ほんとうの「食の安全」を考える ゼロリスクという幻想
著者は畝山智香子さん。宮城県生まれ。東北大学大学院薬学研究科博士課程前期二年終了。薬学博士。現在、国立医薬品食品衛生研究所主任研究官。
(第1版 第1刷 2009年 11月30日)
前にも一度ご紹介しました本です。最近のニュース報道などを見ていたら腑に落ちないことがありまして、また読みたくなって本棚から引っぱり出して来ました。
『・・・残念ながら食品の安全性の分野においては、大手新聞やテレビ局を筆頭にメディアの発信する情報は間違ったもの、背景説明が不十分なために誤解を招くもののほうが多いというのが現状です。インターネットや書籍などはさらに惨憺たる状況で・・・』(まえがきより抜粋) ではこの本が全てにおいて正しいのか、それは分かりません。どのような事柄にも多様な意見があり、最終的に誰を信じるかは自分次第ですからね。
多分この本に対しても懐疑的な見方をなさる人がいらっしゃると思いますが、出所の分からない匿名の情報よりは大いに参考になると思いますよ。
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