夏のシメハリ 来ました。今年からラベルと300mlの瓶の色が変わっての登場です。
〆張鶴 吟醸生貯蔵酒
300ml 594円
720ml 1,606円
1.8L 3,256円
(税込)
宮尾酒造さんがこのお酒を初めて出したのがいつだったかすっかり忘れてしまいましたが、かなり前の話しですわ。
当時は流通時や保管時における品質保持のための環境が今ほど整ってなかったので、管理しやすい卓上サイズの300mlのみだったのですよ。日本酒が冷蔵庫に並べられているのがまだ珍しかったころから存在していた商品の証でもありますね。しかも一切加熱処理していない「生酒」では新鮮味抜群なのはいいとしても変質しやすいため、あえて瓶詰め時に加熱処理を施して品質変化し難い「生貯蔵酒」にしたのですから、美味しい状態で飲んでいただくために造り手がどれほど心を配っていたかが伝わってきますわ。
今では真夏でも非加熱の「生酒」が当たり前のように出回っています。技術と設備の進歩ですね。そんな時代でも「生貯蔵酒」を造り続けてくれているのは嬉しいですわ。時の流れの中で変わっていくものとそうじゃないものがあることを感じさせてくれますから。
最近になって1.8Lと720mlがラインナップに加わりました。繰り返しになりますが、今の時代に「生貯蔵酒」というのがシブいですよねぇ。しかも純米じゃないし。
とどのつまりは製法云々なんて補足的な要素、肝心なのは「旨いかどうか」なのです。ということでこれからじっくり味を見ます。
それでは本日も日本酒で乾杯!
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