一見同じ酒粕のようですが、右は純米の粕で左は吟醸の粕なのです。
だからどうしたと言われても困るのでありまして、お酒好きの方ならそれなりに興味がおありなのではないかと、二種類置いております。どちらも「金鶴」、造りによって粕もこれだけ違うということを知っていただければと思いましてね。
さらに元々「〆張鶴」の酒粕を置いておりますので、正確には三種類になりますわ。
「粕を見れば酒が分かる。」
搾った後のお酒には手を加えて化粧も出来ますが、粕はありのままを物語るとの意味から言われた言葉と存じます。色、香り、米の溶け具合、搾り加減など、確かに酒粕には沢山の情報が詰まっておりますので。
ビニール越しで 鮮明さに欠ける画像ですが、なんとなく違うのがお分かりいただけるのでは?
吟醸の粕のほうは、所々に茶色っぽい粒が見受けられます。これは種麹に由来するものですのでご安心を。この冬にはちょっとした話題になった酒粕、美容と健康のために継続的に食していらっしゃる人も少なくないようです。
アミノ酸たっぷりの発酵食品が身近にあるのは有難いことですわ。難があるとすれば、もうじき無くなってしまうことでしょうかね。季節的に。
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