こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

包国(カネクニ)博さんを偲ぶ会

2016-04-16 22:06:48 | つぶやき
昨年の夏に亡くなった包国(カネクニ)博さんを偲び思い出を語る集いが開かれました。


若いころは繊維労働者の要求実現の先頭にたち、永く、国民救援会の専従として全国を駆け回る活動をされました。特に、「白鳥事件」と呼ばれた無実の村上国治さんの無罪をめざす活動に力を注がれました。

65歳で私達の強い願いに応えて1993年の市議補選に立候補、当選して2年半、一緒に活動し、多くことを教えていただきました。その後、2度の府議選に立候補され、議員を引退してからも、最後の住まいであった、なぎさ府営住宅の自治会長、老人会長を務められ地域の皆さんの相談相手として親しまれていました。

なぎさ住宅のすぐ前を走る阪神高速の振動・粉塵の被害の解決のために、住民の皆さんとともに取り組まれ、最後の最後まで、そのことを気にかけておられました。




救援会の専従としての仕事を退任してからの地元、泉大津での活動をともにし、後を継ぐひとりとして私も一言、話をさせていただきました。


泉大津から参加した私たちは、あらためて包国さんが冤罪事件の救済に果たした役割の大きさを知り、各地から駆けつけた古くからの友人の皆さんは、包国さんが退職されてから地元でかけがえのない役割を担って活動してこられたことを知り、包国さんを通じて、心の通いあう暖かい集いでした。


運動を通じて親交のあったシンガーソングライターの野田淳子さんが、最後に「死んだ男の残したものは」を熱唱。心に深く沁みる歌声でした。


包国さんが、私達に残してくださったものは、人と人との暖かく力強い絆。そして、まっすぐに生きていく勇気。あらためて、ありがとうございました!

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