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でも、毎日雪の話題では面白くないので、本日はちょいとお堅い話を・・・
学校適正配置ってご存知ですか?私には耳慣れない言葉だったんですが、その説明会があるってことで何はともあれ参加してきました。
「地域と行政が協働して、出来るだけ公平で良好な教育環境を確保していく。」・・・等々、基本的なスタンスとして何項目かありまして、早い話が「一つの学校に丁度いい生徒数を確保する(のが良いのではないか)」と、生徒数が足りないところは増やし、多過ぎるところは減らすことで教育環境を整えてはいかがでしょう?的な行政側からの提案のようです。そして、その丁度いい生徒数(適正規模)として新潟市が考えているのが小学校12~24学級(1学年当たり2~4クラス)、中学校9~18学級(1学年当たり3~6クラス)とのこと。これより小さい学級数の学校を「小規模校」、大きい学級数の学校を「大規模校」と呼ぶそうです。
『小さすぎず、大きすぎず、ある程度の人数がいて、競い合い互いに成長でき、子供たちも先生も互いに顔が分かるくらいの規模が望ましいと考えます。』(説明資料より)
説明会当日は、近隣の大規模中学校と小規模小学校というそれぞれ正反対の悩みを抱えている学校がメインテーマになってまして、当事者である保護者の方や子供の教育に関心の高い方が質問や意見を述べておられました。私は小中学校とも当時としては人数的に満たされた環境で育ったので、正直なところ小規模校・大規模校のデメリットを聞いてもピンとこない部分があります。かといってメリットを感じるかと聞かれても「う~ん、どうでしょう?」くらいなものでして、真剣に考えてはいてもその状況に直面しないと分からないこともありますから、断定的なことは言えないのですよ。世代が変われば価値観も変わる、私が良いと思っても子供たちにとって良いとは限らないかも知れない。もっと言えば、我が家の教育方針がお隣のお宅に当てはまるとも言えないわけですから、大勢の子供たちが関わることを僅かな人数で話し合っても公正な結果には繋がらないような気がするのです。かと言って全員の意見を聞いていたらまとまらないでしょうけども。
一説には市内の小学校の4割、もしくはそれ以上が小規模校とのことで、今後もそのような学校が増加すると思われます。少子化対策や都市計画、その他諸々の政策と複合的に考えて、子供が増える地域にするには…をみんなで考えるのが一番だと思うのですがねぇ。
もちろん傍観者になるつもりはありませんから、言うからにはそれなりの働きをしていきますよ。
かっこつけ資本主義なら、やめちまえ。
貧乏人は麦を食えといった大臣に賛成です。
教育を効率主義に置き換えたら、国は滅ぶ。
ちなみにラーメンの国中国は、一人っ子策緩和したそうです。
ちなみに前段の話は、本日私立幼稚園にお邪魔しての世間話でもあります。
「俺が子供のころは・・・」が、とっくに通用しなくなった時代です。
行政と学校の先生と保護者が密に連携していかないと
地域間格差は広がる一方・・・田舎は何処も限界集落予備軍です。
田舎の長所を子供たちに伝えるのも大事なことだと思います。
そのためにも「魅力ある田舎」でありたいですね。
それはどの世界でも同じこと。
デコボコしてるから、ならしちゃいましょう、とは簡単にはいきませんよね。
うちの小学校は全学年2クラスという、小規模校に属する田舎の学校です。近隣は5~6クラスの大規模校もあり、今試験的に学区外からの入学も認められているのですが、あまり進んでいませんね。
同じ地域に住んでいるのに、違う学校というのもなじまないようですし、登校手段も親の送り迎えとなると、土台無理な話で……。
行政に振り回されるのは、困ります。
もっと根本的なところからメスを入れていかないと、混乱するだけだと思います。
子どもの目線で、もっと考えて欲しいものです。
いろんな方法を検討し、試みていく必要があるのでしょうね。
どうするのが一番良いのかも見る角度によって違うのでしょうから、
まずはそれぞれが望んでいることを、感情論を通り越して
より具体的に話し合うべきだと思います。
小規模の目安は何?・・・・・・バングラディシュか、極東ロシアか。
しかし。
朝日新聞山ほど読んで、自分の意見をガチッとつくり、かつ柔軟性を持って、かつ心に秘めて、論を展開していかないと、違うなあと感じつつも、ふむふむ微笑んでの対応はできないでしょう。
かんどころを会得している人たちで、目合わせしながら飲みたいですね。
成人式は、ズバリ将来の目合わせです。
日ごろ、そちらには、たびたびお世話になっていますが。
そういえば、朝青竜が引退です。
われわれは、そろそろ露払いの役目から、木村不正の助になる世代ですから、にらみを利かせてジャッジしたいものです。