西都モノクローム

西都大好きな市議会議員が、徒然なるままに街のこと、写真のこと、空手のこと語ります。

西都原花まつり、ひむかヘリテージ機構、今日の稽古、アーカイブ一般質問

2018-03-26 23:00:55 | 日記

 政治活動報告を行っていますが、やらなくてはならないこともあります

例年より早い開花を迎えた桜ですが、宮崎の桜の名所「西都原」では花まつりが始まりました

週明けの月曜日なので、早朝清掃活動に行きました

花は7.8分咲きです、見ごろといっていいでしょう

やはり著名な写真家が撮りに来ていました

西都のK写真家

宮崎のA写真家

素敵な写真が撮れたことでしょう、今から作品が楽しみです

約30分西都原の清掃をしました

さて、4年前市議会議員選挙に落選しました

原因は私の油断が最たるものでした、でも落ちてしまったものはしょうがありません

私は「だったら、議員だったらできなかったことをやろう」と決め、いくつか目標を立てました(これも神様の思し召しです・・・グッドルーザーになりたかった)

結局浪人期間は2年9月でしたが、立てた目標のいくつかは実現しました

そんな目標の一つにヘリテージマネージャがありました(ヘリテージの建築物をこのような視点で見ることは、わが意を得たりと感じました)

一年間一回も欠席せず(欠席したら翌年再受講です)修了しました

宮崎では3年間の養成講座を行い、いよいよ来年度「ひむかヘリテージ機構」を立ち上げることになり、その発起人会に参加したのです

立ち上げ総会は6/9に決まりました、記念講演も企画しています、これは一般の方も聞くことができます

また詳細がわかったら、このブログで紹介していきます

夜は稽古です、トレーニングをした後は中学生は全国大会用の稽古、小学生は平安の形と指定形の稽古です

相変わらず膝の調子が悪いので、私は今日も指導のみ

さてアーカイブ一般質問は「武道必修化」について質問しました

どうぞお楽しみください

(橋口登志郎)続きまして、武道必修化における安全対策についてお話しさせていただきたいと思います。
 教育長の報告で、3校が柔道というふうに言われましたけれども、前に9月の質問のときには4校というふうに聞いていますが、あと2校が剣道ということで、変更になったんですかね。

◎学校教育課長(待木順一君) 仰せのとおり変更になっております。穂北中学校が平成23年度から、今年度からですけれども、相撲に取り組んでいるということになっております。

◆2番(橋口登志郎君) すごくおもしろいなと思うんですが、相撲を選んだ要因は何だったんですかね。

◎学校教育課長(待木順一君) 穂北中学校に本年度赴任しました体育教員が、前任校での体育事業において相撲指導の実績があるということが一つ、加えまして、身近に取り組むことのできる武道ということで相撲を選んだという経緯があると聞いています。

◆2番(橋口登志郎君) すごくいいなと思っております。相撲の基本動作である鉄砲とか、四股、股割、この3つの運動なんですけれども、これは今、現代スポーツ科学において最近見直されて脚光を浴びているものです。ぜひ、穂北中学校には頑張ってほしいなというふうに思っております。
 また、西都市は柔道一本だけではなくて、今、教育長も話がありましたように柔道、剣道、相撲この3つから主に選ばなくちゃいけないんですけれども、というふうに種目が広がったということは非常に喜ばしいと思っております。できたら副選択種目で、私のやっている空手も選ぶ学校が来年できたら、なおありがたいなと思っておりますけれども、またよろしくお願いします。
 柔道の安全対策に戻ります。基本動作、受け身、礼法が中心というふうに言われましたけれども、やはり立ち技を学ばなければ、中途半端な学びになるような気がします。そこで、やっぱり問題になるのは、先ほどお話がありましたけれども、1人の先生が最大34人の生徒を指導するという環境です。基本とか、礼法とか、また歴史を学ぶ座学だったら、先生1人でもいいでしょうけれども、投げとか、受け身、そういった指導のときは、やはり34名というのはちょっと目が届かないのではないかなという気がいたします。前も話しましたけれども、外部指導者を入れる考えはないんでしょうか。

◎学校教育課長(待木順一君) お答えいたします。
 各学校では、これまでも技の習得に係る内容について一斉では行わず、例えば小グループに分けて段階的に指導を行うなど、安全面に十分配慮した取り組みを指導計画に基づいて実施しているところであります。
 ただ、さらなる指導の充実、あるいは安全面の確保という観点から、外部指導者の活用は有効な手だてであるというふうに考えますので、まずは、県の教育委員会による県柔道連盟からの指導者派遣事業というのがありますので、それに積極的に対応するよう関係の学校に助言をしてまいりたいと考えているところです。

◆2番(橋口登志郎君) ぜひ、よろしくお願いいたします。名古屋市では、外部指導者の指導費用を市が負担しているところもありました。この名古屋市で柔道事故があったということもあるんですけれども、そういったこともあります。ぜひ、学校側と相談してほしいと思っております。もう一度、いかがでしょうか。

◎学校教育課長(待木順一君) 市の教育委員会といたしましては、外部指導者の活用については、現在ボランティア活用を基本としておりますので、指導者の有償活用ということにつきましては、今後の検討課題とさせていただきたいと思っているところでございます。
 以上です。

◆2番(橋口登志郎君) ぜひ、お願いします。ただ、ボランティアは無償ですけれども、あれに余りに頼り過ぎると、ちょっといろいろまずいのではないかなという気もいたします。ある程度有償ということを考えていただいて、よき指導者を入れる考えをお願いしたいと思います。
 武道を学習するというのは、日本の歴史とか伝統文化を知るということです。国際化が進む現代において諸外国の方と交流をするときに、やはり日本人のバックボーンとしてすごく有効な学習だと私は思っております。また、武道は、礼に始まり礼に終わるというように、礼法による相手を思いやる気持ちとか、感謝の気持ち、惻隠の情を培ってくれると私は考えております。これは、きずなを結ぶ上においても、重要な人としての要素です。ぜひ、武道が必修化になった本質を貫いてほしいと思います。そのためには、やはり事故が起きぬように、いろいろなことを想定して事前にいろんな対応をしてほしいと思います。よろしくお願いいたします。

