週の初めは天候に恵まれて気持ち良く、このまま続いてくれたら有難いなぁ…と、多くの人が感じていられることと存じます。
気温も然程気になることも無く、
と言いながらも、この光景を見たら 結構冷え込んだことは否定のしようが無いようで。
「つらら」のことを氷柱と書きますが、高いところから垂れ下がっているものよりも、柱とは下から立っているのが本来の姿、これぞ氷柱の文字が相応しいと、我が家のホースを見直したりして。大義である。今までいささか見くびっておりましたわ。
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さて、それはそうと昨日仕込んでおりました生チョコが出来上がりましたので、切れっぱしで味見をば。
より酒に合う味わいを求めて、今回は苦味を強調したつもりなんですけど、前回とあまり変わらないかな? それについては夜になってから試してみましょう。
皿の絵はカタクリの花、かなり季節を先取りですな。
「物部(もののふ)の八十少女(やそをとめ)らが汲みまがふ 寺井の上の堅香子の花」
と、大伴家持の詩が添えられております。意味については様々言われているようですので、どれが本当かは作者しか知らないこととして、言葉や音の流れから 聞いた人が思い思いに想像すればよろしいのではないかと考えております。ちなみに、「堅香子」を「かたかご」、つまり「カタクリ」のことだと言うのはほぼ間違いないようですが、それですら異論があるようですし。
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不揃いさが如何にも私らしい生チョコを肴に、今夜も日本酒で乾杯ですわ。
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