村のお宮では秋のお祭りがありました。まだしばらくは残暑が厳しそうですが、暦の上では実りの秋です。
神事といえば「酒」。いつのころからそのようになったのかはいろんな説がありますのでどうとも言えませんが、神さまにお供えして下がったお酒をいただいてホロっと酔いが回ったころの体が軽くなって浮くような不思議な感覚、と同時に神さまのお近くに招き上げてもらっているような幸せ感に包まれることから、「酒は神さまに近づくときに必要なもの」=「神事には酒が必要」になったという説が私は好きです。どうもうさん臭さを感じなくもない説ですが、辛く厳しい環境で生きねばならなかった時代の人たちがひとときでもお酒のおかげで幸福な気持ちになれたんだとしたら、酒に携わる者としてこれほど嬉しいことはありませんからね。
酒はいいものです。
それでは本日も日本酒で乾杯!
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