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宮崎県子ども会理事会、政治活動報告、アーカイブ一般質問

2018-03-25 23:40:43 | 日記

昨日のアーカイブで食の大運動会と市民とともに作るという主旨の質問を載せましたが、2012年の写真に良いのがあったので載せますね

食の運動会の時の賑わいです

これは福祉祭りの時です

高校生が演奏で盛り上げ

そして

野球部が踊りでさらに盛り上げました

楽しかった、さて今日の事です・・

本日、宮崎県子ども会育成連絡協議会の平成29年度第5回理事会に参加しました

私の立場は監事です

ただ会計結果を見るだけでなく、予算執行の状況を把握して監事はやるべきだと、理事会に参加し

理事会の様子を見させていただいています

そしてそれを監事報告に活かし、盛り込んでいきたいと思います

今日の内容は今年度の事業報告、次年度事業計画を中心に行われました

特に議題に上ったのがKYT(危険予知トレーニング)の事です

上級指導員の安楽さんが出席されアドバイスしていました、ちなみに彼は日向学院の同級生です

KYTについて指導者育成者を対象とした研修会を今年も行います

ただどの子ども会もそうですが会員減少に悩んでいるようでした

異年齢の子供が各種遊びや行事を通じて成長していける組織ですし、ジュニアリーダーといい中高校生が指導しながら子供たちを導くことも良い経験となります

西都では行政とスクラムを組んでとりくんでいることがありがたいです

会議の前後の時間は市民の皆さんに私の政治活動を伝えようと頑張っています

ただ一所懸命やればいい、だけでなく同時に、やったことを知ってもらうことも大切だと思ったからです

今日のアーカイブは「子供たちが集う商店街」そして自転車についてです

 (橋口登志郎)まちづくりの最後なんですけれども、子どもが集う商店街の創生ということです。
 先ほどの答弁で、実施することでの可能性を研究したいと言われましたけれども、これはちょっとお願いしたいことがあるんですが、それはできない理由を探さないでほしいと思っております。通りを通行止めにするというのはやはりいろいろな問題等がありますから、例えば警察がうるさいだとか、地域住民がどうのこうのとか、そういったできない理由というのは探せばいっぱい出てきます。そういった理由をまず探すことなく、やったらどうなるだろうかということを考えながら前向きな実施研究をお願いしたいと思います。
 これは、買い物難民の対策。例えばそこに小学生が集まってくると、おじいちゃん、おばあちゃんたちが来ます。そこに先ほどの福祉まつりのあれではないんですけれども、商店主が来て御用聞きをして、遊んでいる間に買い物の商品を持って来るとか、そういった対策にも、また、いろんな世代の方が来ますから、きずなの再生、そして、いろんな方と話しをすることによって子どもたちの情操教育につながると思います。こういったイベントをやるから、ここを歩行者天国にする取り組みというのは、多分、全国ではいまだに聞いたことないと思いますから、ぜひ前向きに考えてください。再度、御意見をお伺いいたします。

◎商工観光課長(吉野弘人君) 今の議員の御提案された内容につきまして、私も同感であります。まちづくりつきましては、子どもに特化するのではなく、やはり子どもからお年寄りまでの多くの世代が交流するということでにぎわい空間を創出することが大事だというふうに考えています。えびす朝市も、その成功した事例かと思いますけれども、それぞれの商店街で工夫を凝らし、また、それぞれの地域の特色を活かした多くの世代が集まる場の創出に向けて、市としても支援をしていく必要があるというふうに考えております。
 以上です。

◆2番(橋口登志郎君) ありがとうございます。
 課長、平助通りという道で考えたら、どうお考えになりますか。

◎商工観光課長(吉野弘人君) 平助通りは、議員もおっしゃいましたけれども、曲がった道がいいと、昭和のまちといいますか、そういったものが残っているということで非常に風情があるんですけれども、平助通りの生きがい広場がございますけれども、そちらでは社会福祉協議会や匠の会の活動などによって、高齢者から子どもまで世代間交流がなされているというふうに考えております。また、以前、高鍋農業高校の高校生による農産物や加工品の販売も行われたこともあるというふうに聞いておりますので、市内の高校生との参加交流、そういったものによって活性化への展開ができないかなど、空き店舗対策も含めて、あわせて検討してまいりたいというふうに考えております。
 以上です。

◆2番(橋口登志郎君) ぜひ、よろしくお願いいたします。
 次は、自転車を活用した地域活性化策なんですけれども、これは本当にしついこぐらい質問をさせていただいています。ありがたいことに、宮崎県は、自転車交通の先駆けになるんじゃないかと思えるような環境も出来上がっています。橋田市長の大いなる御理解のもと、宮崎県内の中でも西都市は、取り組みを進めていただいていると喜んでいるところです。先ほどの市長の答弁も非常に前向きでありがたいなと思っています。
 産業建設常任委員会の行政調査で全国の観光地を調査しましたが、どこでも出る言葉で、観光の形は変わったと言っています。つまり、観光からツーリズムへ。ツーリズムというのは、体験、交流をあらわしていると考えてください。つまり、名所を見るだけではなくて、体験とか交流などの目的が観光を引っ張ってきていると、そういうことを言っていました。つまり、観光は画一的なものではなく、行く個人によって多様化したものになったということです。楽しい気持ちになりたい、いやされたい、ゆっくりとした時間を楽しみたいというものや、本物志向になってきた成熟した人たちは、お仕着せのものではなくて個人的な関心事をめぐる観光へと変わってきました。そういった観光の形においては、交通手段として自転車は最適だと思っております。私も旅なんか行ったときに、自転車を借りてまちなかをぶらぶらとします。観光バスでは、点から点の、観光地から観光地への、ただ観光なんですが、自転車は点と点を結んだ線まで楽しませてくれます。そして、線が結びつくと面になります。そこがまた旅の楽しみを増やしてくれています。さらなる自転車を利用した取り組みをお願いしたいと思います。
 ここに、この自転車に関して、1つけだけ質問をいたします。私もブリジストンアンカーの選手から可能性を聞きました。市長の答弁にもありましたが、西都原をコースにした競技性の高い自転車レースについてです。これはエンデューロということで、今、全国的にも盛んになっていますけれども、これを考えられたことはすばらしい構想です。これをこれからどのように展開して、そして、このレースを地域活性化に活かすお考えなのかお聞かせください。

◎市長(橋田和実君) この点については、商工観光課長がお答えしますけれども、私は自転車に乗ってあっちこっち回ってみて感じたことをちょっと申し上げたいと思いますが、まず、人や地域、建物が身近に感じます。本当に、身近に感じる。車ですっと通るよりか、自転車で行ったほうが身近に感じます。それともう一つは、腹が減ります。腹が減るということは食に非常につながってくるということでありますから、私は、大いにこれは自転車を活用した観光やイベントが必要だと思っています。
 あとは商工観光課長。

◎商工観光課長(吉野弘人君) お答えします。
 まず、レースの概要についてですが、周回コースによるエンデューロ耐久レースを想定しております。コースとしては、西都原の御陵墓を周回するコース約4キロメートルを数時間、道路封鎖をして、チームや個人で時間内に何周走れるか競うレースです。この企画をしている民間団体では、600名以上の選手参加を見込んでいるようです。道路を封鎖するにあたっては、警察や地元住民の皆様との協議など、さまざまな調整を行う必要があり、民間団体と協働でレース実現に向けた取り組みを行っていきたいと考えております。
 大会運営費においては、大会参加料のほか、県の口蹄疫復興対策運用型ファンド事業の適用申請を視野に入れており、事業申請についても民間団体を支援していきます。
 また、これを次にどう地域活性化に活かす考えなのかという御質問ですけれども、全国各地でこういったレースが開催され、近年、多数の参加者がエントリーを行い、特に人気の高いレースでは、参加受け付け開始後すぐに募集定員が集まるものもあるようです。全国的なレース開催状況を見てみますと、公道を封鎖して行うレースや、距離が100キロメートル以上あるような長距離コースを使うレースに人気が集中しているようです。九州では、沖縄県で「ツール・ド・おきなわ」が毎年11月に開催され、2,000名以上の方が参加されており、1大会で経済効果が5億円以上あるとの民間銀行の試算もあるようです。レース参加となると、早朝より競技準備等があるため、遠隔地からの参加者は必ず宿泊する必要があり、そういった面で高い経済効果が期待できます。
 現在、九州本土では公道封鎖しての長距離レースは開催実績がないため、西都市でほかに先駆けてこういった大会を開催することは、高いPR効果が見込まれます。また、西都原を訪問される多くの方が車を利用されていますので、レンタサイクルを活用し、西都原から市街地へと誘導するような取り組みを推進して観光客の滞留時間を延ばす工夫をしていき、地域活性化につなげていきたいと考えています。
 以上です。

