身体の中にある「お酒を分解してくれる酵素」が活発に働いてくれる人と そうでない人の比率が人種によって違うと言われております。
お酒を分解してくれる酵素の働きが弱い人の割合はこちら ↓ (国税庁の資料より)
ご覧の通り モンゴロイド劣勢です。
そしてこの状況を踏まえれば、本日の新聞記事が何ら不思議ではないこともご理解いただけるはず。
ちなみに、酒類の販売数量比率(平成26年分)は上位から
1位 ビール系飲料(ビール・発泡酒・新ジャンル) 48.0%
2位 リキュール(チューハイ・カクテル・梅酒など) 23.8%
3位 しょうちゅう(本格焼酎・甲類しょうちゅうなど) 10.4%
4位 日本酒 6.7%
5位 果実酒類(ワイン・甘味果実酒など) 4.3%
となっておりますので、「日本酒にして1合以上と答えた人が・・・」との表現は一般的とは言えませんな。この場合は「ビールにして〇〇〇ml以上と答えた人が・・・」が適切かと存じます。
参考までに以前も申しました大正10年(1921年)から14年(1925年)にかけて内務省が行った調査をご覧くださいませ。
〈全国77ヵ村・14万4,118名対象〉
・酒を常飲する者 ・・・ 9,802名 6.8%
・酒を飲まない者 ・・・ 11万9,194名 82.7%
無効回答を含めたとしても飲酒する人は2割に満たないとの結果ですよ。時代背景などから信憑性が疑われると言われればそれまでですが、百歩譲っても近年になって「酒を飲まない人が増えた」というワケではないとご理解いただければ幸いでございます。毎年のデータを比較したら多少の変動は何にでもあることですし、長い目で見れば言うほどのことじゃないって・・・。
なにを焦っているんですかねぇ・・・
飲みたい人が適量飲んで、楽しくほろ酔って、ストレス解消になって、翌日も活き活きと仕事が出来れば、そのための活力源として酒も存在価値が認められるというもの。
飲めない人は無理をせず、飲みたくない人は飲みたくなったら飲んでください。
そのときのために、いいお酒を醸してくださる酒蔵さんが存続していくことがなによりも重要だと考えております。
本日も日本酒で乾杯!
昔は酒税収入が大きかったので、いかにして酒を大量に購入させるかを政府が必死に考えていたようです。
消費税が導入されてから そのへんは随分様子が変わりましたけども。
わたしが学生のころはビールが貴重品で、焼酎やウオッカなどがメインでした。
最近の学生はビールが主流みたいです。