本日のメインである但馬大仏で有名な長楽寺へ。
このお寺は越前大仏を建立した相互タクシー会長が、
とんでもない伽藍をこの地に建立したもので、
建設費の数百億円を私財から捻出したというから驚く。
それだけの費用がかかっている伽藍を、
自分の目で見たくてやって参りました。
所在地:兵庫県美方郡香美町村岡区川会642
宗派:高野山真言宗
御本尊:薬師瑠璃光如来
創建:伝・天平年間(729~749)
開基:伝・行基菩薩
札所:宝の道七福神霊場、但馬七福弁財天霊場
【縁起】
当山の歴史は今から約1280年前、行基菩薩の諸国巡歴の際、
山陰道の要所であったこの地に足を止め、疫病と貧窮に苦しむ人々を救い、
国家を安寧ならしめんが為に、菩薩みずから一刀三拝して彫刻した
薬師仏の尊像を安置せられたことに始まります。
天平9年(737)には六坊及び三重塔の七堂伽藍が創建され、
八鹿山薬師寺と称しました。
延暦年間には弘法大師も訪れたと伝えられる由緒ある古刹です。
創建当時山頂近くにあった伽藍は天文年間の洪水災害によって流失し、
天文11年(1542)現在の位置に再興して寺号を川会山長楽寺と改めました。
爾来、病患を救う霊験あらたかな薬師如来の霊場として民や領主の尊崇を受け、
その荘厳さは各地より訪れる参詣者を驚かせたと伝えられています。
寛文・明治の度重なる火災によって三重塔・楼閣・僧坊・仁王門等、
多くの堂塔・文化財を焼失するも、その都度再興。
昭和61年、相互タクシー(株)会長・多田清翁による大仏寄進の発願があり、
着工より約7年の歳月を経て完成。
平成6年4月17日、高野山ならびに諸山の大徳をお迎えして、
但馬大仏開眼法要が厳修されました。
【遠景】
宮津から城崎や出石といった観光地を過ぎて走ること80キロ。
見ての通り山奥にあるお寺まで、
さすがに遠かった。(^^;
少し離れた場所から見ても伽藍の雄大さが分かる。
【風景】
はい、めっちゃ田舎です。(笑)
ようやくお寺に到着しました。
デカい。(笑)
駐車場は無料でした。
【大門】
個人的に好みの山門では無いが、
立派なのは確かです。
【仁王像】
ちょっとコミカルな仁王さんです。
髭のはえてる仁王像は初めてみました。(笑)
【境内】
少々高めの拝観料800円を支払い境内へ。
ちなみに5月の「但馬大佛はなまつり」の時は拝観料無料で、
甘茶とおはぎの御接待もあるようです。
正月三が日も拝観料無料。
境内に目をやると真ん前の大仏殿が嫌でも入ってくる。
デカい。
【五重塔】
高さ70メートルのコンクリート製。
なかなか綺麗である。
【大仏殿】
デカ!