◆2番(橋口登志郎君) ぜひ、よろしくお願いします。私もいろいろな本を読むと、この自転車レースは非常に人気が高くてすばらしいものです。土曜・日曜開催して、土曜日はファミリー向けだとか、日曜日の午前中にプロ向け、そういった仕組みをしながら宿泊客を増やしたり、また観光浮揚にもつながるのではないかと思っておりますので、ぜひ検討をしていただいて早めの実現を願っております。よろしくお願いします。

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会議、アーカイブ一般質問

2018-03-24 21:30:20 | 日記

日中は私の政治活動についていろいろと話をさせていただきました

話を聞いていただいてありがとうございます

特に今市民の皆様に伝えたいことは、「人口減対策」です

これをどのような手法で取り組んでいくかを今こそ真剣に討論し決めていかねばならないと私は思っています

夜は宅建業の年度末の会議です

宮崎県の業界の現状を話させていただき、先程の件(人口減対策)についても業界で取り組みたいと話をしました

さて今日のアーカイブです

昨日の壇上からの質問に続いて質問席からより具体的な回答を求めています

今日は*市民主導型のイベントについて *食創生都市へ向かって

*食の大運動会 *買い物難民

これらについて質問しています、どうぞお楽しみください

 

◆2番(橋口登志郎君) ありがとうございます。それでは質問席から質問いたします。
 まず、市民主導型イベントについてです。
 市長の答弁において、「これらは市民協働の取り組みの成果であり、市民の活動を行政は支援していく、さらに市の職員も積極的に参加しコーディネーターを務める」とのことでしたが、私も同じように思っております。各々の役割分担が大切だと考えております。市民が仕掛け、実行していくものに対して、市が温かく見守り、市民の手ではできないところを支援していく姿が望ましいと考えております。
 さて、食の大運動会ですが、今回2回目となり、さらに大規模となったように見受けます。市長は、第四次総合計画の表紙に『未来へと勇躍する「食」創生都市をめざして』と書かれ、まちづくりの根幹に「食」を据えておられます。まさにぴったりの内容を市民主導で行っていますが、支援する立場として、未来の姿をどのようにとらえておられるのでしょうか。

◎市長(橋田和実君) 「食」創生都市づくりを目指す本市の未来像として、4つの元気なふるさと像を描いております。1つ目は、農畜産物などの食の豊かさを誇りに思い、多くの人に愛されるまち。2つ目は、食による健康づくりや生きがいづくりなどを通じて元気な笑顔があふれる優しいまち。3つ目は、食を通じたおもてなしや交流などにより地域が活性化し、たくさんの人が訪れたり住みたくなるにぎわうまち。4つ目は、食を活用した6次産業化や農商工連携を進めることにより、人や地域産業が輝くまちであります。
 この元気なふるさと像に向かって、「食」創生都市づくりを進めてまいりたいと考えていますが、具体的には、今後、食の大運動会等で出された料理などがレストランで提供されて、市民の方々や観光客などにそれを食べていただくと。また、この料理やグルメから、さらに加工品とか土産品を開発していくと。そういったことについて、市としてやはりコーディネートをしていかなければならないのではないかと、そのように思っております。
 以上であります。

◆2番(橋口登志郎君) ありがとうございます。市長の思いは十分に理解しました。
 今、市長もおっしゃられましたけれども、食の大運動会で出た食品をレストランで販売とか加工品だとかいう話を聞きまたしたが、私もいろいろ、やられた方から聞かされております。担当された課長としては、これについてはどう考えておられるかお聞かせください。

◎商工観光課長(吉野弘人君) 今、市長のほうからも少しおっしゃいましたけれども、食を活かしたまちづくりはいろいろな可能性が展開できるというふうに思っております。これを一つのイベントに終わらせずに、レシピを活かした商品開発や、石窯ピザ、そういったものも今回提供されたですけれども、そういったものが市内の食堂やイベントで常時提供されることになれば、地域の活性化にもつながると期待しておりますし、実際そういう話があることも聞いておりますので、事務局であった商工会議所など実行委員会とも協議を行い、次の展開に向けて検討してまいりたいというふうに思っています。
 以上です。

◆2番(橋口登志郎君) ありがとうございます。ぜひ、そのような形になることを願っております。
 もう一つ、今回の食の大運動会、福祉まつり、また毎月やっておりますえびす朝市などで、私がいいなと思っていることがあります。それは、地元の高校生が積極的に参加してくれていることです。この間もちょっと妻高に行って話をしましたが、その生徒会長さんが、「生徒会としては地域のために自分たちが何ができるかを考えて活動したい」と言っていました。
 このあたりのコーディネートの役割をする市としましては、このような高校生に対して、どのような評価を持っていらっしゃるかお聞かせください。

◎市長(橋田和実君) この前の食の大運動会でも、3校ですか。地元が2校と市外の高校が1校参加していただいて、非常にまずイベント自体が非常に活気づいたと、元気があった。若さあふれると言うとあれですが、若さが非常にあったものと評価しておりますし、また社会活動に高校生が参加していただくことによって、やはり将来に対してよい経験ができるんじゃないかなと、そのようにも思います。
 また、もう一つは、今、高校の活性化ということでいろいろ取り組んでいるんですけれども、そういうまちなかに出てきていただくことによって高校のPRにもつながっていくのではないかなと。そういった点で、中学生等がそこに行ってみようかと、そういったものにも結びつくのではないかなと、そのように考えておりまして、そこの地域の方々にとっても、あるいは高校生にとっても、両面にとってよい効果が出たのではないかと思っております。

◆2番(橋口登志郎君) ぜひ、よろしくお願いいたします。
 私、たまたま妻高のPTA会長をさせてもらっているんですが、妻高生は本当に地域のことを考えてくれていまして、この間も新聞に載りましたけれども、バーチャル市役所だとかそういったことにも取り組んでおられます。ぜひ、そのあたりのことを考えていただいて応援をお願いできればと考えております。
 次に、買い物難民について質問していきます。
 先ほどの答弁で、地元商店街と三度の勉強会をされたということだったんですけれども、その勉強会の中ではどのような意見が出たのか、また、その買い物難民の状況を把握するためには、やはり買い物弱者のマップ作成とかその地域の課題、そういったことをつかむ必要があると思いますが、そのあたりの対応はどうなっているかお聞かせください

◎まちづくり推進室長(横山真一君) お答えいたします。
 この勉強会には、地元商店街の方々のほかに商工会議所や社会福祉協議会の職員、地元交通機関の方も参加していただき、商店街でできる買い物難民対策の手法についての勉強や、地元商店街で実施可能な手法についての意見交換を行っているところでございます。
 その中では、やはり事業実施に必要な経費や事業主体の問題、宅配等を行う場合の対象地域などが検討すべき課題として取り上げられております。また、宅配等の実施が高齢者の引きこもりを押し進める形にならないよう注意することも、意見として出ておりました。
 次に、状況把握として買い物弱者マップの作成やその地域の課題など対応されているかとの御質問でございますけれども、独居高齢者でも車を運転される方もいらっしゃいます。買い物弱者の定義は不明確で、個人の感覚にも差があると思われます。簡単には、状況把握は難しいものかと考えているところでございます。このため、買い物弱者対策につきましては、個人申請による宅配等の事業実施が好ましいものではないかと考えております。
 市長が、檀上からもお答えいたしましたが、事業実施に向けて研究、検討を地元商店街と実施していく中で、よりよいものをつくっていきたいと考えております。
 以上でございます。

