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Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてII

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

東大寺伊賀別所 新大仏寺(2017年3月4日参拝)

2017年03月27日 | 仏閣
伊賀寺社巡りのメインの一つである新大仏寺に到着。

ここは何といっても盧遮那仏でしょう。
お会い出来るのが楽しみです。




山門前に大型無料駐車場がありました。

いざ参拝開始。


所在地:三重県伊賀市富永1238番地
宗派:真言宗智山派
御本尊:盧遮那仏
創建:建仁2年(1202)
開基:源頼朝
開山:重源上人


【縁起】
源頼朝が後鳥羽法皇の勅願寺として開創、
重源を開山として創建されたと伝えられる。

重源は鎌倉時代に東大寺大仏と大仏殿の復興事業を指揮した僧として知られ、
当寺は東大寺の伊賀別所となった。

新大仏寺と称する所は重源上人が東大寺に敬意をはらって、
寺の名前に新の字を加えた。

その後、長らく衰退し戦国時代末期にはかなり酷い状態であった。
新大仏寺を訪れた松尾芭蕉はその様子を笈の小文や伊賀新大仏之記で記している。

再建されたのは江戸時代中期の寛延年間(1748-1751)のことである。


【大門】


とても立派な山門です。



扁額に東大寺伊賀別所と書かれています。


【仁王像】
 


【明王殿】


これはどう見ても交通安全祈祷殿ですね。




やはりお不動さんがいらっしゃいました。


【白寿観音像】


足元に爺さん婆さんがいました。
このパターンはどっかのお寺で見た記憶があるな。


【慈母観音】


子供がモロ人間でちょっと違和感がある。(^^;


【本坊】


御朱印や拝観受付はここでは無く、
明王殿前にある売店である寺務所となります。


【石塔】



【石仏】


これは善光寺式如来ですかね。


【鐘楼堂】





【十三重搭】



【鎮守社】



【大師堂】


元文3年(1738年)に護摩堂として建立されたもので、
ペリーが浦賀に来た時は国難消除の祈祷を修したそうです。


【大仏殿】


享保12年(1727)から延享5年(1748)にかけて建立されたもの。








元々の御本尊である大仏如来を祀っていたので、
大仏殿となっていますが、現在は釈迦如来が祀られていました。




地蔵菩薩と役行者が祀られていて、
なかなか立派な地蔵菩薩でした。




堂内外陣は砂でした。

こういうお堂はたまにありますね。


【岩屋不動明王】




大仏殿の裏手に回ると滝場があり、
そこには6メートルもの不動明王が祀られています。




ここからだとお顔が見えない。(泣)

滝場は水行をしないと入れないとのこと。


【石仏】



【護摩祈祷堂】


不動明王が見れなくて残念だなぁと思いながら反対側に回って見ると、
中に入れることが判明。

寺務所の方に確認してみると入っても良いとのこと。




何とも厳かな雰囲気。




ガラス越しに御対面。






江戸時代より多くの修行者の願いを受け止めてこられました。




最初見た時、ちょっとびびった。(^^;


【鎮守社】



【本堂】


これが本堂なのね。

てっきり横の大仏殿が本堂かと思ってたよ。

寛永9年(1632年)上野城主藤堂大学助髙次公が、
雨乞い祈願成就の御礼として寄進されたもの。




元俊乗房重源像をまつった由縁から上人堂と称するが、
現在は阿弥陀如来が祀られていました。


【鎮守社】





【新大仏殿】


ここだけ拝観料300円が必要です。

まずは二階に上がり盧遮那仏とご対面です。

この新大仏殿は外よりもヒンヤリとしていて寒い。


【盧遮那仏】


撮影禁止でしたので伊賀上野観光協会より拝借。

素晴らしい。

息を飲む程の見事な大仏様です。

快慶作ということでしたが、そんなに快慶の雰囲気を感じません。

それもそのはず、元々は宋の仏画をモデルにしているので、
快慶という雰囲気が感じられないのも仕方ありません。

当初は立像の阿弥陀如来であったが、
江戸時代の享保年間に仏師祐慶により修復され、
現在の坐像盧遮那仏になりました。

他に俊乗房重源像が祀られていました。
こちらもリアルな彫刻で見事でした。


【石造基壇】


一階に戻ると次は基壇です。

こちらのブログの画像を拝借しました。
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad/7460/mie-sindaibutuji.htm

