二等三角点)でしょうか? 熊山の三角点は 変なとこ
ろに あるので 熊山に登る人は 多いが 三角点を踏む人は ほとんど居ないでしょう。

 行者堂の横を 山頂へ向かいます。 林の中を進むと 下りにかかる所に 三角点がありました。
周りの木が切られているので すぐ分かります。 二等三角点:八塔寺山 には 黄チップが埋め
込まれています。 山頂は 見晴らしはなく 僅かに 木の隙間から 西が見えるだけ・・。
 すぐ 降りようかと思いましたが 登山道の北が 明るかったので 行ってみると 木が切られ
北の山が 一望できます。

 北には 雪を被った山が並んでいますが 同定は難しい。 那岐山は 見えているでしょうか?
北の尾根道を100mほど歩いて 引き返します。 途中に 分岐がありましたが 何所へ行くの
か 分からないので 行者堂まで引き返し 行者堂の前を通り 東へ降ります。
 2,3分降りると 林道終点に降りました。 ここが 林道出合と勘違いして 右の細い道を
降りてしまいました。 日差しの方向から 南へ降りていることは 分かりましたが・・・。

 北の林道へ降りるつもりでしたが 北へ降りても 特に 見るものはないので・・。 雑木林の見
晴らしのない道は 何所へ降りるか 分かりませんが いい道だったので どんどん降りました。
で 降りた所は 登山口の竹林でした。 車の近くで よかった。 10:44 車に戻りました。
登りは 33分 下山は 25分ほど。 超ショートコースでした。 登山口に ゆっくり歩いて 20分
とありましたが 20分は 走らないと 無理・・・。

 皇屋敷跡を見るため 車を上に移動し 林道を歩いて行きます。 日吉神社の前から 池の方
へ進むと ネットがあり・・。 開け方が 分からないので ネットの下を潜り ほふく前進。
池には 氷が張っています。 やはり 今日は寒い。 池の上に 「皇屋敷跡」 があり 大きな石碑
があります。 そばに 碑文がありますが 読めないので・・。 本には 後鳥羽上皇が 隠岐に 配
流になった際の仮泊所の跡だそうです。  車に戻り ふるさと館へ行きました。 

 そばが 名物らしので カキフライそば を食べましたが あまり おいしくなかったし 1000円も
やや高いように思います。 11:38 帰路につきます。 3.5km下って 県道92号線に降りて
山伏峠を越え 兵庫県の入り 上郡駅前を通り あゆみ橋を渡り 国道2号線に出て 左折。
国道2号線を走って 12:54 帰着。

 本日の走行距離は 往路:46.2km ふるさと館まで:1.2km 復路:44.8kmで
計:92.2kmでした。
 。。。。。。。。。。。。。                          。。。。。。。。。。

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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2015-03-25 09:48:13
私は地元に住んでいますが登ったことがありません。読んでいる内に登って見たくなりました。この春に登って見ます。
返信する
八塔寺山 (YS11)
2015-03-25 10:34:12
こんにちは。
私は 最近山登りをしていませんので
詳しいことは 分かりませんが
登り始め 少し行ったところで 道が分かりにくく
なっていたところが あったと思います。
水の流れていない沢のようなところを 超えていく・・・。
1回目にいったときは 犬が案内してくれ 間違えずに登れましたが。
返信する

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