◆2番(橋口登志郎君) おっしゃるとおり、難民というのはいろいろタイプがあると思うんですよ。例えば、東京の近郊あたりの昭和40年にできた高層団地とかの難民と、また宮崎県西都市の地域の難民とはやはり違っていると思います。これは全国的に問題になっていまして、今約600万人と推計されているそうです。また、高齢化や人口減少が続くということで、さらにこれは顕在化していくという話は聞いております。
 そういう点で、先日行われました、まちなか地域福祉まつりの中で、将来の買い物の形を探るようなよい取り組みをしていました。これは、赤い羽根共同募金配分事業でふれあい・いきいきサロン事業というのがあるんですけれども、これは住民が地域の中での活動を通して仲間づくりとか、支え合う体制の構築を目的としてやっております。
 その中に、三財地区に「ほんならいこ会」というところがありますけれども、その活動を今回お願いして、小野崎通りの入り口の空き店舗、前、薬局があったところなんですけれども、あそこで行いました。そこに会の方に来ていただきまして、そこに商店の商店主が行きます。一つは、買い物リストをまず配布して注文をとって、そこの活動、ほんならいこ会の活動が終わるまでに商品を持っていくことをやられました。もう一つは、買い物を同伴したそうです。利用者の方から聞きましたけれども、非常に評判がよくて、またこういうことをやってほしいという話も聞けました。このような取り組みについてどう思われるかお聞かせください。

◎まちづくり推進室長(横山真一君) 今回のこれらの市街地での取り組みは、今後の商店街による買い物難民対策や、地域内の相互扶助の取り組みの原型になるものと考えております。また、コミュニティビジネスやソーシャルビジネスとしての事業の可能性もあると感じているところでございます。
 以上でございます。

◆2番(橋口登志郎君) 全国でも問題になっているということですから、ちょっといろいろ調べてみたんですけれども、やはりいろいろな買い物難民対策が取り組まれているようです。大きく分類して、取り組みは3つの方法に分かれていました。
 1つは、身近な場所に店をつくる取り組みをやっています。例えば広島県では、JAとYショップ、山崎製パンのショップだと思いますが、合同してお店をつくったり、大分では、周辺住民80人でNPO法人をつくり農村クラブを開業し、お店をやりながら憩いのスペースをつくったり、また小学生が集まる仕組みをつくったりしています。
 2つ目は、家まで届けようという取り組みです。先ほども宅配がありましたけれども、そういう取り組みです。高知や福井とかでは、移動販売車をやっているそうです。ただ、この宅配というシステムはちょっと採算性が余りよくないみたいで、宅配をするということに含めて顧客の異変、例えば独居高齢者がちゃんと無事に住んでいらっしゃるとかそういったことを確認する、社会的価値に重きを置いた取り組みとしてやっているみたいです。
 また、埼玉のほうなんですけれども、地域ステーション。団地の中なんですけれども、例えば団地の共同集会所とかそういったところに場所を借りて、そこを商品受け出し場所にしているところがありました。宅配だとどうしても家にずっといなくちゃいけないし、先ほども答弁の中にありましたが、家から出なくなったりする問題も出てきますから、とにかく家の近くにそういった場所をつくって、そこを集いの場所にする的な効果もあるという話を聞いております。
 また、タクシーがあいている時間、ひまな時間がありますから、そこを使った宅配等もやっている県もありました。
 そして最後に、3つ目は、家から出やすくしようという取り組みをしているところがありました。茨城県では、西都市も今取り組もうとしておりますけれども、コミュニティバスと地域通貨を使った取り組みをしておりました。また、NPOと病院、商店が共同してバスを運行したりしていました。
 このように、全国ではいろいろな取り組みをしているところがあります。ぜひ、商店街の方と話し合って西都市の買い物難民の状況を把握して、早め、早めに対策を取り組んでいただきたいと思いますが、いかが考えられるでしょうか。

◎市長(橋田和実君) この点については、今おっしゃるように、地元商店街と一緒になって研究、検討をしていかなければならないと思っておりますが、私個人の考えなんですけれども、一つは、コンビニです。コンビニは夜中中空いてなくて、朝7時から夜の11時まであけるコンビニはないものかなと思うんですよ、まちなかに。コンビニがあると、便利なのだがと言われる人が多いんですよね。夜中はあいていなくていいのだと言われるんです。そういうコンビニが出てくるといいのではないかなという気がします。
 それともう一つは、行商です。トラックに野菜やらそういうのを積んで、スピーカーをつけて、ある箇所に街角にとまって、出て来る人を待ってこうする。それを私は復活してもいいのではないかなと思う。団地とかそういうところに対しては、そういったことも今後、昔の古きよき商売も生きてくるのではないかなという気もしておりますので、さまざまな研究、検討をしてみたいと思います。

◆2番(橋口登志郎君) 今、市長がおっしゃられたのは、本当にうなずけます。先ほど、広島で言われましたYショップというのはまさにそれで、普通コンビニだけだったら絶対採算がとれないところを、地域の方と話をしながらやっているそうです。そして、難民がいる、ちょっと規模は忘れましたけれども、住民何人かあたりに1店舗をつくるということで、これは全国でもいろいろ展開しているという話を聞きました。ぜひ、研究をよろしくお願いしたいと思います。

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感動の卒業式、政治活動、今日の稽古帯研、アーカイブ一般質問

2018-03-23 23:23:22 | 日記

毎朝挨拶する子供たちの一部が正装しています

6年生にとって今日が最後の集団登校です

いつも会う二つの登校班の写真を撮らせていただきました

いつも元気な登校班です

一年間がんばったね

この班は3人6年生?

今日は結構寒かったので、全員マスク姿でした

もう1班は6年生はいないようでした

6年生の皆さん班長や班の指導お疲れさまでした

中学生として頑張ってください、そして通学時には今まで同じように「おはよう」とあいさつを交わしましょう

挨拶運動が終わって、ある用事を済ませ妻北小学校に

今日は西都市内の小学校の卒業式です

市議会議員として参加しました

今年南空会は総勢10名の卒業者がいます

妻北小にはそのうち5名います

その子たちはいつもと違って覚悟感じる様子でした

 

