こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

「駅無人化問題」・・たつみコータロー議員の国会質問

2016-04-28 22:18:42 | つぶやき
4月26日の参議院国土交通委員会で、たつみコータロー議員が「駅無人化問題」で質問。


インターネットで視聴できます。コチラから。



無人化は利用者にとって安全性、利便性、治安の低下にもなり、地元住民から反対の声が上がっています。大阪でも地元の党が何度も会社と交渉してきました。

無人化は、障害者にとっては不安でしかありません。障害者基本計画では、段差の解消、転落防止設備の導入などとあわせて、「人的な対応の充実」を図る必要があると掲げていますが、無人化は明らかに反します。

主に質問で取り上げたのは南海電鉄。なんと8000人を超える乗降客の駅3つを無人化にしています!
「経営が苦しいから仕方ない」これが口実ですが、南海は赤字の会社ではありませんし、一番儲けているJR東海だって無人駅はかなりあります。要は鉄道会社の姿勢ではないか。だいたい鉄道会社は対外的には「地域貢献」「社会貢献」なんて掲げるわけですが、街の玄関口である駅が無人化になったらダメでしょう。

国交大臣は南海という名前を出して「地元の理解が大事」と答弁せざるを得ませんでした。無秩序な無人化にストップをかけられるよう、頑張ります!
(たつみ議員のフェイスブックの投稿より)



南海松ノ浜駅が無人駅になったのは3年前の4月。その年の夏の選挙で、コータロー議員が当選。国土交通委員会に所属したということを聞いて「無人化問題取り上げて欲しい。」と直接伝えたこともありました。


国会議員団事務局の皆さんが松ノ浜を含む現地の調査を重ね、26日の質問になりました。

質問の前日には、コータロー議員から直々、「確認のために」と私のケータイにも電話がありました。

そのとき伝えたこと、「私自身がICカードの不具合で泉大津の改札から出られなかったことがある。駅員さんがいる駅なので対処できたが、無人の松ノ浜で降りたら、ベルをおして隣の駅に連絡しなければならない。視力障害の方なら、ベルがどこにあるのかわからず、駅にとじこめられてしまう。構内の点字ブロックは、非常ベルに誘導してくれないから・・・」と言うことも、「無人化で一番困るのは障害者の方々」という事例に生かされていました。


「(無人化に際して)地元自治体、住民にていねいに説明し、理解を得るように指導している」と言う趣旨の答弁が繰り返されていました。

少なくとも、松ノ浜は「突然の無人化」で、「丁寧な説明」も、「住民の理解と合意」も全くありませんでした!

コータロー議員、「住民の理解も合意もないからこそ、多くの自治体の『意見書』があがっている。」


泉大津市議会の意見書(2013年9月議会)も紹介してくれました。


「駅員配置を」と、声をあげていきましょう。



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