どなたから見られても酒屋と分かるのが一番だと思ってますので、私の仕事着は半纏と前掛け。季節によってはこの格好ではいられないこともありますが、基本形ですわ。
午前の早い時間、配達の途中に訳あって介護老人保健施設というところに立ち寄りました。おばあさんたちがホールに集まって介護士さんに促されながらタオルを畳んで居られる様子。見ず知らずのおばあさんが私を見て右手を上げ、何かおっしゃろうと口を開かれるも、言葉は出て来ず。昔っぽい姿を懐かしく思われたのでしょうかね?なんとなく嬉しかったですわ。
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その後、野暮用で私のばあさん(母親)の自宅へ行くと、台所にツバメが一羽迷い込んでしまったそうで。
「ほら、外いけぇー。 親が心配してるぞぉー。」 ・・・外に出してあげようとしているばあさんの気持ちは分かりますが、言葉をかけたって通じないってば。
「ばあさん、こいつが親でエサを集めてヒナに持って行くんだよ。」 と、南向きの窓を開けてダクトの上に潜んでいるツバメを誘導、器用に空中でクイックターンをして飛んで行きましたわ。
「は~、それで旨そうな匂いにひかれて台所にエサ探しに来たんだなぁ。」 ・・・いや、多分違うと思うぞ。まぁ そういうことにしておいてもいいけどね。
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・午後からは脚が丈夫ではない 近所のおばあさんが頑張って歩いてご来店。うちのかーちゃんとしばらく会話を楽しんで、また頑張って帰って行かれました。
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などなど、今日はおばあさん系との交流が印象的な日でしたわ。そう言えば、意外とおじいさん系は無いですな。
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