 私は妻北小、妻中、妻高のPTA会長しました

卒業式の祝辞はPTA会長がするのが習わしです

私は原稿を読むのが嫌いだったので、いつも原稿なしで祝辞を言わせていただきましたが

今日驚いたことがありました

普通、校長先生は事前に用意した祝辞を読み上げてお祝いするのですが

今日妻北小の杉田校長は式辞は使わず、子供たち保護者の皆さんに今感じる言葉で、お話ししたいと、お祝いと贈る言葉を述べられました・・校長先生の言葉を要約します

*皆さんは逞しくなりました、それは自然とそうなったのではありません、親や周りの人のおかげでもあるのです

*親御さんに感謝の気持ちを持ってほしい、そしてそれを言葉にして伝えてほしい

*勇気と知恵を鍛えました、でもまだまだ鍛え続けてほしい

*心、つらく悲しいことがあるかもしれない、それを乗り越えたとき暖かい心が培われます、それは絆となります

*体、自分の身は命は自分で守ってほしい、そして友達に何かあったら守る側になってほしい、そのためにも体を鍛えてほしい

*苦しいことがあると思う、でもピンチはチャンスです。神様はあなたを鍛えるチャンスとしてピンチを与えているのです

*だから、逃げないでください。真正面からピンチにぶつかってチャンスをつかんでほしい

*でもね、どうしても辛かったらきつかったら、友達に助けを求めなさい、絆によって皆で力を合わせピンチを破ってくれることでしょう

*保護者の皆さん、ありがとうございました、そしてお願いですこれからもある時は厳しく、そして優しく子供たちを見守ってください、育ててください

*努力は君たちを裏切りません

*卒業生の皆さん、妻北小に赴任して最初の卒業生が君たちでよかった、素晴らしい6年生だった

*皆さんが努力することと君たちの前の輝く未来に心を込めて式辞とします

素晴らしい式辞でした

また長谷川PTA会長も原稿なしでお祝いを述べられました

*小さな努力に積み重ねが、夢に向かう道です、まじめに取り組むことが自分の希望、自分の道を開くことです

*これから先いろいろな道があると思う、できればイバラの道を選んでほしい、その先には同じようにイバラの道を乗り越えた素晴らしい友がいる

*それは君たちに明るい世界を実現させるものです

*ガンジーの言葉を贈ります「明日死ぬかのように今日を生きよ、永遠に生きるかのように学べ」

卒業式は卒業生、在校生、先生方の歌で最高に盛り上がります

子ども達が泣く友を慰めながら歌う姿に感動です

素敵な卒業式でした

午後は政治活動の報告を皆さんに伝えました

この活動を熱意をもって続けていきます

夜は稽古です、少しの時間も大事な時ですが、やはり子供たちと空手をやる時間は大事にしたいと思っています

きょうは帯び研、子供たちの形を見ました

私は膝の調子がおかしいので、あまり足を使わない稽古と、素振り棒振りをしました

すると何でも興味を持つ子供たちです

「先生貸して」

「先生超重い・・・」

明日も頑張ります

さて今日のアーカイブは2012年3月の議会です

・まちづくり、町中活性化

・買い物難民問題

・子供が集う商店街構想

・自転車を活かした活性化

・武道必修化への安全対策について

・自殺防止の取り組み(H19年、宮崎県は自殺率全国2位という不名誉な称号を持った、それを払しょくするために質問を組みました)

それでは

◆2番(橋口登志郎君) (登壇)政友会の橋口登志郎です。
 ちょうど1年前の3月議会、すべての一般質問が終え、議案質疑があった午後、東日本大震災が起こりました。家に帰る前、あるお店のテレビで津波の映像を見ました。ヘリコプターから撮ったであろうその映像は、とても現実のこととは思えず、呆然とテレビの前で立ちすくんだことを覚えています。地震、津波、そして原子力発電所の放射能事故というとてつもない傷を日本にもたらしました。
 あれから1年、復興にはまだ至っておらず、復興の足並みさえそろっていないようにも感じます。この災害を決して忘却してはならないと思いますし、常にこれらの規模の災害を考えながら自治体としては危機管理を整えなければいけないと思っています。つまり、起きてからあわてて対策をとるのではなく、危機を予知して考え、いろいろな対策を用意しておくことが肝要かと思っています。そういった観点から、通告書に基づき質問いたします。当局側の誠意ある回答を望むところです。
 それでは1番目は、まちづくりに関してです。
 このまちづくりに関しては、今まで何度か質問させていただいておりますが、きょうは3つの項目で質問したいと思います。
 1つ目は、市民が主導したイベントについてです。
 今年に入って、「第2回西都食の大運動会」や「まちなか福祉まつり2012」が行われました。それぞれ市民が実行委員会を組んで催されました。市長も参加されましたが、このような市民主導のイベントについてどのような見解をお持ちかお伺いいたします。
 2つ目は、買い物難民についてです。
 この買い物難民については、ちょうど1年前、農村部における問題として恒吉議員が質問されていますが、農村部だけではなく、まちなかでも考えなくてはいけなくなりました。といいますのも、私が子どものころ、とてもにぎやかだった平助通りの核であったスーパーが閉店しました。出されている食品の品質はとてもよく、私の家族もよく利用させていただいたスーパーだっただけにとても残念でした。その後、ある妻北方面の方から、とても買い物が不便になったという声も聞きました。私みたいに足もまだ健在で自動車に乗る人間にとっては、そこまで切迫した問題とは思わなかったのですが、高齢化に拍車がかかる現在においては、これをそのままにしておいてはいけない問題です。今から対策を練る必要があると思っています。そこで、この買い物難民について、西都市として調査、研究されたことがあるのか、市長にお伺いします。
 3つ目は、子どもが集う商店街の創生についてです。
 1月28日に、西都市主催で「西都市地域づくり講演会」が行われました。基調講演は、西都市の事業仕訳をされた宮崎大学の根岸准教授でした。根岸先生が言われた言葉で印象に残っているのに、「地域づくりはきずなの再生」という言葉と「子どもにさんまがなくなった」、つまり間、間という文字がある3つの言葉、時間、空間、仲間が今の子どもから失われたというものです。このことについては1年前にも質問しましたが、市長も、教育長も、前向きな回答をいただきました。
 さきに述べたスーパーの閉店によって、以前の中心地平助通りは、ひどく寂しい通りになりました。ですが、この通りをよく見て見ますと、ぐにゃっと曲がった幅の狭い通りで、両側の店が近く、まさにコミュニケーションがとりやすい通りです。案外、そこに隠れた魅力があるように思えます。イベントを持ってくるのではなく、車両の侵入を防ぎ、子どもたちの空間、つまり遊び場と仲間をつくれる環境をつくり、そしてそこに時間を与えることができると、いろいろな方面に効果があるんではないかと考えております。どうか、どう考えておるかお聞かせください。
 2番目は、自転車を活用した地域活性化策です。
 自転車交通に関しては、やはり何度も質問しています。また、私も国交省、県警、宮崎市などが協議している自転車ネットワーク会議を傍聴させていただいています。警察庁の通達に対して地方はどのように取り組むべきか、いろいろな観点から協議がなされているようです。自転車交通に関しては、この計画作成会議が母体となって、宮崎県では進んでいくと思っています。ぜひ、市の担当課としても情報を仕入れ、西都にマッチした自転車交通体系としてもらえることを願っているところです。
 さて、今年の市長の施政方針で、「環境問題や健康づくりに関連して、注目を浴びています自転車を通じて本市の持つ豊かな環境資源を観光に活かすまちづくり」と言われましたが、具体的にはどのようなことをお考えなのかお聞かせください。
 3番目は、武道必修化における安全対策についてです。この件に関しても、3回目の質問になります。
 武道必修化がいよいよ始まるわけなんですが、特に柔道を選択した学校のカリキュラムについてお伺いいたします。授業時間は1年間に何時間行い、どのような授業内容で進み、時間ごとの生徒数と、それに対応する教師の配置はどうなっているのか。また、安全対策を含めた研修の履修状況はどうなっているのかお伺いいたします。
 4番目は、自殺防止の取り組みについてであります。
 私の年齢は50代半ばですが、このくらいの年になると、同級生や親しかった方も何人か亡くなっております。ふと、亡くなった要因を考えてみますと、自殺によるものが余りに多いことに愕然とします。全国では毎年3万人以上の方が亡くなっておられますし、この温暖な宮崎が全国でも自殺率の高い県となっています。平成19年は、人口10万人当たりの自殺者数が34.6人と、全国で2番目の数字を示したことがありました。宮崎県では、その平成19年から宮崎県自殺対策推進本部を設置して取り組んでおられます。そんな中、西都市の現状と市としての自殺防止の取り組みについてお聞かせください。
 以上で、檀上の質問とさせていただきます。御答弁よろしくお願いいたします。(降壇)