元は阿弥陀三尊の台座だったそうで、
よくも鎌倉時代に造ったもんだと感心した。

石を切るのは出来たとしても、二段目をよく乗せたなぁ。

どうやって石を乗せたんだろうか。


【御朱印】


書置きのみとのことです。


拝観料300円の価値は充分ありますので、
ここを訪れたなら新大仏殿は拝観しましょう。

植木神社(2017年3月4日参拝)

2017年03月25日 | 仏閣
続きまして伊勢神宮に続く伊勢街道の宿場として、
昔から発展していた伊賀市平田に鎮座する植木神社へ。

県の無形民俗文化財に指定されている祇園祭が行われています。



所在地:三重県伊賀市平田699
御祭神:健速須佐之男命、櫛名田毘売命
創建:寛弘元年(1004)
社格:郷社



【由緒】
平安時代中期の寛弘元年(1004)、
出雲国意宇郡日御碕の住人である桃木政守が夢の告をうけ、
播磨国広峰山から牛頭天王を勧請したのが始まり。

当初は王手村清水谷鳥坂神社の相殿に祀ったが、
鎌倉時代の文永2年(1265)、洪水で流出した為、
現在地へ遷座し植木牛頭天王と称した。

明治2年(1869)現社号に改称し、明治7年(1874)5月、郷社に列した。
明治41年に平田神社等30社を合祀している。


【鳥居】




無料駐車場がありました。


【鐘楼堂】


この神社にも鐘楼堂がありました。


【境内】


こじんまりとした普通の神社ですね。


【拝殿】




神職さんがいらしたのでご挨拶。

そして神様にも御挨拶を。(^^


【狛犬】



【御神木】



【蔵】



【神輿庫】



【参籠所】



【鳩】




逃げないように籠に入れられていました。

自由に飛ばせてあげて。(笑)


【梅】



社務所に居るハズの神職さんを呼ぶ為に、
ピンポンを押すも出てこられない。

ピンポンが壊れていたのかどうか分かりませんが、
結局出てこられませんでした。

よって御朱印の有無は確認出来ませんでしたが、
ネットで調べる限り無さそうです。

萬徳寺(2017年2月19日参拝)

2017年03月06日 | 仏閣
成田山横浜別院のお隣に萬徳寺というお寺があります。

一瞬、横浜別院のお堂かと勘違いしてしまうほど。

隣なんで参拝しますわな。(^^


所在地:神奈川県横浜市西区宮崎町32
宗派:曹洞宗
御本尊:如意輪観世音菩薩
創建:天正15年(1587年)
開山:等膳和尚



【子育地蔵尊】





【本堂】


普通の家のような本堂です。

残念ながら閉まっていました。


【地蔵堂】


六体地蔵が祀られていました。


とても小さなお寺です。

他に円廟という納骨堂があり、
お寺の雰囲気からは想像出来ない程近代的なもので、
今流行りの永代供養のような感じです。

墓地を造る土地も無いですから、
骨壺を円廟に納めてお参りするという形式です。

現代家族は核家族化し、しかも独身の男女が増えて、
墓を継ぐ後継者がいなくなるので、このような形式になりますわな。

お寺もまた、このような檀家関係無く、
誰でも入れる永代供養形式の墓にしないと、
生き残っていけない時代になってしまっていますね。

参拝してその事がよく分かるお寺でした。


御不在でしたので御朱印はいただけませんでした。

宗三寺(2017年2月19日参拝)

2017年03月01日 | 仏閣
京急川崎駅から徒歩数分の場所にあるのが宗三寺というお寺。

川崎駅界隈にも幾つか御朱印をいただけるお寺がありますが、
閉まっているのが丸分かりの小さな本堂しか無い檀家寺ばかり。

そういうお寺は本堂の横に檀家の墓地があるので、
朝から墓地に入るのは嫌だから参拝もせず、
御朱印もいただかず、華麗にスルー。

しかし、その中で宗三寺というお寺は、
檀家寺だけど本堂がデカそうだったので参拝してみた。


所在地:神奈川県川崎市川崎区砂子1-4-3
宗派:曹洞宗
御本尊:釈迦牟尼仏
創建:不明
開山:不明
札所:准秩父三十四札所観音霊場


【縁起】
宗三寺の創建年代は不詳ですが、
鎌倉時代にあった禅宗勝福寺を起源とするものと伝えられています。

勝福寺は佐々木四郎左衛門高綱の菩提寺となり、
泰綱の代には檀越となるなど頗る繁栄したといいますが、その後衰退。

戦国時代に小田原北条氏の家人間宮豊前守信盛(法名瑞龍院雲谷宗三)が、
開基となり中興、末吉村寶泉寺第四世僧自山を招いて中興開山し、
瑞龍山宗三寺と号したといいます。


