「金鶴の麹」と醤油をいっしょにタッパーに入れ、1日1回軽くかき混ぜるだけで出来るスペシャルな調味料「醤油麹(しょうゆこうじ)」。
以前も当ブログでご紹介しました(https://blog.goo.ne.jp/1420165/e/3447452f232f3b3c0871e891c0015971)し、それ以前から活用なさっている人も多いでしょうから細かいことは省略いたします。
これは店頭でお客さんにご説明する際のサンプル。もっと麹をグニャグニャにするやり方もありますが、私はこれくらいのほうが好みです。そのように加減できるのも手作りのいいところですな。
酒蔵さんが日本酒を造るときに使う麹ですからね、いわば「プロ仕様の麹」。これで甘酒をつくったらそのクリアな味わいを感じていただけますよ。ちなみに「麹」と呼ばれているのは蒸したお米に麹菌を振りかけて繁殖させたもののことです。
こちらがその麹菌を蒸米に繁殖させる部屋・麹室(こうじむろ)。作業中のT内くんがずいぶん若く見えるのは4年前の写真だから。
麹菌を「日本酒のたましい」と言ったのは酒の博士・坂口謹一郎先生。それをどのように蒸米に繁殖させるかが蔵人の腕の見せどころなのです。昔から「一・麹、二・酛、三・つくり」などと言われるように麹はまさしく日本酒の最重要ポイントなんですよ。
やや脱線してしまいましたので元に戻って。
今晩は晩酌の〆に「醤油麹の焼きおにぎり」を食べることにします。
では、本日も日本酒で乾杯!
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