◎市長(橋田和実君) (登壇)橋口登志郎議員の御質問にお答えします。
 まず、まちづくりに関して、市民主導のイベント等についてどのような見解を持っているかとのことでありますが、今回の「食の大運動会」や「まちなか福祉まつり」では、年々にぎわいを増していると感じております。これも現在進めている、市民協働の取り組みの成果の一つの成果だと考えております。行政指導ではなく、市民主導による活動が活発になり、それを行政が支援する形がまちづくり、地域づくりの原点であると考えておりますので、市民が中心となり、商工、経済、福祉団体、NPO等が取り組む実行委員会等に市の職員も積極的に参加し、コーディネーター役を務めていければ、さらに市民活動は活発になっていくものと期待しております。
 次に、買い物難民について、市として調査、研究したことがあるかとの御質問にお答えします。
 買い物難民に対する直接的な調査は実施しておりませんが、「西都市まちづくりビジョン」の策定に当たり、一昨年の9月に実施しました市民アンケートでの平助通りのスーパーに対する回答結果を見てみますと、利用者の9割以上の方が妻北地区の方々であり、近くて便利、気軽に入れるということが利用の大きな理由となっているようです。このように地域に密着したスーパーの閉店は、利用者の中でも特に交通弱者と呼ばれる方々への影響は大きいものと考えます。買い物難民対策につきましては、昨年度、地元商店街との方々と3度の勉強会を実施しており、この勉強会を今度再開する予定としております。
 また、まちづくりビジョンの策定に関しましても、高齢化社会が進む中、このような買い物難民と呼ばれる方がさらに増えていくことを予想し、会議の中で検討を行っており、今後、商店街と一体となった宅配事業の実施等を含めた検討・研究を行っていくこととしております。
 次に、平助通りを歩行者天国にしてはという御質問にお答えいたします。
 昨年の橋口議員の質問にお答えしましたように、まちなかに歩行者天国をつくることは、中心市街地活性化の大きなポイントになると思っているところであります。御存知のように、小野崎通りでは月1回歩行者天国にし、えびす朝市を行い、町のにぎわいを創出しているところであります。議員の言われる平助通りでは、生きがい交流広場において、「さいと匠の会」主催の交流活動で子どもたちのコミュニケーションの場を創出しております。歩行者天国の整備につきましては、商店主や地域住民の理解をはじめ、関係機関との調整等も必要となってきます。まずは、歩行者天国を実施することでの可能性を研究させていただきたいと思います。また、子どもたちの遊び場となるためには、歩行者天国のみでなく、何らかの仕掛けが必要と思いますので、研究・検討が必要だと思います。
 次に、自転車を活用したまちづくりについてお答えします。
 自転車を通じて、地域資源を観光にどう活かすのかということでありますが、これは近年、環境問題や健康づくり志向の高まりを受けて、自転車に関心を持たれる方が非常に増えているため、観光地めぐりやイベントなどに自転車を積極的に活用することで、環境問題の啓発や新しい体験型の観光メニューを開発して、地域活性化にもつなげていこうというものであります。
 先日、民間主導で開催した自転車イベント、「じてパラ・イン西都アンカー選出と走ろう会」には、口コミで参加者を募ったにもかかわらず、100名近い参加者があり、大会に参加された方々より、高い評価を受け、自転車プロレースチーム、ブリジストンアンカーチームのメンバーからも、西都の環境は自転車で走りやすいとの評価を得ました。西都市地域雇用創造協議会においては、自転車で西都市内をめぐるモニターツアーを企画するなどして、自転車、地域資源、観光を融合させた商品開発を行っています。
 自転車に関連して、民間団体の動きを見てみますと、西都原をコースにした競技性の高い自転車レースの開催も検討が進んでおり、市も先進地事例を検討するための費用を次年度予算に盛り込むなどして、積極的に大会開催の支援を行いたいと考えております。
 また、宮崎県サイクリング協会では、6月にサイクリングロードを活用して、宮崎市内から西都原を経由し宮崎市近郊を走るサイクルマラソン大会も開催されることとなっております。
 本年2月には、県内のテレビ放送局主催の自転車に関するフォーラムが開催され、私も自転車利用を推進する立場から、パネリストとして西都市をアピールしてきたところであります。
 現在、社会全体が自転車に注目しており、自転車を活かしたイベントを開催するには絶好の機会だと考えておりますので、この動きをとらえて、今後も官民協働でさまざまな活動に取り組んでまいりたいと思います。
 次に、自殺防止の取り組みについてお答えします。
 全国では、平成10年以降、年間の自殺者数が3万人を超えるなど、自殺が大きな社会問題となっていることは御案内のとおりであります。その中でも特に宮崎県は自殺死亡率が高く、年間に300人を超える状況が続いています。
 本市におきましては、平成13年以降、10年間では平成17年の20人を最高として年間に10人以上のとうとい命が毎年失われています。また、人口10万人当たりの自殺死亡率では、平成20年には45人を超えるなど、本市においても大きな社会問題として認識し、その対策に取り組まなければならないと考えております。
 自殺対策につきましては、国において自殺対策を総合的に推進するため、平成18年に自殺対策基本法が制定されたほか、県においても、保健、福祉、医療、教育、労働等の団体や機関等からなる自殺対策推進協議会が設置され、官民一体となった対策が取り組まれています。また、平成20年度から始まった「自殺ゼロ」プロジェクト事業では、自殺予防週間等を中心とした普及啓発活動、自殺の危険性の高い人の早期発見・早期対応を図るための人材育成事業、専門の診療相談等窓口の設置、自殺未遂者や遺族への支援などが取り組まれております。
 本市でも、このような県の事業等に沿った形で自殺予防等の対策を推進しており、保健師による相談受け付けや訪問指導をはじめ、医療機関等の紹介などを実施しております。また、平成24年度から県の地域自殺対策緊急強化事業を活用し、生活上や健康上の問題を抱えている人や自殺の危険性の高い人などを支援するゲートキーパーの養成事業に取り組む予定であります。
 以上でございます。(降壇)