【寺頭】


山門はありません。

大型の無料駐車場があります。


【本堂】


なかなか立派な本堂です。




堂内に入れませんでしたが、
中を見れて拝めただけでも良かったです。

宗三寺は本堂の他には墓地と葬儀斎場である
5階建の栄心院と養光閣があります。

完全に檀家寺で葬式に特化したお寺でしたね。


【御朱印】


鋭い顔つきをされた若い雲水さんにいただきました。

金戒光明寺塔頭 西翁院~栄摂院(2017年1月9日参拝)

2017年02月12日 | 仏閣


光明寺本堂参拝後、冬の旅で公開している塔頭の西翁院へ。

本堂前に看板はあるが、こちらですといった案内が無く、
初めてだと分かり難い場所にあります。

私もこっちだろうと野生のカンで行ったら、
拝観受付のホッタテ小屋があった。(^^



所在地:京都府京都市左京区黒谷町
宗派:浄土宗
御本尊:阿弥陀如来
創建:天正12年(1584)
開山:明蓮社光誉清玄上人
開基:藤村源兵衛西翁院宗徳居士



【縁起】



【永運院】


西翁院の隣にある塔頭の永運院。

こちらも普段は非公開です。


【山門】



【前庭】


ここから先は完全撮影禁止とか。

茶室や本堂の外観ぐらいいいと思うのだが。

ガイドさんの説明を聞きながら、
本堂前の庭や茶室を見る。

庭園は苔があって中々の侘び寂びを感じられました。

お寺というより茶人が持ってる邸宅のようでしたね。

本堂もガラス越しで見る限り、
お寺の雰囲気は無く、茶人の仏間といった感じ。

だから西翁院には御住職は居ないんじゃないかと思ったほど。


【藤村庸軒】
千宗旦の直弟子であり宗旦四天王の一人。
表千家の流れを汲む庸軒流茶道の開祖。


【淀看席】




画像はネットで拾ったものです。

躙口から内部を少し見ることが出来ました。

重要文化財ですから当然のことながら、
中に入る事は出来ません。


淀看席というからあの淀君所縁の茶室と思ったら、
単にここから淀方面まで見えたからだとか。(^^;


結局のところ、お庭と茶室を見に行った感じで、
本堂に入ることも出来ませんでした。

庭園や茶室より仏様を拝みたい私とすれば、
ちょっと残念な拝観となりました。

御朱印は当然のように授与されていませんでした。


拝観後、真如堂に向かう途中にある栄摂院へ寄り道。

ここは知る人ぞ紅葉の知る穴場スポットです。


<栄摂院>
<2015年11月21日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625777/e/21dbf1d88608f9f9508aeeb706fdbc03


所在地:京都府京都市左京区黒谷町
宗派:浄土宗
御本尊:阿弥陀如来
創建:天正17年(1589)
開山:松誉琴察上人
開基:木俣守勝


【山門】



【境内】





【地蔵尊】



【庭園】


紅葉の時期以外はこれ以上先に進めませんでした。

ここはまた紅葉を見る為に訪れよう。

というか、ここの本堂とか特別拝観無いのだろうか。

調べてみると2009年に「そうだ京都、行こう」会員限定イベントで、
特別拝観されていましたね。

今度は会員限定ではなく、特別拝観やってほしいです。

妙心寺塔頭 大雄院(2017年1月9日参拝)

2017年02月10日 | 仏閣


妙心寺塔頭養徳院の次は同じく特別公開している大雄院です。

大雄院の横にあるので移動が楽で助かります。

大雄院は去年、
日本臨済宗中興祖である白隠慧鶴禅師の250年遠諱を記念して、
春の京都禅寺一斉拝観の際に参拝してました。


<2016年5月14日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625777/e/1ea02b22b9583cabbc3ff97be10449b5