新興宗教っぽいというか、
古刹の雰囲気ゼロです。(苦笑)
お金持ってる人は何でもデカいのを造りたがるよね。(^^;
早速大仏殿内に入ってみた。
【三大佛】
デカい。
どっから見てもデカい。(笑)
中央に釈迦如来、向かって右に薬師如来、左に阿弥陀如来が、
ドーンと鎮座しており、その迫力は実際に見てみないと分かりません。
如来様のお顔を見るとあんまり威厳が無いというか。
日本人の好みのお顔では無いのは間違いない。
タイの寺院にあるような仏像のお顔をしてますね。
釈迦如来。
薬師如来。
阿弥陀如来。
この三大佛は中国の仏師をはじめ、
延べ2万人と約3年の歳月をかけて造られたものとか。
これほどの規模の仏像は加東市の無量壽寺を思い出しますね。
【千体仏】
壁面に大理石造の千体仏。
これまた壮観です。
【石仏】
50万はさすがに高いわ~。(^^;
三大佛の裏側に安置されていました。
これは奉納されたものとは違うようでしたね。
【修行大師像】
弘法大師で間違いないでしょうか?(^^;
【薬師堂】
本堂にあたります。
嬉しいことに堂内に入れます。
7年に一度の御開帳がある秘仏薬師瑠璃光如来が祀られています。
不動明王を中心とし諸仏が祀られていました。
こちらで散華と御札をいただきました。
【回廊】
【石庭】
【五重塔】
こちらの五重塔は嬉しいことに最上階まで登れます。
各階には大理石の石仏が安置されていました。
エレベーターは無く、階段で登ります。
エレベーターがあると将来的に文化財指定が出来なくなる為、
あえて設置してないのかな。
いや、ただ単に電気代が勿体無いからだと思われ。(^^;
【大仏殿】
屋根と鴟尾を上から見ると東大寺の大仏殿をマネて、
造られていることが良く分かります。
【風景】
【金銅仏】
最上階に祀られていました。
【金言】
【不動明王】
初層の裏側に祀られていました。
【多田清翁像】
【大仏殿】
もう一回、三大佛を見に行った。
やっぱりあのデカさは驚異的。
写真の右下に女性が写っているのが見えるでしょうか。
その女性を見るといかに大仏がデカいのか、
お分かりいただけると思う。
【鐘楼堂】
【弁天堂】
【境内】
【御朱印】
【感想】
伽藍は確かに凄かったが、
そのデカさ故にどこか胡散臭さを感じたのも事実。
ただ新興宗教にありがちな排他的な雰囲気は無い。
拝観料はともかく、気軽に参拝出来るお寺です。
それにしても自分が儲けたお金を惜しげも無く、
このお寺と越前大仏にかけるのだからタクシー王は凄い。
普通ならそこまでの金額は投資しない。
その点はとても尊敬出来ます。
しかしそれだけ儲けているんだったら、
タクシーの運転手さんに給料としてもっと分配してほしいよね。
運転手さんの年収なんて安いもん。
このお寺は越前大仏を建立した相互タクシー会長が、
とんでもない伽藍をこの地に建立したもので、
建設費の数百億円を私財から捻出したというから驚く。
それだけの費用がかかっている伽藍を、
自分の目で見たくてやって参りました。
所在地:兵庫県美方郡香美町村岡区川会642
宗派:高野山真言宗
御本尊:薬師瑠璃光如来
創建:伝・天平年間(729~749)
開基:伝・行基菩薩
札所:宝の道七福神霊場、但馬七福弁財天霊場
【縁起】
当山の歴史は今から約1280年前、行基菩薩の諸国巡歴の際、
山陰道の要所であったこの地に足を止め、疫病と貧窮に苦しむ人々を救い、
国家を安寧ならしめんが為に、菩薩みずから一刀三拝して彫刻した
薬師仏の尊像を安置せられたことに始まります。
天平9年(737)には六坊及び三重塔の七堂伽藍が創建され、
八鹿山薬師寺と称しました。
延暦年間には弘法大師も訪れたと伝えられる由緒ある古刹です。
創建当時山頂近くにあった伽藍は天文年間の洪水災害によって流失し、
天文11年(1542)現在の位置に再興して寺号を川会山長楽寺と改めました。
爾来、病患を救う霊験あらたかな薬師如来の霊場として民や領主の尊崇を受け、
その荘厳さは各地より訪れる参詣者を驚かせたと伝えられています。
寛文・明治の度重なる火災によって三重塔・楼閣・僧坊・仁王門等、
多くの堂塔・文化財を焼失するも、その都度再興。
昭和61年、相互タクシー(株)会長・多田清翁による大仏寄進の発願があり、
着工より約7年の歳月を経て完成。
平成6年4月17日、高野山ならびに諸山の大徳をお迎えして、
但馬大仏開眼法要が厳修されました。
【遠景】
宮津から城崎や出石といった観光地を過ぎて走ること80キロ。
見ての通り山奥にあるお寺まで、
さすがに遠かった。(^^;
少し離れた場所から見ても伽藍の雄大さが分かる。
【風景】
はい、めっちゃ田舎です。(笑)
ようやくお寺に到着しました。
デカい。(笑)
駐車場は無料でした。
【大門】
個人的に好みの山門では無いが、
立派なのは確かです。
【仁王像】
ちょっとコミカルな仁王さんです。
髭のはえてる仁王像は初めてみました。(笑)
【境内】
少々高めの拝観料800円を支払い境内へ。
ちなみに5月の「但馬大佛はなまつり」の時は拝観料無料で、
甘茶とおはぎの御接待もあるようです。
正月三が日も拝観料無料。
境内に目をやると真ん前の大仏殿が嫌でも入ってくる。
デカい。
【五重塔】
高さ70メートルのコンクリート製。
なかなか綺麗である。
【大仏殿】
デカ!