◎教育長(綾寛光君) (登壇)橋口登志郎議員の御質問にお答えします。
 まず、柔道を選択した学校のカリキュラムにつきましては、市内中学校6校のうち3校が柔道を取り入れており、いずれも全学年8時間から10時間の年間指導計画に基づき授業を実施しております。
 その学習内容としましては、安全面にも配慮し、生徒の発達段階に応じて基本動作や受け身、礼法等が中心となっており、体育教員1名が学級ごとに柔道の指導にあたっております。なお、時間ごとの生徒数は、学校の規模に応じて最大34名、最少19名となっております。
 また、体育教員を対象とした研修につきましては、宮崎県が平成21年度より3カ年で、すべての中学校、高等学校の体育教員を対象として、安全指導を含む指導力の向上を目的に指導者講習会を実施しており、本市からは、これまで3名の教員が柔道の研修を受講しております。
 各学校におきましては、選択種目として武道が導入された平成14年度以降、これまでも指導にあたっているところですが、平成24年度からの必修化を控え、全生徒が対象となるにあたり、これまで以上に安全面に配慮して指導するよう、教育委員会としましても、なお一層の意識啓発を図っていきたいと考えております。
 以上でございます。(降壇)

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事務所開き、地域づくり文化部、アーカイブ一般質問救急医療

2018-03-22 22:51:33 | 日記

 そういえば昨日の稽古写真のっけていませんでした

膝の調子が悪いので指導ばっかりでした

さて今日後援会事務所開きをしました

休み明けの平日でしたけど、たくさんの方が応援に来てくれました

頑張っていきます、ありがとうございました

さて夕方は地域づくり協議会教育文化部の今年度最後の会議でした

その会議の前、西都の天才清野さんの才能の一片を見ることができました

木の実で作ったお雛様です 

清野さんは落ちている木の実を見ると、お雛様やいろんなものに見えるそうです

すごいですね

さて今日のアーカイブ一般質問は救急医療についてです

特に個人的に研修に行った「涌谷町にある涌谷町町民医療福祉センターのセンター長青沼孝徳先生」の話になるほどと思ったので、質問に取り入れました

また雑誌等で記事になったことも取り上げています

新病院建設の兆しが見えてきた質問でもあったと感じます

(橋口登志郎) 最後は、西都児湯医療センターについてです。御答弁ありがとうございました。
 その中で、幾つか質問していきたいと思っております。
 まず、最初の答弁の中に常勤医師をはじめ職員が一丸となった経営努力により、地域医療の拠点病院として、という言葉を言われました。この地域医療というのは具体的にどのようなものかお聞かせ願いたいと思います。

◎市長(橋田和実君) 私は、詳しくはないんですけれども、地域住民の安心・安全な生活を守るために医療機関、医師等が行政や地域住民との連携のもとによりよい社会環境を構築するための医療活動であるとそのように認識しています。
 そこで、疾病の治療だけではなくて健診や保健指導事業、健康教育や相談など疾病予防の観点も重視されておると、またその後の治療後のリハビリテーション、在宅ケアの分野までも含みまして包括的に取り組んでいく医療活動と体制が今後求められてくるとそのように考えています。

◆2番(橋口登志郎君) 実は先日地域医療に関して、千葉で、個人ですけれども、個人として研修を受けてきました。講師は宮城県の、多分これ涌谷町だと思います、間違っていたらごめんなさい。涌谷町にある涌谷町町民医療福祉センターのセンター長青沼孝徳先生です。先生、自治医大の1期生で、時の町長に請われて町に来たそうです。青沼先生の話の中で、今市長がおっしゃいました包括という言葉が出たんですけれども、地域包括医療の話が出ました。
 これはこういうものです。病気にならない仕組みが必要、これは予防医学のことです。不幸にも病気になってしまっても、医学、医療技術の進歩が救命率のをアップをもたらしました。しかし、そのために、簡単に言えば、命が助かってしまって、ありがたいことなんですけども、命が助かったために障がいが残った状態での療養生活者が増大したこともまた事実です。つまり、救命後のケアの必要性が増大したわけです。その対策として、医療機関だけではなく、先も市長が言いましたけれど、保健、福祉、介護と連携を図りました。健康つくりから治療、リハビリ、福祉に介護サービスなどを包括して行い、住民が住んでよかった、ほかの町の人が涌谷町に住んでみたいなというまちづくりを涌谷町町民医療福祉センターを通して目指すというすばらしいものでした。
 今、市長の地域医療の具体的なものはどのようなものかという答弁と似ているなと思ったんですけれども、どうでしょうかね。

◎市長(橋田和実君) 涌谷町やったですかね。

◆2番(橋口登志郎君) はい

◎市長(橋田和実君) 涌谷町の、その町民医療福祉センター、私も何かで視察に行ったときに聞いたような気がしておりました。
 これは、おっしゃったように医療機能だけではなくて、保健そして福祉、介護、そういった面を含めた連携といいますか、を重視した形態となっておりまして、包括的に取り組む地域医療ではないかということで、介護とかその辺が入っておりますので、少し異なる点はあろうかと思いますが、割合似通った点ではないかなと思います。

◆2番(橋口登志郎君) いろいろな取り組みをしている病院がありますもんですから、ぜひ御参考にしていただきたいなと思っております。
 続きまして、答弁によりますと事業状態も大分好転しているようなんですけれども、収支の点ではどのような状況か、また将来どのような入院を含めて患者数を受け入れが可能な予定なのかお聞かせください。

◎健康管理課長(中武久充君) 収支の状況及び将来の患者数に関してでございますが、今年度の上半期の事業条件につきましては、壇上からお答えをしましたとおり、前年度の比較で患者数が増加傾向にございます。これは、常勤医師をはじめ職員の経営努力、それから体制のもとに順調に経営が行われているというふうに認識しております。
 現在医療センターにおきましては脳神経外科及び循環器内科を主としまして、夜間急病センターにおきます内科及び外科の患者の受け入れを行っておられます。特に脳神経外科では2名の常勤医師が中心となりまして、24時間の受け入れ体制が整備をされているというところです。
 なお、将来的には医師の増員も含め、新病院建設計画を踏まえました入院外来の受け入れ体制、規模、診療の科目等が検討されるものと考えております。

◆2番(橋口登志郎君) 脳神経外科では24時間の受け入れ体制が整備されていると言われましたけれども、具体的にはどういった受け入れ体制なんでしょうか。

◎健康管理課長(中武久充君) これは具体的には緊急の入院、手術が必要な重症の救急患者を対象としまして2次救急医療としての受け入れ体制でございまして、救急車に限らず、そのような状態にあればそういうふうな患者さんを受け入れるというふうな体制でございます。

◆2番(橋口登志郎君) 2次救急ということですね。循環器系はどうなっているんでしょうか。

◎健康管理課長(中武久充君) 循環器内科でございますが、現在循環器内科につきましては体制的にも24時間態勢で対応ができます。ただ、医師の常勤体制におきまして現在の医師数では受け入れができない場合がございます。また、急性の心疾患の患者に対しましては現在の医療機器では緊急の受け入れができない場合がございます。しかし、今後導入が予定されております機器の導入及び医師の確保が図られれば対応が可能というふうに聞いております。

◆2番(橋口登志郎君) 昨日の恒吉議員の質問にもありましたけれども、6日の県議会において県内の災害拠点病院で耐震性を備えているかどうかに質問があったそうです。西都児湯医療センターは診断こそしていないが耐震性はないというとの県の見解だそうです。それを踏まえて耐震化や新病院建築について次の質問にまいります。
 適地調査や住民意向調査などの作業項目と言われましたが、これはどのように進められておられるのか、またどのような内容なのか、それは今後の新病院の計画にどのように反映されるのかお聞かせください。