所在地:京都府京都市右京区花園妙心寺町52
宗派:臨済宗妙心寺派
御本尊:釈迦牟尼仏
勧請開山:蘭叔玄秀
開山:慧南玄譲


【山門】



【庫裏玄関】


拝観入口。

拝観料600円ですが、特別公開時以外は予約すれば、
御住職が直接御案内していただけます。

その際は拝観料千円とのこと。

塔頭にしては普段から座禅会等が開催されており、
開かれたお寺のようです。


【掛軸】


伊藤若冲の作品だと思うが、
コピーでしょうね~。

撮影はOKでした。


【手水鉢】



【方丈庭園】






不思議なことに去年の5月より苔が鮮やかなんです。

前回参拝時は正直大したこと無いなと思っていたけど、
今回はとても良かったです。

普通冬は貧粗なもんですけどね。

ガイドさんによるとこの鮮やかな苔は、
安モンの苔らしい。(^^;


【蹲踞】



【方丈庭園】




方丈(客殿・本堂)は撮影不可ですが、
庭園は撮影OKです。


撮影不可でしたので「旅人間 ~世界を旅したい」様のブログをご覧ください。
http://blogs.yahoo.co.jp/hjbby485/66391616.html






禅寺としては珍しくここも池がありました。


【雪隠】



【信楽焼】


トイレの横には何故か信楽焼の大壺が。

この中に水を入れて手を洗ったわけではあるまい。


【手水鉢】




オシャレやわ~。


【方丈庭園】





【客殿】



【珪化木】


燈籠の前にある石は木が化石となった珪化木です。


【坪庭】



【色紙】


書院の中にある臨時の売店で売られていたもので、
藤原六間堂の作品で1000円プラス消費税で1080円でした。

印刷だからこの値段のようです。


【御朱印】


御本尊の御朱印は普通の御朱印にもいただけます。

300円也。




こちらの観音と禅語御朱印は記念御朱印帳を買わないといただけません。

お坊さんのクセに何と言う商売上手。(笑)

でも、これは昨今の御朱印ブームを考えると仕方無いですね。

養徳院のようにかなり待たされるか、
書置きになっちゃうからね。


【御朱印帳】


このデザインだと有難くて買っちゃうよね。

観音と禅語御朱印が無しの場合1500円、
御朱印ありだと2500円となります。

お坊さんのクセに何と言う商売上手。(コピペ笑)

2500円は一瞬躊躇しましたが、
財布から勝手に2500円出ていきました。(笑)


【昼食】


妙心寺の花園会館の花ごころで昼食。

寒い時は熱いうどんに限る。

私好みの柔らかいうどんが良かったですね。
四国の固いうどんはあんまり好きじゃないので。


【抹茶】


スタンプラリーで3つ揃いましたので無料でした。(^^

妙心寺塔頭 養徳院(2017年1月9日参拝)

2017年02月09日 | 仏閣


建仁寺界隈から妙心寺へ移動。

こちらでも京の冬の旅で特別拝観している寺院があります。
まずは塔頭の一つである養徳院へ。

初めての参拝となります。

嘘か誠か真田家系譜には、真田幸村について、
「御葬地不詳御石牌京都花園妙心寺塔頭養徳院に有り」とある。



所在地:京都府京都市右京区花園妙心寺町53
宗派:臨済宗妙心寺派
御本尊:釈迦牟尼佛
創建:天正11年(1583)
開山:功沢宗勲
開基:石河光重


【縁起】
開祖は妙心寺六十七世功沢宗勲。
天正11年(1583)石川光重が父光延の菩提を弔う為、
功沢宗勲を請じて創建された菩提所塔頭。

功沢も光延の子であり跡を嗣いだ水庵宗掬(心華霊明禅師)も石川氏出身である。

当初は現在の大雄院・幡桃院・海福院・雑華院の敷地を含む
広大な領地を有していたが、次第に衰微縮小され、
安政6年(1859)の再建時に現在の堂宇が建立された。

この時、現在の小方丈の北にあったものが、
昭和10年(1935)に現在地に移されている。

寺宝である酒茶論は妙心寺五十三世を務めた高僧・蘭叔玄秀が著した
漢文体の掛軸で、酒と茶の徳について論争したもの。

また、桃山時代に活躍した曽我直庵筆の白と黒の鷹の図2幅や、
鑑真和上請来と伝わる鉄鉢等を所有している。


【山門】


塔頭らしい山門です。

早速お寺の中へ。


【庫裏】



【前庭】




砂で何を表現しているか分かりませんが、
禅宗らしい良いお庭がありました。


【方丈庭園】


早速拝観料を支払って方丈内へ。

玄関の所で既に15名以上御朱印待ちしてる人達が。(^^;

