むかしはどこにでもあった「特に用がなくても寄っていけるお店」、まさにそんな場所になることを目指して酒屋を続けております。
だいたいいつもこんな感じで。
酒蔵さんからいただいた桶の蓋に適当な木材で脚をつけただけのお茶飲みテーブル、20年ほど使っているかな?
馴染みの業者さんがよくここでくつろいでいってくれます。こちらが忙しいときは「勝手にお茶飲んでて。」ってな調子で。
そういえば、多いときは週に4~5回寄ってくれる業者さんが今週は1回来たっきり姿を見せません。追突事故に見舞われたと言ってましたから、検査してもらったり保険屋さんと連絡をとったりで忙しいのでしょう。お気の毒に。
「この前と同じお菓子じゃねーか。」
テーブルに置いたお茶受けを見て そんな憎まれ口をたたく人ですけど、しばらく顔を見ないと寂しいものですわ。
週が明けたらまた放言癖を発揮しに来てくれることでしょう。
皆さんも特に用がないときでも、お近くにお越しの際はどうぞお茶飲みに寄っていいってくださいませ。
本当にむかしはあったんですよ、そういうお店が。
追伸、店内でもようやく紅葉が始まりました。
では、本日はこれにて失礼を。