昨日は定休日。
午前中は久々に店のワックスがけ、午後からは新潟市内で催された中村 哲さんの講演会にお邪魔してきました。
5月4日付の新潟日報でも紹介されてましたが、中村 哲さんは1984年より医師としてパキスタンに渡り、その後アフガニスタンまで活動範囲を広げて医療活動に従事してこられた方です。また、大干ばつによる水不足で飢えと渇きに苦しむ人たちのために井戸を掘ってかんがい用水をつくる事業に取り組んで来られた、とても志の高い人です。
以前本を読んでいたので講演の内容はおさらい的なものでしたが、体験したご本人の肉声で聞けるチャンスは大事ですから是が非でも、っと勇んで会場に着くと当日券を求める人たちの多さにビックリ!こんなに人気のある人だとは思わなかった…
アフガニスタンって行ったこともないし、アフガン人の知り合いもいないからマスメディアからの情報でしか知らない国です。でも、現地で何年も活動してこられた人の話に優る情報はないでしょうから、とても有意義な時間を過ごさせていただきました。
今回も強く感じましたが、巷で言われていることと現場の本当の姿にはギャップが付きものです。間違った情報が氾濫している時代、真実の情報かどうか見極める能力を身に着けないと振り回されてしまいますから、「へー そうなの」って思っても、「いや、ちょっと待てよ」と考える習慣がどうやら必要な世の中のようですね。