揖保川図書館で アキノイサムの世界

　３月　８日（火）　　　天気：晴れ 時々 曇り　　　室温：２３．８℃

　きょうは　たつの市正条の揖保川図書館へ　”アキノイサムの世界展”　を見に行きました。
２月１７日の新聞に　絵本画家・故アキノさんの原画展が　佐用の図書館で 開かれると 載っ
ていました。　佐用は 遠いなと 思いましたが　３月５日から 揖保川図書館でも 行われる と
あったので　貯金してありました。 　 　晩年を 上郡町で過ごした 画家・アキノイサムさん
（１９３５～２０１１） の原画展です。

　アキノイサム（秋野亥左牟）は　日本画の巨匠・秋野不矩の二男として 京都に生まれ　イ
ンド・ネパール・ヨーロッパなど　世界各地に滞在し　数々の絵本の原画を 手掛ける。 作品
に　『たこなんかじゃないよ』、『おれは歌だ おれはここを歩く』、『サシバ舞う空』、
『プンクマインチャ』、『はまうり』　などがある。

　沖縄で 素潜りをしながら　手掛けた絵本 「たこなんかじゃないよ」 の原画１７点をはじめ
美しい命とのつながりを描いた 画家の軌跡をたどる。　「全ての命は つながっていて　人間
も 自然の一部にすぎない」 と考えていたイサムの世界。　妻で 絵本作家の和子さんとともに
活動創作を続けた。　　原画・ろうけつ染のほか 愛用した絵筆、デッサン、資料などを 展示。

　ここは　みんなの　うみのなか　おおきなさんごの　あなふかく　たこが　ひるねをしています
　たこは　ゆっくり　めをさまし　あなのうえへと　まいあがる
　「なみも　しずかで　よいてんき　おひるの　さんぽに　でかけましょう」

　たこは　さんぽに　でかけます　にじいろさかなが　およいでくるぞ
　たこは　さんごに　くっついて　「わたしは　さんご　わたしは　さんご
　たこなんかじゃないよ」　さかなが　さんごに　ちかづくと・・・

１９５８年　東京芸大 入学、１９６２年　同 中退、インドへ、１９６８年　絵本「ブンクマインチャ」
　出版、１９７８年　八重山諸島小浜島へ住む、１９９５年　絵本 「たこなんかじゃないよ」 出版、
２００６年　上郡町に住む、　２０１１年　７６歳で没。




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