◎健康管理課長(中武久充君) 適地調査、それから意向調査の作業項目等でございますが、適地調査につきましては、まず患者等の利便性や医療需要等を踏まえまして、道路交通網、それから交通公共機関等の利用可能性の観点をはじめ都市計画法、農地法等などの法規制の観点を中心に候補エリアの選定が行われます。その後、候補エリア内におきますさらに詳細な法規制、それから周辺環境等の調査、分析、さらに用地取得時の困難性等や用地費の調査検討を行い、候補地としての適地としての順位づけが行われ、今年度末には報告書が作成をされる予定でございます。
 また、住民意向調査につきましては年内に調査票が配布をされまして、年明けの1月中の回収と聞いております。これの調査におきましては、医療センターの現状と新病院に求められます施設や機能等の整理を踏まえ、適地条件が整備をされますので、西都児湯医療圏において地域医療の拠点として利便性の高い新病院の建設に反映されるものと考えております。

◆2番(橋口登志郎君) 住民意向調査は広く、そして多くの住民の方の意見を集約するのが大切だと私は思っています。どのぐらいの数が今集まっているのか、またアンケートのとり方について市はサポートされる予定はあるのか、あわせてお聞かせください。

◎健康管理課長(中武久充君) アンケートのサンプル数でございますが、一応サンプル数につきましては可能な限り多くの数を考えておられます。西都市では最低でも1,000以上のサンプルということをお聞きしております。それから、このアンケートに対します市のサポートでございますが、このアンケートに関しましては本市をはじめ西都児湯地区の自治体の窓口等を利用しまして配布等を予定をされております。また、各種集会等の場におきましても協力をお願いされる予定でございます。
 そういうふうな状況でございますので、市としましても集会等開催の状況提供をはじめアンケートの周知に努めていきたいというふうに考えております。

◆2番(橋口登志郎君) 広く、偏らない内容の調査をお願いしたいと思います。
 先ほど答弁でありましたが、導入されるX線CT装置、血管造影装置の更新と言われました。それは今までの装置とどのように違うのか、またはどのようなメリットがあるのか、そしてどのように購入されるのかお聞かせください。

◎健康管理課長(中武久充君) まずX線のCT装置でございますが、今回導入をされますものは高画質、低ノイズ、低被爆線量、それから高速撮影の機能を持ち、収集スライス、これは64でございまして、現在の機器の16スライスと比較をしまして、より高機能で、それから詳細な撮影と観察が可能になるものでございます。
 また、血管造影撮影装置につきましても高画質、それから低被爆線量の機能的な特徴を持った機器でございまして、両方とも脳神経外科疾患と循環器疾患へ対応できるものとなっております。特に血管造影撮影装置につきましては急性心筋梗塞におきます冠状動脈内へのステント留置術が可能になるものでございます。なお、機器の導入に関しましては、メーカーによる指名競争入札を経まして年度末までには導入される予定でございます。

◆2番(橋口登志郎君) 急性心筋梗塞における冠状動脈内のステント留置術というのは、これカテーテル手術のことですよね。

◎健康管理課長(中武久充君) はい、そのとおりでございます。

◆2番(橋口登志郎君) そうすると、脳外科と同じく心臓系の救急も受け入れることができるようになると、この機器が入ったらと考えてもいいんでしょうか。

◎健康管理課長(中武久充君) 現在、脳神経外科におきましては、この開頭手術からカテーテルを通じまして開頭をせずに治療をする脳血管内の治療を行っております。
 また、循環器内科におきましては、カテーテルで不整脈の原因となります心筋を焼き、根治を目指す治療が行われております。なお、ステント留置術は今後導入される機器によりまして対応が可能であるというふうに聞いております。

◆2番(橋口登志郎君) より広く、より深い治療ができると考えたいと思います。
 続きまして、社会医療法人の認可取得に向けた会計監査法人導入のための予備調査とはどういうものですか。

◎健康管理課長(中武久充君) 医療センターは社会医療法人の認可取得に向け、公益性、それから透明性をより高めるとともに経営管理体制をより充実するために会計監査人による監査の導入を検討されております。医療法人におけます監事とこの監査法人の違いでございますが、業務の妥当性や財産状況を監査する監事に対しまして、監査法人は財務書類等に含まれる重要な虚偽表示の有無を確かめる監査を実施いたします。
 また、医療法人の内部統制の検討、それから財務会計に関する問題点に対する改善の提案を行う役割も担っております。
 この予備調査におきましては、医療センターの概要の把握、内部統制の整備状況等の評価等を行いまして、調査で整理をされました課題、それから適切な会計処理、内部管理体制の整備強化等に対する改善に向けました提案などの会計指導業務が実施をされる予定であります。

◆2番(橋口登志郎君) 社会医療法人のメリットは、私、何度もこの一般質問で言わさせていただいています。今、御答弁にあったとおりなんですが、公益性、透明性、経営管理体制が担保されるということです。早い段階の認可を私は望んでおります。
 官民共同という全国的にもまれな形態で高度医療と地域医療を担い、地域住民のニーズに応える中核病院に向かっていると答弁から感じられました。市長、くどいようですが、具体的にどのようなビジョンをお持ちかお伺いしたいと思います。

◎市長(橋田和実君) 今の西都児湯医療センターの理事としてそういった観点からも申し上げたいと思いますが、今高度で良質な医療を提供する医療環境の整備が求められておるとそのように思っています。この医療センターは初期救急医療のみではなくて、いろんなそういう重症救急患者を対象にした2次救急医療、そして脳卒中に係る急性期の治療を担う中核的な病院としてその役割を担っていると思っております。
 高齢者に発症率が顕著である脳疾患等、循環器疾患に対して、両疾患を考慮した検査、治療等によりまして、地域内で一貫した医療の提供を目指していると思っております、目指しております。
 将来的には現在の中核病院としての医療体制等の充実強化とともに、医療、保健等分野など包括的に取り組んでいく地域医療体制の構築が必要になってくると思いますので、そういった方向に進んでいくと考えております。

◆2番(橋口登志郎君) 安心・安全を市民に与える医療の充実というのは、住みよい西都、住んでみたい西都という地域づくりに欠かせないものだと私は思っています。何度も言いましたが、数年前救急病院からお医者さんが引き揚げられ、市長をはじめ当時の病院関係の皆さんが医師集めに奔走され、病院自体の存続の危機に遭遇していたことを思うと、緊急を要する二大疾患に対する備えがあり、また今回の答弁にあったような西都市を含め1市5町1村の安心・安全をかなえてくれる今の状況は市民の立場から応援してきた者としては心から喜ばしく今思っております。
 さて、12月10日に発売された週刊朝日増刊号に名医の最新治療という特集がありました。そこのクローズアップ実力医療機関というコーナーに西都児湯医療センターのことが2ページにわたって掲載されていました。その記事によりますと、カテーテルアブレーションと脳神経外科を1つの病院で行えるのは全国でも珍しいと書かれてありました。このように、地元の病院が全国紙で取り上げられるというのは市民としてはとってもうれしいものです。ぜひ、これからも官民共同で西都児湯地区の地域医療を担い、中核病院であり、そして災害拠点病院をつくり上げていただくことを願って私の質問をすべて終わりたいと思います。ありがとうございました。

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