山上俊夫・日本と世界あちこち

大阪・日本・世界をきままに横断、食べもの・教育・文化・政治・歴史をふらふら渡りあるく・・・

畑田重夫さんの講演を聞く

2016年10月08日 22時58分42秒 | Weblog
今日、旭区民センターで畑田重夫さんの講演を聞いた。93歳の今も元気、背筋はピンとし、80分ほど立ったまま、大きな歯切れのよい声だった。旭区平和の会主催だ。
カバンからつぎつぎと資料をとりだし話をすすめる。洋書もあれば、新聞切り抜きもある。庶民の投書も切り抜いてずらり貼ってある。しかも赤線まで引いてある。毎日の調査研究の姿勢がうかがえた。
死ぬまで、平和・民主主義・社会進歩のためにたたかうとの力強い声にはげまされた。背筋が伸びたように思う。
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稲田防衛大臣、菅官房長官白紙領収書満載

2016年10月06日 23時46分46秒 | Weblog
今日(2016・10・6)の国会で、共産党・小池晃議員が、稲田朋美放映大臣、菅義偉官房長官が政治資金パーティーの領収証で白紙のものに金額を自分で書いたものを政治資金収支報告書に二百数十枚も使っていたことを追求した。
金額を自分で後で書くのは領収証の体裁をなさない。あれこれと言い訳をしていたが、話にならない。自民党では常識的なことでみんながやっているといっていたが、とんでもない。領収書で一番肝心なのは金額の欄だ。自分で書いた領収証は領収証とはみなされない。富山市の自民党が政務活動費不正で崩壊状態だが、自民党全体がそうだ。自民の一番の応援団、維新は詐欺集団的な状況だし。
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維新・池田市議が詐欺で逮捕

2016年10月06日 00時09分40秒 | Weblog
維新・池田市議の羽田達也(37)が詐欺容疑で2016・10・6逮捕された。羽田容疑者は、自身が経営する摂津市内の整骨院で虚偽の書類をつくって療養費を詐取した。
維新の公募による議員や区長や校長にはいかがわしい人物が山盛りだ。すでにいやというほど見てきた。それでも選挙になると、どんないかがわしい悪人でも維新という看板だけで当選する。維新の看板だけで投票行動をする人の責任も問われる。
犯罪容疑者(今の段階では否認しているようだが)を推薦する維新の責任は大きい。とにかくこんなことが続いているのだから維新に見切りをつけるべきではないか。
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畑田重夫さんのニンニク健康法に挑戦