とりあえず先に拝観。

方丈内部は当然のことながら撮影禁止。(泣)

最初の部屋には寺宝の酒茶論の掛け軸でしたが、
特に興味が湧かない。(苦笑)


幾つか部屋がある真ん中が仏間で、
襖の奥に小さな御本尊様の釈迦三尊像や位牌が置いてある、
禅寺でよく見るタイプでしたね。

庭園は撮影OKでした。

このガラスは明治時代に造られたもの。

現代と違って技術が発達していない時代のガラスは、
気泡等が入っているのですが、
これがかえって今のガラスと違って味があります。


【家紋】


釘隠しに家紋が付けられていました。

これは確認したところ撮影OKでした。(笑)


【庭園】





【十三重搭】



【方丈】





【方丈庭園】





【御朱印】


御朱印はかなり待ちました。

全くの予想外で四種類もあり、しかも御住職一人で手書きだから。

平日で並んでいない時は全て手書きしていただけるが、
並ぶ人が多くなると手書きは一人一種類になります。

残り三種類の内、二種類は書置きが用意されていました。

釈迦牟尼佛の御朱印はオリジナル御朱印帳を買うと、
既に書かれたものがいただけます。




オリジナル御朱印帳に南無四方佛の御朱印を、
書いていただきました。




こちらは書置きです。

元々、手書きの御朱印の場合、後ろで待ってる人に迷惑なんで、
御朱印全部くれなんて口が裂けても言わないようにしている。

ただし、書置きの場合は迷惑がかからないので、
今回はいただくことにしました。


【御朱印帳】


御朱印込みで1800円。

紙が厚くヨレや裏映りが少なく、
紙質が結構良いモノでした。


【色紙】




方廣寺管長御染筆の色紙を衝動買い。

千円でした。

建仁寺塔頭 久昌院(2017年1月9日参拝)

2017年02月08日 | 仏閣


次は京の冬の旅20年振りの公開となる久昌院。
とはいえ、何年か前に他で特別公開があったり、
四頭茶礼の副席で入れたり、JRエクスプレスカード限定拝観等、
入れるチャンスはあるけど、普通の人は結構レアな拝観となります。


所在地:京都府京都市東山区大和大路通四条下ル4丁目小松町597
宗派:臨済宗建仁寺派
御本尊:薬師如来
創建:慶長13年(1608)
開基:奥平信昌
開山:三江紹益


【縁起】
建仁寺の塔頭寺院で徳川家康に仕えた武将・奥平信昌の菩提寺として創建。

寺号の久昌院は奥平信昌の院号にちなんで名づけられた。

慶長年間に高松軒を合併。

織田・徳川連合軍と武田軍による長篠の戦いでの信昌の功績を称え、
絵師・宇喜多一蕙が描いた長篠合戦図が襖絵として残されている。

心字池を中心とした本堂前庭は二段に刈り込まれた生垣の奥に、
建仁寺の堂宇や東山を望む池泉観賞式庭園。

書院高松軒には天井や間取り、入口が複雑で変化に富んだ
茶席遠州別好ノ席が残されている。


【山門】



【境内】


奥に見えるのが庫裏です。


【豊川稲荷神社】



【鐘楼堂】



【前庭】


拝観入口です。


【方丈】


方丈内部は全面撮影禁止。

仏間は禅寺らしい小さな御本尊でした。

宇喜多一蕙が描いた長篠合戦図は正直期待ハズレ。

絵師としてはそんなに上手い人じゃないね。


【方丈庭園】




禅寺では珍しく枯山水庭園では無く、
池がありました。






庭園は撮影OKでした。


【御朱印】


書置きで2種類ありました。

薬師如来の方は葵の御紋が押印されていました。

建仁寺塔頭 霊源院~禅居庵~両足院(2017年1月9日参拝)

2017年02月07日 | 仏閣


次なるお寺は西福寺からすぐ近くの建仁寺塔頭霊源院です。

秘仏の毘沙門天が御開帳ということで訪れました。



<2016年8月14日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625777/e/7359855d93cfc50ba00958abaed7664a

<2016年6月18日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625777/e/f8b8bb69c9574505e689d70bcb119438

<2015年1月12日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625777/e/f7ed8bb65bf094642b9283b991bcde95


