13日付の地元新聞より。
座学から実習へ…ということですね?すばらしい~。
「香りに注目すると違いが分かった。」とのコメントはごもっともで、有名なところでは「かき氷」のシロップはイチゴ・メロン・レモンなどいろんな種類があっても、実はすべて同じ味だと味覚センサーが結果を出したことから考えられるように、それぞれの味を識別するときの要素として「香り」の存在は大きいのですよ。つまり「味」を楽しむには「香り」は不可欠、それが合わさったのが「風味」ですな。
若い学生さんたちにとってこれは入り口、学んだことを活かすにはなによりも経験を積むことですから、舐める程度でもいいので時々日本酒を味わうことをお勧めします。「習うより慣れろ」とはよく言ったものだと実体験からしみじみ感じてますのでね。もちろんお酒が苦手なかたは無理に飲む必要はありませんし、周囲も強要してはいけません。
そうしていくうちに、一緒に飲む人、飲み方、お料理、環境、酒器など、お酒の味わいに作用するたくさんのことに興味が湧くと思います。
せっかくですから、こういうものにも関心を持ってもらえると嬉しいですね。
かなりシンプルな燗銅壺(かんどうこ)、風情がありますねぇ。
では、本日も日本酒で乾杯!
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