ちょっと前から夕食後のわずかな時間にとても興味深いテーマの本を読んでいます。読み始めてすでに2週間ほど、しかしなかなか進みません。読解力の無さから3~4行読んだら戻って読み直し、また数行読んでは戻る…を繰り返しているうちに1ページも進まないまま床に就く日の多いこと。この分だと一冊読み終わるのはかなり先のことになるでしょう。アメリカの科学者が書いた本、内容よりも言い回しがやたら難解なので翻訳者もご苦労なさったと思います。文字面を追っているうちに眼球と頭が硬直状態になることも・・・。
その反動というわけではありませんが日中は理屈無用の美しい光景に目を奪われます。赤く熟れた柿と酒蔵の白壁、映えますねぇ。寒空の下でも心が温かくなりますわ。こういうのを「映え合い」と言うのだと ずいぶん前に年配の御仁が教えてくれました。互いに相手の良いところを引き立てるというような意味合いだったと記憶しております。
そこで造られているお酒もまた、美味しいお料理と映え合うのです。素朴な酒器とも。
寒くなってきました。今晩も燗酒で暖を取ろうかな。造りのいいお酒はその時期ごとにちょうどいい風味に変化していくので いつ飲んでも旬の食材の味を引き立ててくれるのですよ。さすが日本の地に伝わる飲みものですな。
それでは本日も日本酒で乾杯!
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