Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてII

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

久安寺 其の一(2017年7月15日参拝)

2017年08月12日 | 関西花の寺二十五霊場
高槻市の神峯山寺から池田市の久安寺へ移動。

お寺の前の423号線は何度か通った事があるので、
久安寺の存在は知っていましたが、
いろいろ他に行きたい寺社があり、今まで素通りしていましたけど、
今回はようやく参拝することにした。

大きな墓地が目立つので、観光寺院では無いと誤解してたよ。


所在地:大阪府池田市伏尾町697
宗派:高野山真言宗
御本尊:千手観音菩薩
創建:(伝)神亀2年(725)
開基:(伝)行基菩薩
勅願:聖武天皇
札所:摂津国八十八箇所、摂津国三十三箇所、関西花の寺二十五霊場、西国薬師四十九霊場


【縁起】
聖武天皇の勅願により行基菩薩が開創。

弘法大師留錫し真言密教道場として栄えた安養院が前身。

保延6年(1140)安養院は灰塵に帰しましたが、
御本尊千手観音像や薬師如来像、阿弥陀菩薩像は損傷を免れ、
久安元年(1145)に桜門、堂塔伽藍、四十九院などが再興。

近衛天皇の勅願寺となり、久安寺と改称されました。

安土桃山時代には豊臣秀吉が参拝し三光神を祀り、
月見茶会を親しんだと伝わる。

江戸時代には歌人平間長雅が在住して観音信仰を広め、
衰退を繰り返す中で法灯を護持してきました。

昭和興隆事業により諸堂を造営し、
ア字山とバン字池からなる庭園「虚空園」の整備、
旧伽藍跡に霊園及び仏塔を造営。

現在は関西花の寺二十五霊場の札所となり、
四季折々の花を楽しむ事が出来る。


【境内】


蕎麦がメインの食堂の前に数十台の無料駐車場があり、
昼食は後回しにして参拝開始。


【紫陽花】


前庭の池には紫陽花と金魚。


【本坊】


右手に行くと拝観受付と伽藍、左手に行くと楼門があります。


【楼門】


楼門を境内の中から撮影したもの。

ここから外に出れなかったので、
外からは撮影していません。

暑い中、また外に出る気力が無いし、
423号線は交通量が多いので。(^^;

室町時代初期に再建されたと推測される重要文化財。

普通ならじっくり見るところだが無理やわ。
この暑さはアカン。


【紫陽花】






参拝して初めてしったけど、関西花の寺二十五霊場だったのね。

花の無い時期に花の寺に訪れるのがゴマラーですが、
紫陽花はまだ咲いていました。(^^


【御影堂】


境内左手にある御影堂。




御本尊は弘法大師、開祖の行基菩薩、中興の賢実上人の、
三祖師像が祀られているとのこと。


【三十三所堂】


単なる廊下にしか見えないが、
中は33メートルの須弥壇に西国観音霊場の観音さんが祀られ、
遺骨を安置する慰霊壇があるそうです。

ここは中に入れませんでしたが、
さすがに入ろうとは思わない。(^^;

三十三所堂の下から弥勒山めぐり入口に入ると、
四国八十八か所のお砂踏み巡拝霊場があり、
約1時間かかるそうです。

私は2番札所で終了。

こんな暑い時に鬱蒼とした寺の山を歩いてはいられない。(^^;


【石仏】





【虚空園】




なかなか見事な庭園ですね。

舞台まであるし。(^^


【両果の道】


奥に何か凄いのがある。(^^


【地蔵堂】


途中にあったお堂。

堂内は誰も居ないと思っていたら、
尼さんらしき女性が昼飯を食っていた。(笑)


【童地蔵】


私もいろいろ童地蔵と各地で見ているけど、
犬と一緒なのは初めて見たな。(笑)


【舎利殿涅槃堂】




納骨堂だったら嫌だなぁと思いつつ近寄る。




堂内に入れるみたい。

自動ドア完備でした。(^^






うお、大きな涅槃像が。

大正まで本堂がここにあった場所に、
釈尊の舎利と涅槃仏を祀っているのが舎利殿涅槃堂です。


【涅槃仏】




これはかなりデキの良い石仏です。

これだけ大きいとパーツ毎にくっつけたのが丸分かりの、
石仏が結構多いんですよね。


【十大弟子像】



【レリーフ】


お馴染みの釈迦の一生を表現したものです。
全部は撮影してません。


奥にも部屋があるようで、恐らく納骨堂だと思う。

勿論、その先には入っていません。


【修行大師】



【五輪塔】



【不動明王】



【供養塔】



【石塔】



【観音菩薩】



舎利殿涅槃堂の参拝終了。

これから本堂へ行ってお参りですが、
長くなりましたので続きはまた明日。

予想以上に見所の多いお寺です。


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