厚生文教委員会協議会が開かれました。
報告された案件の一つ、「学校施設の予約システム導入」。
学校の体育館や運動場の利用予約をインターネットで完結するという、利用者にとっては便利なシステムだと思います。
ネットで予約すると、電子錠の鍵の暗証番号が発行されるということで、「電子錠」の実物も見せてもらいました。
その説明の中で、「土曜日、日曜日の校庭開放の廃止」という小さな文字が目にとまりました。
なぜ、今、校庭開放の廃止????
これまでも、土日の校庭開放は、実態として一般に開放されているとは言い難いものでした。
子ども会のソフトボールの練習など、団体利用のない時は、開放されていないこともありました。
そのことを、一般質問や予算・決算の委員会で取り上げてきたこともありました。
市のHPには「小学校の校庭開放について」という「お知らせ」があります。
「泉大津市では、幼児・児童の安全な遊び場を確保するために、各小学校の校庭を開放しています。」として、「開放の日時は、原則として、土曜日および日曜の午前9時~午後5時まで」となっています。
コロナ感染の緊急事態宣言中は休止していましたが、「10月からは利用再開」となっています。
「予約システム」の導入とともに、これまで一応は続けてきた校庭開放事業を廃止するというのはどうなのか?
「利用が少ない」ということも言われましたが、利用がなかったわけでも要望がないわけでもありません。
身近な公園が減っています。
その公園には、「ボール遊び禁止」の看板が立っていたりします。
「幼児・児童の安全な遊び場」は、重要な政策課題として考えて欲しい。
問題提起だけはしておきました。