6月29日(日) 天気:曇り のち 一時 雨 室温:29.3℃
きょうは 日曜日なので 家で ゆっくり テレビを見ていました。 「NHK杯囲碁トー
ナメント」が終わり チャンネルを回すと BS4日テレで ”マイセン ~三百年の時間旅行
欧州の名陶 ” ~欧州の名陶に秘められた歴史ミステリー~ という番組が 放送されました。
マイセンの300年の歴史が 紹介される面白い番組でした。 ただ CMは 挟まれるもの
の 2時間番組なので 細かいことまで 記憶することはできません。 番組で 紹介されたマ
イセンや 有田焼・柿右衛門の名品が 紹介できれば・・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/6c/9015061f1970db33003d8d0d1ed934b7.jpg)
大まかな話の内容は ドイツのアウグスト2世が 景徳鎮や 有田焼の白磁に憧れ 囚人
ベトガーに 白磁を 開発させる。 白磁だけでは 面白くないので 次に 色付けの顔料を
ヘロルトに 開発させ 赤や青を作り ケンドラーに 動物の像を 作らせる・・・。
いまでも 600人の職工が 昔の型を使い 300年前と 同じものを 作ることができる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/df/1233738acc3bf9df189ae5917102f17a.jpg)
話は 京都花鳥館から始まります。 ここには マイセンの至宝のコレクションがあります。
なかでも 一対の鳥飾りスノーボール蓋付壺(1880年頃) は 世界に二つとない名品。
理事長の安城欽寿さんと フォトジャーナリストの南川三治郎さんと 女優の山本陽子が 懇談。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/8a/bcdb5d6db57755a8e0e9e240862edfa3.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/d2/f1c2f39f949826358da07c81e2b13931.jpg)
話は ドイツに飛び マイセンにある 国立マイセン磁器製作所での 現在のマイセンの制作
工程が紹介されます。 600人の職人が 手作りで制作。 スノーボールは 小さい花のパーツ
など 8000ものパーツを貼り付け、塗りつけ 完成させます。 値段は 約2000万円。
これが マイセンの究極のの作品です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/0c/f32d2d69a7b96b9cdaf7399e7be1a09c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/30/eeae852467ec3bf0c4533da814205836.jpg)
ヨハン・ベトガーは あちこちで 土を探し ザイリッツ鉱山で カオリンを 発見。
これを 焼くと 透き通るような 白磁になる・・。 アウグスト王は この白磁で 莫大な財
を築く・・・。 ベトガーに 青色を作るよう命じるが ベトガーには 全く知識がない。
ベトガーは 酒に 溺れ 1711年 37歳で 息を引き取る・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/02/e588f79fa3b5e9004c3fd78a63f13259.jpg)
磁器製作所のレストランでは マイセンの器で 料理を食べることができます。 マイセン
時の旅コース 45ユーロ。 スープや デザートなどの料理は 省略・・・。 下のブルーオ
ニオンは ヘロルトが 開発した”青”です。 一番上の写真のデザート・ケーキの皿。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/3f/9d3c3dffd451b6690d6dcfa05dd01ec3.jpg)
白磁の次なる 王の欲望を叶えたのは グレゴリウス・ヘロルト。 ヘロルトは 柿右衛門の
特徴である 鮮やかな赤を 作り出すことに 成功。 高温で 焼くと 化学変化で 鮮やかな赤
になる。 これにより モダンで スタイリッシュなマイセンのアクセサリーなどが 作りだされ
た。 マイセンは 更なる進化を遂げ 東洋から脱却。 貴族の好む 明るいロココ調の
絵柄を描くようになる。 これが マイセンの主流になる・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/88/6c0c5166d19f7b71a3d9c41835a157de.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/e2/67f0968a6750f070179ceac657c3837f.jpg)
紹介された有田焼・柿右衛門は アウグスト王が 収集したものかと 思いますが 1600年代の
柿右衛門は 透き通るような白ではなく 少し濁っていますが 初期のころは 土を地表から採っ
たので 土が風化していて 不純物もあり 精製も 丁寧ではなかったので きれいな白磁ではな
い。 マイセン市と有田市は 姉妹都市?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/9d/94548c4b2786091f7b8cb99652af5ec4.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/db/800f6f82501d6098aa09bdc435cea6f1.jpg)
下の三つの壺に描かれた A、O、S の三文字は アイセン、オリーブ、ソイソースの略ですが
偶然にも ケープタウン経由で 有田焼をヨーロッパへ運んでいた 東インド会社の略でもある
のだそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/cb/c88945387cc5b44f86a3845679cc243c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/42/27ed6422b9a9c02c3d2bb2bdc959f03a.jpg)
アウグスト王の次なる欲望は 野生の動物を作ること。 ケンドラーは 動物をパーツに分け
パーツの型を作り パーツを合わせ 動物の形を作ります。 サギのような鳥の場合 長く曲
がった首のような複雑な形状は 焼くと 16%縮むので 作るのが 非常に難しい。 型は 今も
残されているので 今でも 同じものを 作ることができます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/a6/70364f8ebe19ab2f0793f3fbe1a001ca.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/e9/76f0bac7bff3b51b11a687138bad866b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/5e/bf6790a12fe1c702c676b8032876573f.jpg)
