この2・3日、やけに風が強くて困ったものですわ。
倉庫の出入り口の引き戸を開けると、ジャリジャリジャリジャリ・・・ 風で運ばれてきた大量の砂が下框に溜まり、その上を戸車が行き来する音は極めて不快です。一体どこからこれだけの砂が飛んで来るのだろう?と、半ば感心しながら眺めてみるものの、こうしていてもはじまらないので箒と塵取りを持ってサササーっ そこにまた風が吹きつけて集めた砂は見事元の場所へ。ありゃま、ではもう一回・・・そしてまたもや風が吹いて・・・
そんなことを何度も繰り返していると、物心ついたときから「ホトケのマイタ」と呼ばれている私でも流石に堪忍袋の緒が切れるのですよ。プッツーーーン、とかブッチーーーンとかっていう次元ではなく、「お前はもう死んでいる」と口走ってしまうほどに。
砂や風に向かってそんなセリフを言っているところを 万が一にも誰かに聞かれたらイカレたオヤジの称号を頂戴することになるので、ここは落ち着いて水で洗い流すことにしました。
どれ、ホース ホース っと、そういえば昔「ホースの白い馬」って物語があったな… あれ?「スーホの白い馬」だったっけ?どんな話だったか思い出せない・・・ 目の前にある水道の蛇口に手を伸ばす僅か0.5秒の間にこれだけ考えられるのは、普段のアハ体験の賜物ですな。などと思いながら栓を捻って ちょろちょろちょろ・・・・・・・
簡単には流れてくれないので、ブラシを使って描き出します。フン、濡れてしまえば風が吹いても舞い上がれまいて。でも結構な手間ですなぁ。(ーー;)
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ふーっ 随分時間がかかりましたがようやく綺麗になりましたわ。これで気分良く倉庫から出入りできます。
よかったよかった・・・
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というのが昨日のこと。今朝起きて倉庫の引き戸を開けると…
ジャリジャリジャリジャリ・・・
風で運ばれてきた大量の砂が下框に溜まり、その上を戸車が行き来する音は、本当に不快なのです。(T_T)
「スーホの……」は、教科書に以前ありましたが、最近なくなったようです。(教科書会社にもよりますが)
貧しいスーホが白い馬の子どもを拾ってきて育て、競馬で優勝!
しかし殿様は、褒美の話も反故にして白い馬を横取り。
白い馬は、矢を背中に受けながらもスーホの許に逃げ帰ってきますが、命を落とします。
嘆き悲しんだスーホの夢枕に、白馬が出てきて「馬頭琴」の作り方を教える……という感動的なお話です。
来年度、また新しい教科書に改訂されますが、この話は復活してほしいですね。
この話はモンゴルの昔話ですが、マイタさんの店先に飛んできた砂も黄砂かもしれませんね。
だとしたら、あながち「スーホの……」と無関係でもないかも……。
来年度から教科書の内容が濃くなるようですが、
子供たちの学力の格差が広がらないようにするのは大変な仕事ですね。
つい先ほど 窓の桟に堆積した砂を取り除いたところです。
怠け者の私には、掃除をするきっかけが出来ていいことなのかも知れませんわ。