私の日帰り散策

写真でつづる山歩き、ドライブなどの日誌です。
最近は ギャラリー巡りをしています。

葛城山 かつらぎやま 479m

2012-02-08 16:21:12 | 山歩き

 2月 8日(水)  天気:晴れ  室温:11.8℃   地図:安志

 きょうは 姫路市林田町奥佐見にある 旧姫路市最高峰・葛城山に登ってきました。 二等三角点:不動
山です。 前回 (2003.12) 道が分からず 適当に登ったのですが 降りるとき 谷に道が あった
ので、それを 登ろうと 思ったのですが 道は 荒れて 分かり難くなっていました。 それにしても この
山の見晴らしの悪いこと・・。 『兵庫の山めぐり』のTAJIさんも 同じルートで 登られています。
 山から降りて 近くの ”ゆたりん”で 昼食、温泉で 汗を流しました。 というか 温泉に入るついでに
山へ登ったのです。
 9:17 出発。 朝 遅く起きて 天気が良かったので 行くことにしたので 出発が遅くなりました。 
太子町を通り 県道423号線を北へ走り 太市駅の前を通り 石倉で国道29号線に出て 北上。


 林田の信号で 右折して 奥佐見へ向かいます。 集落の細い道を抜け 水の涸れた池の傍から 林道を
北へ進みます。 葛城下池を過ぎた先が かつらぎ自然学校です。 脇の空き地に 9:53 駐車。 ここまで
19.5km。 建物の中で 男の人が 掃除しています。 聞くと 持主に頼んで 使わせてもらおうと思って
掃除しているのだそうです。 建物外観は 古そうですが 部屋の中は 意外と きれいで まだ 使えそうです。



 10:00 スタート。 橋を渡って 林を抜け 破線の林道を進むと 林道分岐があり 下山時は 右の
林道から降りてきました。 10:08 峠に出ました。 ここまで 等高線4本登るので 結構な登りです。
道は 西へ下っているので 山田へ降りられるのでしょか? 前回 ここは 背より高いササのヤブでし
たが ササは枯れたのか ヤブではなく 右の道は すぐ分かりました。 山の斜面の道は 荒れています。
 すっごいガレ場もあり・・。 古いテープもありますが 歩く人が いるのでしょうか?



 左の斜面から 岩が崩れ 岩塊流のようになっています。 谷の沢を右に見ながら 左の斜面を 歩
いていましたが いつの間にか 右を歩き・・。 炭焼き窯の跡や 石垣のようなものも見られ 昔は
人の手が入っていたようです。 道が分からなくなるなると 歩ける所を 適当に歩きます。



 TAJIさんのページにもありましたが 1ヵ所 「葛城山→」の道標がありましたが なぜ?
長滑らの岩を歩くときは 滑りそうで 気持ちが悪かったが 下山時には ここは 通りませんでした。
道は 荒れていて 分かり難いものの 倒木もなく 急な登りもなく 難儀することはありません。


 谷を離れ 右の尾根に取り付くと 広い平坦地がありました。 不思議な空間です。 後で TAJI
さんのページを見ると 南出寺跡があったらしい。 知っていれば 瓦の破片でも 探すのだった・・。
しかし 南出寺で 検索しても 何も出てきません。 やまあそさん ご存知ないですか?
 勉強不足でした。 『播磨 山の地名を歩く』 に 載っていました。 天平十年(738) 行基菩薩の
高弟澄光上人の建立と伝える 「不動山飯出寺」 があったところと 言われているそうです。
 また 山の名は 林田藩家老が 紀伊和歌山の出身であったことから 葛城から 里人を招き 居住
させたことから という説もある? 葛が 生い茂る原野だったから?



 急な雑木の尾根を登ると 山頂でした。 南から登りました。 11:12 登頂。 三角点があるだけ
で 何もありません。 超マイナーな山です。 見晴らしも無いし・・。 赤い火の用心の札は 何?
 二等三角点:不動山 478.6m には 黄チップが埋め込まれています。 すぐ 降りようかと思いま
したが 前回登った 西の尾根を歩いて見ることにして 西へ降りました。 なだらかな尾根道ですが
前回 登った所は 分かりません。 雑木の小枝に 顔を引っ掻かれながら 尾根が 下りになる所から
引き返します。 雑木が密集していて 途中で 降りることができず 山頂まで 戻りました。



 山頂から西へ延びる尾根は 旧姫路市と 安富町との境界だったので 赤杭があり 迷うことなく
歩くことができます。 11:48 山頂へ戻り 登ってきた 南へ降ります。



 登った道?を降りたと思うのですが 登ったときと 景色が違うような・・。 どこでも歩けるので・・。
登るときとは 炭焼き窯跡もあり 沢を渡るところでは 鹿の頭蓋骨を発見し・・。 フンは 多く見ま
したが 鹿が食べるようなものは 無いと思うのですが・・。



 大岩の間を歩きましたが この岩が 本にある ”むかし 酒が湧き出ていたと 「林田郷土史」に記
されている” 岩でしょうか? すこし上にも 大きな岩壁がありましたが・・。 また 本には 『播磨鏡』に 
「まれに来て まれなることは はりまなる かつらぎ山の 飯出寺の岩」 と 人丸の歌を載せ・・・とあ
るので むかしは 有名な名勝地だったのでしょうか? 今は 見る影もなく・・・。



 下山時も 道なりに歩いていたと 思うのですが いつの間にか道を外れ・・。 岩塊流や シダの茂る
ところを歩き 一苦労。 谷の西を登ったのに 谷の東を降りたようです。 地図にある砂防ダム(分
かり難い)の横を通り 林道を歩き 登った林道に合流し 車に戻りました。 12:51 下山完了。
本日の行程は 10:00~12:51で 約3時間でした。 私には これくらいが ちょうどいい。



 掃除をしてた人は 昼食に帰った? 葛城上池?の土手に上がり 北の山を撮ったのですが 葛城
山は 奥に控えているので ここからは 見えないようです。 奥佐見は 北の葛城山から 南のゆたり
んの近くまで 南北に細長い村ですが 葛城山を見ることはできない? TAJIさんも 西の山田から
撮っておられ 本の写真も 西の中山下より望む となっています。



 13:03 帰路につきます。 細い林道を慎重に下り 奥佐見の集落を抜け 南にある林田交流セン
ターゆたりんへ行きます。 まず ご飯を食べて 温泉(600円)に浸かりました。 折角 平日に来た
のに 人が多く 温泉に10人くらい入っていました。 おやじばかり・・。 暇な人が 多い・・。
14:36 帰路につきます。 南へ廻って 林田の信号で 国道29号線を横切り 県道435号線で
林田の街を抜け 林田川に沿って 南へ走り 永久橋を渡り 太子町を抜けて 帰りました。



15:30 帰着。 本日の走行距離は 往路:19.5km 復路:19.2kmで 計:38.7km。 
 。。。。。。。。。。。                         。。。。。。。。。。。


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2 コメント

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Unknown (やまあそ)
2012-02-11 19:32:35
兵庫県の遺跡資料にも載ってませんねえ・・・。
返信する
葛城山 (YS1)
2012-02-11 19:43:14
こんばんは。
南出寺が 載っていないのは なんで?

やまあそさんは 葛城山は 未登ですね。
もし 調査に行かれるなら お供します。
きびだんごを用意してください。
返信する

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