2016年10月03日 12時53分52秒 | Weblog
1週間ほど前にオブラートを買ってきてニンニク健康法を始めた。ニンニクをすりおろしてオブラートに包んで水で飲むのだ。だが、ニンニクひとかけ丸ごと飲んだために胃に負担が来た。
そこでニンニク健康法を教わった畑田重夫『畑田重夫の卒寿の健康力』(本の泉社、2013)をもう一度読んだ。すると小指の先ほどの量を毎食後飲むのだそうな。わたしは朝食後、それも時間がたって忘れた後で、ひとかけ分飲んだので、胃に少しの痛みと負担を感じた。生ニンニクは効き目が強い。
明日からはちょびっとだけ、朝夕に飲むことにしようか。いつまで続くかわからないが。いまのところ、ニンニク臭くはないのでいいなと思っている。
畑田重夫さんは国際政治学者で、民主運動のリーダーでもある。93歳で全国での講演に引っ張りだこだ。若い時は病弱で、名古屋大学の助教授も38歳でリタイアしたくらいだったとか。その後、ニンニク健康法で50年風邪もひかない。
あらためて読み返して、畑田さんを名古屋大学に呼ぶきっかけを作ったのが日本国憲法起草に多大な影響をあたえた鈴木安蔵先生だと知った。畑田さんが雑誌『改造』に書いた論文に鈴木安蔵さんが注目し、名古屋大学法学部長戸澤鐵彦氏にとりついだ。畑田さんは旧制八高(のちの名古屋大学)の出身ということもあり話はまとまった。1950年だと推測される。
実は、鈴木安蔵さんはこのとき教職についていなかった。無職だ。鈴木さんは憲法研究会の中心として戦後すぐに大きな仕事をした。日本国憲法のいしづえを作ったのだから、戦後日本の骨格をつくったといって差し支えない。安倍晋三・稲田朋美という人たちは、日本国憲法をさげすんでいるが、世界の最先端の憲法づくりをしたのだ。
鈴木さんは名古屋大学から招聘されていたにもかかわらず、これを断って蟄居していた。なぜか。それは自らの戦争責任を厳しく問うていたからだ。鈴木さんは、治安維持法違反事件の第1号として、京都学連事件に連座して逮捕投獄された人だ。そのひとがアジア太平洋戦争中、戦争を賛美する本をいくつも書いた。生活のために。優秀な人だからさまざまな誘いがあっただろう。天皇制権力の弾圧被害者でありながら、のちに戦争協力をした。
そのことを鈴木さんは恥じた。憲法草案作りに活躍した後、官職への誘いがあったが、すべて断った。自主的に公職追放をしたのだ。鈴木さんが静岡大学で教職に就いたのは、公職追放が解除された後のことだった。
畑田さんと鈴木安蔵さんの出会いが本に書かれていたので少しふれた。


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非正規労働者を職人といって美化するテレビ

2016年10月01日 23時18分58秒 | Weblog
最近、さまざまな労働現場、商品生産の現場を紹介する番組が多い。これはいいことだ。だが、ひとつ気にかかっていたことがあった。それは働く労働者を職人だということだ。
今日の番組では、ほごろもフーズでシーチキンの缶詰をつくる労働を紹介していた。それは興味深いものだった。女性労働者20人近くが、ベルトコンベアの両側にならんで、蒸したキハダマグロの血合いだけでなく、臭みを伴う肉をきれいに取り除く手際のいい作業をしていた。テレビは盛んに職人さんといっていた。だが彼女らは決して職人ではない。労働者だ。しかも非正規に違いない。
職人は、熟練した技術で手作業でものを作り出すことを職業にする人のことだが、厳密には自営業者であることが条件だろう。工芸品を作る人、大工、左官、指物大工、瓦職人、家具職人、蒔絵職人、鍛冶屋など。
みごとな手仕事をする労働者の仕事を職人技というのは正しい。しかし労働者を独立した職人というのは正しくない。
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稲田朋美防衛大臣、核保有発言撤回せず

2016年10月01日 17時39分48秒 | Weblog
 30日の衆院予算委員会で、民進党辻元清美議院が稲田朋美防衛大臣の核保有発言の撤回を求めたが最後まで撤回しなかった。
 稲田防衛大臣は、『正論』で「長期的には、日本も核保有を国家戦略として検討すべきではないか」と発言していた。辻元氏はその撤回を求めたのだが、「今、日本が核保有すべきではないと思う」と答弁した。辻元氏は「今、すべきではないというから問題になるのだ」と再三撤回を求めたが、「非核3原則を堅持し、核のない世界へ」と一般論を述べるだけで、あくまで持論の撤回には応じなかった。今は持たないが、長期的には持つべきだというのは、日本の国是に反する。これだけで、大臣の地位にとどまることはできない。辞任すべきだ。
辻本氏は、8月15日の政府主催の戦没者追悼式に防衛大臣が出席しなかったのはあなたが初めてだと追及した。8月15日に稲田氏が日本にいると必ず靖国参拝をするので、外交上の摩擦を防止するために、直前に持ち回り閣議でジプチ視察を決定した。稲田氏は悔しさがこみあげたのか、明らかに泣いていた。それほど靖国参拝がしたいのならば、特別公務員を辞職すべきだ。
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