では 最後に 200年の時を経て 2000年に 完成した マイセンのパイプ
オルガンの 優美な音色を 音色を お楽しみください。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/09/220b10c3a157d4edf737dd35bff5459b.jpg)
。。。。。
。。
。。。。。。
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きょうは 日曜日なので 家で ゆっくり テレビを見ていました。 「NHK杯囲碁トー
ナメント」が終わり チャンネルを回すと BS4日テレで ”マイセン ~三百年の時間旅行
欧州の名陶 ” ~欧州の名陶に秘められた歴史ミステリー~ という番組が 放送されました。
マイセンの300年の歴史が 紹介される面白い番組でした。 ただ CMは 挟まれるもの
の 2時間番組なので 細かいことまで 記憶することはできません。 番組で 紹介されたマ
イセンや 有田焼・柿右衛門の名品が 紹介できれば・・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/03/69d696f61fa0bb36837b6151ed5a7e65.jpg)
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大まかな話の内容は ドイツのアウグスト2世が 景徳鎮や 有田焼の白磁に憧れ 囚人
ベトガーに 白磁を 開発させる。 白磁だけでは 面白くないので 次に 色付けの顔料を
ヘロルトに 開発させ 赤や青を作り ケンドラーに 動物の像を 作らせる・・・。
いまでも 600人の職工が 昔の型を使い 300年前と 同じものを 作ることができる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/a8/135bff63fbfb5422a845435e00714e32.jpg)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/df/1233738acc3bf9df189ae5917102f17a.jpg)
話は 京都花鳥館から始まります。 ここには マイセンの至宝のコレクションがあります。
なかでも 一対の鳥飾りスノーボール蓋付壺(1880年頃) は 世界に二つとない名品。
理事長の安城欽寿さんと フォトジャーナリストの南川三治郎さんと 女優の山本陽子が 懇談。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/1f/4220677ea8daefd844de6c40be8a0171.jpg)
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話は ドイツに飛び マイセンにある 国立マイセン磁器製作所での 現在のマイセンの制作
工程が紹介されます。 600人の職人が 手作りで制作。 スノーボールは 小さい花のパーツ
など 8000ものパーツを貼り付け、塗りつけ 完成させます。 値段は 約2000万円。
これが マイセンの究極のの作品です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/fc/95cf84f586eee3b164219718a3178ad9.jpg)
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ヨハン・ベトガーは あちこちで 土を探し ザイリッツ鉱山で カオリンを 発見。
これを 焼くと 透き通るような 白磁になる・・。 アウグスト王は この白磁で 莫大な財
を築く・・・。 ベトガーに 青色を作るよう命じるが ベトガーには 全く知識がない。
ベトガーは 酒に 溺れ 1711年 37歳で 息を引き取る・・。
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磁器製作所のレストランでは マイセンの器で 料理を食べることができます。 マイセン
時の旅コース 45ユーロ。 スープや デザートなどの料理は 省略・・・。 下のブルーオ
ニオンは ヘロルトが 開発した”青”です。 一番上の写真のデザート・ケーキの皿。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/d2/9423e940c5a2ac3edb7214a3d9ec5424.jpg)
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白磁の次なる 王の欲望を叶えたのは グレゴリウス・ヘロルト。 ヘロルトは 柿右衛門の
特徴である 鮮やかな赤を 作り出すことに 成功。 高温で 焼くと 化学変化で 鮮やかな赤
になる。 これにより モダンで スタイリッシュなマイセンのアクセサリーなどが 作りだされ
た。 マイセンは 更なる進化を遂げ 東洋から脱却。 貴族の好む 明るいロココ調の
絵柄を描くようになる。 これが マイセンの主流になる・・・。
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紹介された有田焼・柿右衛門は アウグスト王が 収集したものかと 思いますが 1600年代の
柿右衛門は 透き通るような白ではなく 少し濁っていますが 初期のころは 土を地表から採っ
たので 土が風化していて 不純物もあり 精製も 丁寧ではなかったので きれいな白磁ではな
い。 マイセン市と有田市は 姉妹都市?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/2e/721356dcbc1c98483a033e0322b148ae.jpg)
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下の三つの壺に描かれた A、O、S の三文字は アイセン、オリーブ、ソイソースの略ですが
偶然にも ケープタウン経由で 有田焼をヨーロッパへ運んでいた 東インド会社の略でもある
のだそうです。
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アウグスト王の次なる欲望は 野生の動物を作ること。 ケンドラーは 動物をパーツに分け
パーツの型を作り パーツを合わせ 動物の形を作ります。 サギのような鳥の場合 長く曲
がった首のような複雑な形状は 焼くと 16%縮むので 作るのが 非常に難しい。 型は 今も
残されているので 今でも 同じものを 作ることができます。
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では 最後に 200年の時を経て 2000年に 完成した マイセンのパイプ
オルガンの 優美な音色を 音色を お楽しみください。
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