新興宗教っぽいというか、
古刹の雰囲気ゼロです。(苦笑)
お金持ってる人は何でもデカいのを造りたがるよね。(^^;
早速大仏殿内に入ってみた。
【三大佛】
デカい。
どっから見てもデカい。(笑)
中央に釈迦如来、向かって右に薬師如来、左に阿弥陀如来が、
ドーンと鎮座しており、その迫力は実際に見てみないと分かりません。
如来様のお顔を見るとあんまり威厳が無いというか。
日本人の好みのお顔では無いのは間違いない。
タイの寺院にあるような仏像のお顔をしてますね。
釈迦如来。
薬師如来。
阿弥陀如来。
この三大佛は中国の仏師をはじめ、
延べ2万人と約3年の歳月をかけて造られたものとか。
これほどの規模の仏像は加東市の無量壽寺を思い出しますね。
【千体仏】
壁面に大理石造の千体仏。
これまた壮観です。
【石仏】
50万はさすがに高いわ~。(^^;
三大佛の裏側に安置されていました。
これは奉納されたものとは違うようでしたね。
【修行大師像】
弘法大師で間違いないでしょうか?(^^;
【薬師堂】
本堂にあたります。
嬉しいことに堂内に入れます。
7年に一度の御開帳がある秘仏薬師瑠璃光如来が祀られています。
不動明王を中心とし諸仏が祀られていました。
こちらで散華と御札をいただきました。
【回廊】
【石庭】
【五重塔】
こちらの五重塔は嬉しいことに最上階まで登れます。
各階には大理石の石仏が安置されていました。
エレベーターは無く、階段で登ります。
エレベーターがあると将来的に文化財指定が出来なくなる為、
あえて設置してないのかな。
いや、ただ単に電気代が勿体無いからだと思われ。(^^;
【大仏殿】
屋根と鴟尾を上から見ると東大寺の大仏殿をマネて、
造られていることが良く分かります。
【風景】
【金銅仏】
最上階に祀られていました。
【金言】
【不動明王】
初層の裏側に祀られていました。
【多田清翁像】
【大仏殿】
もう一回、三大佛を見に行った。
やっぱりあのデカさは驚異的。
写真の右下に女性が写っているのが見えるでしょうか。
その女性を見るといかに大仏がデカいのか、
お分かりいただけると思う。
【鐘楼堂】
【弁天堂】
【境内】
【御朱印】
【感想】
伽藍は確かに凄かったが、
そのデカさ故にどこか胡散臭さを感じたのも事実。
ただ新興宗教にありがちな排他的な雰囲気は無い。
拝観料はともかく、気軽に参拝出来るお寺です。
それにしても自分が儲けたお金を惜しげも無く、
このお寺と越前大仏にかけるのだからタクシー王は凄い。
普通ならそこまでの金額は投資しない。
その点はとても尊敬出来ます。
しかしそれだけ儲けているんだったら、
タクシーの運転手さんに給料としてもっと分配してほしいよね。
運転手さんの年収なんて安いもん。
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