所在地:京都府京都市東山区大和大路四条下ル小松町584
宗派:臨済宗建仁寺派
御本尊:薬師如来
創建:応永年間(1394-1428)
勧請開山:龍山徳見和尚
開山:一庵一麟和尚



【山門】



【甘露庭】


さすがにこの時期のお庭は寂しいものです。


小さいながらも凛々しい毘沙門天は私のお気に入りです。
いつ拝見しても力をいただいている気がしますね。

仏様は撮影不可でした。


【御朱印】


御朱印は三種類ありましたが、
一休さんの御朱印をいただきました。

本来の意味での御朱印ではありませんが、
一休さんの頂相ですので有難いのは変わりません。

書置きで500円でした。


【境内】


霊源院から禅居庵へ向かう。

この辺りの雰囲気は本当に素晴らしい。


【建仁寺山門】


建仁寺って潮音庭や双龍図しか見ない観光客が多いから、
ここまで訪れる観光客が少ないのが嘆かわしい。

全くもってもったいないことですね。


<禅居庵>
<2013年7月20日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/53ab70c77140ddde07d956ea1be4130a


所在地:京都府京都市東山区大和大路通四条下ル4小松町146
宗派:臨済宗建仁寺派
御本尊:聖観音
創建:元弘3年(1333)
開山:清拙正澄
創建:小笠原貞宗


【山門】



【庭園】




ここまでは禅宗ばりばりの雰囲気ですが、
摩利支天堂に行くと観音霊場かって思う雰囲気に激変。

こんな二つの雰囲気を感じられるお寺は珍しい。

御朱印は売店でいただけますが、
今回はいただいておりません。


次は同じく塔頭の両足院へ。




<両足院>
<2015年1月12日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625777/e/ea4f716b1c3b6abb907fb93d57545183


所在地:京都府京都市東山区大和大路通四条下る4丁目小松町591
宗派:臨済宗建仁寺派
御本尊:阿弥陀如来
創建:不明
開山:龍山徳見禅師


【山門】


通常は座禅や写経以外は非公開寺院ですが、
初夏と冬は特別拝観されています。


【毘沙⾨天堂】


ここは開門時間内ならいつでもお参り出来ます。




凶暴そうな虎二頭の奥には鞍⾺寺毘沙⾨天の胎内仏である、
毘沙門天が祀られています。

⽐叡⼭が織⽥信⻑によって焼き討ちにあった際、
鞍⾺の僧が安全を危惧し室町将軍の茶家、筑前⿊⽥家京都御⽤達である
⽐喜多養清のもとへ疎開させていたものとか。

戦前は祇園の芸妓さんの信仰が篤かったそうです。


【狛虎】




これはどう見ても虎や。(^^


【前庭】



【壺庭】



【閼伽井庭】


三尊席が中心とした中庭で、
その手前に礼拝石と水鉢と燈籠、井戸が配置されています。


【方丈庭園】





【書院前庭】




京都府指定の名勝庭園。




向こうに見えるのが水月亭、臨池亭の茶室です。


【書院】


こちらで伊藤若冲筆の雪梅雄鶏図が掛けられていました。


【雪梅雄鶏図】


本日はこれを目的に両足院を参拝しました。

私の専門は狩野派なんで、伊藤若冲はあんまり好きでは無いけど、
雪梅雄鶏図は本当に素晴らしい。

天才振りを遺憾なく発揮した傑作だと思う。


撮影禁止でしたので画像はネットで拾ったもの。


【水月亭】


織田有楽斎好みの如庵(国宝)の写しとして、
大村家より明治43年に建てられたもの。


【御朱印】


書き手によっては下手な墨書きも見られますが、
私がいただいたのは上手だと思います。(^^




こちらは書置きタイプとなります。


【御朱印帳】


これは見たら買うしかないでしょう。(^^

御朱印代込みで1500円でした。

石切不動明王~石切大佛(2017年1月1日参拝)

2017年01月31日 | 仏閣
石切神社の参道筋を石切駅方向に登って行くと、
石切不動明王があります。



お寺では無く水掛け地蔵を祀っただけのものですが、
大阪神輪講という講が管理しているようです。

天皇陛下が御出席された式典でホラ貝を吹く栄誉があったらしく、
その模様をひたすらビデオで流していました。


<2011年3月13日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/a87c1b9bca3e4b5eeb4bb4cdb450791d


