マイタのブログ

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13年経って…

2007年05月25日 | 金鶴

Photo_14 古い書類を整理してたら 出てきました。なになに「第58回 関東信越国税局 酒類鑑評会成績表」だって、ああ、鑑評会の一般公開に行ったときのか。期日は平成6年4月6日(水)… もう13年も前の資料だね。

この51ページの冊子には、管内から出品された321銘柄の名前と成績が記されてます。今はどのようなシステムになったか知りませんが、このころはA-1(成績が優のもので入賞対象となったもの)、A-2(成績が優のものでA-1以外のもの)、(成績良のもの)、(成績可のもの)と分けられておりました。公開きき酒会用の資料なのでA-1以外は成績欄が空欄になってましたけど。

ページをめくってみると、所々 銘柄名の脇に汚い字で、「香り良」とか「キレ悪」などと生意気な感想が書き込んであります。恥ずかしー!こんなこと書いちゃってたのね。 鑑定官気取りのコメントに赤面してしまいますわ。でも、良く観察してみると、この時良い評価だった酒蔵さんの多くは今現在も根強い人気でお客さんに支えられてるようです。鑑評会用のお酒と市販されてるお酒では全然別物なんですが、鑑評会で評価された技術が市販酒にも活かされてるという事なのでしょう、きっと。そしてお客さんはしっかりとそれを見抜いて飲んでくれてるんですよ。 

「お客さんは鋭いよ」とは大先輩の酒屋さんから聞いた言葉、この短い言葉にはたくさんの意味が込められています。酒蔵さんにとっても我々酒屋にとっても、絶対忘れてはいけない大事な言葉です。古い資料から明日への活力をもらっちゃったなぁー。

よーし明日もガンバロー!

コメント (2)
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