安倍首相によって、ふつう考えられないような野党攻撃がやられた。ふつうは横綱相撲をするものだ。ところがなりふり構わぬ見苦しい攻撃に終始した。野党共闘を徹底して攻撃した。そのことばがテレビを通じて連続して流された。その影響は相当なものだ。
だが、結果的には、安倍自公によって攻め込まれた部分はあるにしても、攻め込んだ効果は大きかった。
特に私が注目したのは、共同通信の出口調査の結果だ。32の1人区で、自民党支持層の88%は自民候補に投票したが、公明支持層は自民候補に71%、野党統一候補に23%投票した。公明党支持の創価学会は縛りがことのほかきつく、指示に従わないことはあまり考えられない。ところが71対23だった。憲法問題、安保法制問題が、思ったよりも公明支持層に考える材料となったのだろう。安倍政権に独裁的権限を与えない方がよいと考えたのだろう。
支持政党なし層では、野党統一候補56%、自民候補38%だった。北海道5区の衆院補欠選挙よりは、野党候補への投票率はへったが、自民候補とは20%ほどの差をつけた。
以上の2点から、与党統一の参院選に大きい意義と可能性を見ることができた。
だが、結果的には、安倍自公によって攻め込まれた部分はあるにしても、攻め込んだ効果は大きかった。
特に私が注目したのは、共同通信の出口調査の結果だ。32の1人区で、自民党支持層の88%は自民候補に投票したが、公明支持層は自民候補に71%、野党統一候補に23%投票した。公明党支持の創価学会は縛りがことのほかきつく、指示に従わないことはあまり考えられない。ところが71対23だった。憲法問題、安保法制問題が、思ったよりも公明支持層に考える材料となったのだろう。安倍政権に独裁的権限を与えない方がよいと考えたのだろう。
支持政党なし層では、野党統一候補56%、自民候補38%だった。北海道5区の衆院補欠選挙よりは、野党候補への投票率はへったが、自民候補とは20%ほどの差をつけた。
以上の2点から、与党統一の参院選に大きい意義と可能性を見ることができた。