「秋のシメハリ」、本日入荷しました。
〆張鶴 純米吟醸・越淡麗 コシタンレイ
1.8L 4,063円
720ml 2,102円 税込
昔からこの季節の日本酒には「ひやおろし」とか「秋あがり」などの言葉が使われることがあります。もともとはお酒の状態を表す言葉だったのですが、いつのころからか商品名にしている酒蔵さんもありますね。
この二つ、どちらも名乗るために明確な決まりはありません。「何となくそんな感じ~~」的なノリで使われることもあります。
一応簡単に言いますと、「ひやおろし」は春先に搾ったお酒を加熱殺菌して秋まで貯蔵し、品質に悪影響がないくらいまで外の気温が下がったころに蔵出しするお酒のことです。一般的には貯蔵後にもう一回 加熱殺菌するお酒が多いのですが、気温が下がればその必要はないということで「冷や」のまま「卸す」から「ひやおろし」と呼ばれたそうです。ここからも分かりますが、日本酒の「冷や」とは「冷やしたもの」ではなく「常温」のことなのです。
そして「秋あがり」は秋になってしっかり熟成、旨味がのったお酒のこと。これはかなり感覚的な意味合いが強いですね。ザックリ言い切ってしまいましたが。
話しが長くなりました。とにもかくにも秋になると美味しい日本酒が多くなるということなのですよ。さて、このたびの〆張鶴は如何に?今晩 早速味わってみましょう。
過去のブログに載せた画像をリユースしました。「一杯やりたい夕焼け空」(種田山頭火)に触発されたわけではありませんが、やはりこういう光景は酒飲みのこころにうったえるものがありますな。
リユースついでにもう三枚。夕焼けの画を見ているうちにあなたはだんだんお酒が飲みたくなります。
だんだん…
だんだん…
それでは本日も日本酒で乾杯!