「マクドナルドさんという名の人はスコットランドの言葉で『ドナルドの息子』という意味、同様にジョンソンはイングランド言葉で『ジョンの息子』、スペインでは〇〇エス(ゴンザレスとか)、ロシアでは〇〇オフ(イワノフなど)が〇〇の息子という意味で…」 新聞を読んで初めて知った事実、面白いねぇ。 でも、もしかして知らなかったのは私だけ?
「(国によっては)名前は住む場所の環境や職業、父親の名前から発展したものが多い云々…」 ナルホド、日本でも似たようなところがありますな。たとえば、川沿いに点在した集落のうち、川の上流の村の人を「上村の〇〇」、そこより川下の村の人を「中村(または本村)の〇〇」、さらに下流は「下村の〇〇」と呼んだそうですから、これは住む場所がそのまま苗字になった例でしょう。川と言えば、確か本県の下田村を流れる「五十嵐川」流域から広まった「五十嵐」姓は、数少ない新潟発祥の苗字だと聞いたこともあります。名前の研究をしている人の話しですから、まるっきり間違っていることもないと思いますが。
そして古い土地には屋号がつきもの。私の実家の屋号は「アイスケ」、どのような字を書くのか知りませんが優しい響きで少々ウケるでしょ? ご近所には「〇〇ベエ」さんや「〇〇ザエモン」さん、「〇〇スケ」さん等々、今でも本名より屋号で呼ばれているお宅が沢山あります。たまに遠方から来られた人に「〇〇さんのお宅はどちらですか?」と本名で尋ねられても「屋号は何と言うんですか?」と聞き返すことすらありますから、地域によっては戸籍上の名前より屋号のほうが便利だったりするのですよ。さらに「〇〇衛門」さんの「えもん」の部分を、親しい間柄の人は略して「えみ」と言います。「惣右衛門(そうえもん)」さんなら「そうえみ」といった具合に。これってアメリカでキャサリンのことをキャッシーと呼ぶのと同じですよね。
なんだかグローバルな話しになってしまったなぁ。一体何が言いたかったのだろう。
締まらないオチですが、本日はこの辺で。