こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

「こんにちは  ただち恵子ですNo.803」発行しました

2012-03-26 23:15:27 | 活動報告


3月議会、一般質問の報告を掲載した「こんにちは ただち恵子です №803」を土曜日の朝、印刷。二つ折り作業を、午前中かけて事務所でしていただき、昨日から地域に配布しています。議員団の中で、私の担当地域である上條、条東の二つの小学校区、約7500世帯にお届けします。

字数制限のないブログの投稿とは違い(・・・とは、言ってもあまり長いと、書くのも読んでいただくのもシンドイので、そこそこにしているつもりです。)、B4の紙面に納められるのは、ホントにエッセンスだけ。

エコハウス認定事業については、書ききれませんでした。

市役所の前の東雲公園を歩いていて、照明灯の下に、こんな看板が目にとまりました。



今度の質問に託した、私の思いでもあります。


【こんにちは ただち恵子です №803 裏面より】

原発ゼロをめざし自然エネルギーの本格的導入を

ドイツは福島の原発事故を教訓にして、再び「原発を廃止し、自然エネルギーへの転換」に大きく舵をきりました。ところが、日本では安全性の充分な確認もないまま、原発の再稼動の動きがあります。
 活断層近くに建設された福井原発で福島の事態が繰り返されれば、近畿の水の供給源、琵琶湖が汚染され、大規模な被害が避けられません。
「原発からの速やかな撤退を求め、国・府・関電に働きかけるべき」と市の考えを質しました。市長は「原発を全てなくすことをめざし、小さな市であっても太陽光発電など、新エネルギー政策を進めていく」と述べました。

太陽光発電の本格的普及を
全国では、自然環境を生かして、風力・水力・地熱・太陽光など自然エネルギーで、地域の暮らしと産業のエネルギーを賄う「エネルギー自給率100%以上」の市町村が52もあります。
 「泉大津の地形、産業から、現状では太陽光・太陽熱以外に効率よい再生可能エネルギーは望めない」との市の見解でした。策定中の「温暖化対策地域推進計画」案では、「2032年までに太陽光発電施設を1000件に」と目標を掲げています。(現状は下表)
自宅の屋根にパネルを設置する条件がなくても参加できる形として、行政が市民に呼びかけて市民共同発電で公共施設に太陽光パネルを設置することなど、検討することを求めました。公共施設での太陽光発電は、災害時の非常用電源としても有効です。


市内の太陽光発電
★公共施設
中央配水場、市役所庁舎(2階・6階)、戎小学校体育館、穴師小学校、市民会館
受給最大電力96.1kW
【未設置の小学校6校、3中学校、戎幼稚園に2012年度設置予定】
★民間住宅 関西電力との受給契約件数  330件(2010年度末)
★民間事業所の件数は把握していない。

楽しく歩ける道、安心して走れる自転車道
温室効果ガスの排出量増加の要因のひとつに、「マイカー保有台数の増加」があると言われています。自動車の利用抑制のためにも、歩道・自転車道の整備が重要です。
 南海中央線北伸(森町の中を通過する都市計画道路)は、市民まちづくりワークショップの提言を生かして「車道は2車線に、歩道、自転車道、植樹帯の拡幅」という方向で整備が進められています。
 平坦でコンパクトな市域は、道路が整備されれば、徒歩や自転車で移動しやすいまち。整備を進める年次計画策定を求めました。


原発事故、放射能の危険性にふれない文科省「副読本」

文部科学省が編集した放射線に関する副読本が、全国の学校で新年度から使われようとしています。「放射線は自然界にあるもの、医療や産業に活用されている」と強調し、原発により日々作り出される放射性物質にも、現実に起こった原発事故についても、一言も書いていません。これまでの副読本で「原発はしっかりとした地盤に作られ、放射能は外に漏れない。大地震では原子炉は自動的に停止する」など「安全神話」を振りまいてきたことへの反省は、みられません。
副読本を使うかどうかは自治体の教育委員会の判断に委ねられています。子どもたちが、自らの身を守るためにも、将来正しい判断をするためにも、この副読本は活用しないことを求めました。
コメント
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