マイタのブログ

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現代清酒の生みの親…かな。

2009年02月06日 | 

清酒発展に大きく貢献された新潟出身の江田鎌治郎氏(1873~1957)の本 「乳酸馴養 最新清酒連醸法」の取り寄せをお願いしていた図書館から連絡が来ましたので、大急ぎで受け取りに行ってきました。

本を渡してくれる時に、図書館のオネぇさんが開口一番「貸出期間延長はお電話でも出来ますからね。」 …(;一_一) さては私がよほどアホっぽく見えたのでしょうが、期間内に読破して見せますよーだ。

Kore

なんて思ったのもつかの間、家に帰って本を開くと… ( ゚Д゚)!

すみません。延長お願いします。

「…然れども たうくわくわんまん なるがゆえに…」  オネぇさんの言ったとおりだ。下線部分は『糖化緩慢(とうかかんまん)』、もちろん漢字で書かれているんですけど、振り仮名が振ってあると条件反射でついついそちらを読んでしまうんですわ。だって、「最新~」って言っても、この本が最初に発行されたの明治45年だし。私が甘かった。

江田氏は日本酒の仕込みの重要工程である「酛(もと)づくり」において、労力を軽減し、安全且つ短期間で出来る方法「速醸酛」を考案された偉人なんですが、我々酒屋の中でも「誰よ その人?」ってな調子なのです。随分前から日本中の大半の酒蔵さんで導入されてる方法なんですけどねぇ…。そんなことを言ってる私も今ごろになって本を読んでる始末ですから、偉そうなことは言えませんが。

とにかく、期間を延長してでも読まなければいけない本なのです。しかし、博士級の人の本って… 飲みながらじゃ難しいな、こりゃ。

 

 

 

 

 

コメント
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