所在地:大阪府東大阪市東石切町2丁目2−27
宗派:修験道 大阪神輪講
御本尊:不動明王


【不動明王】


水を掛けて願をかけます。


【護摩焚き】


やっぱり護摩焚きは見てるだけでも力が湧いてきますね。(^^


【御朱印】


相変わらず豪快な墨書きです。(^^


【石切大佛】


昭和55年(1980)に開眼されたもので、
石碑には日本で三番目の大佛と刻まれている。

奈良と鎌倉の次に大きい大佛の意味なんだけど、
果たしてその真相やいかに?(^^;

一応、石切大佛寺というお寺が管理しているようだけど、
お寺の雰囲気は無いし、僧侶は今まで見たことありません。(苦笑)

勿論御朱印はありません。


【占い 豊八】


参道筋はいつの間にか占いの店だらけになって、
今や大阪有数のディープスポットになってしまった。

昔はそんなこと無かったんだけどね。(苦笑)

その占いの店の中でも随一のカオスといえるのが、
この豊八という占い屋さんです。

占いの方が3人ぐらいいたかな。

とりあえず恐る恐る中に入ってみた。




骨董屋のように沢山置いてある。




石切の地名通り石材屋が多いのですが、
まるで石材屋のようである。(^^;










これまた強烈。

七福神を中心に安置されていたが、
これだけあると崇拝の対象では無く、
単なる商品の在庫のようですわ。(^^;






水晶の原石なのかな。

こんな適当かつ無造作に置かれていたからパチもんかも。(苦笑)

いや~、スゲーわここ。(^^;

気軽には入りづらいが勇気を出して入ってみましょう。

きっとカオスな世界を堪能できるでしょう。(笑)


【宣伝】


他の占いの店では美川憲一や2時間ドラマの帝王が、
宣伝に使われていました。


【参道筋】


ここが参道筋の始まりであり終点である。

ここから線路を超えて上に行くと、
石切神社の上之社が鎮座しております。

続きはまた明日。

阿弥陀寺(2016年12月24日参拝)

2017年01月24日 | 仏閣
大門坂駐車場に到着後、
車で次なる参拝地である阿弥陀寺へ向かう。

観光バスでは絶対行かないであろう場所にお寺がありますが、
まぁ、すぐに着くと甘い気持ちで運転しましたが、
それは間違いでした。(^^;


所在地:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町南平野2270-1
宗派:高野山真言宗御室派
御本尊:阿弥陀如来
創建:伝・大宝3年(703)
開基:伝・蓮寂上人


【縁起】
寺伝では唐の僧・蓮寂が法華三昧を修し法華経を書写して山頂に埋経し、
その上に釈迦如来を安置したのが今日の奥の院の基とされ、
これを開創であるとする。

近世紀州藩の編纂した地誌紀伊続風土記は、阿弥陀寺は空海の開基であるとし、
平安初期の弘仁6年(815年)に妙法山を訪れ、
釈迦如来を本尊として開創したとする。

しかし、この空海開基説は貴賎男女を択ばないことが女人高野の連想を生み、
そこから後世に付会されたものとするべきものであり、
歴史的な開創年代は奈良時代ごろであると考えられている。

奈良時代の唱導説話集である日本霊異記に、
法華持経者の永興禅師とその同行の禅師が熊野の山中で捨身行に臨み、
骸骨のみの姿になっても、その舌のみは依然として生前と同様に、
法華経を誦し続けていたと伝えているが、
この山とは那智山中の妙法山であると言われている。

また、本朝法華験記に見える奈智山応照法師の伝は、
応照という法師が火定による捨身入滅を果たしたとし、
火定炉跡が阿弥陀寺境内に残されていることから、
この奈智山は妙法山に比定される。

こうした点から妙法山に集って過酷な捨身行に勤しんでいた
法華持経者によって阿弥陀寺は開かれたと考えられている。

その後、鎌倉時代の弘安3年(1280)に鷲峰山興国寺開山の
法燈国師覚心の再興により浄土信仰の今日の阿弥陀寺が確立されただけでなく、
念仏と納骨の山としたと見られており、
史料上、阿弥陀寺の存在が確実なのはこの時期からである。

明治時代に一時期衰退、明治17年(1884)に再興された際に真言宗寺院に転じ、
2014年、高野山真言宗から真言宗御室派に転じた。


【風景】




青岸渡寺の表参道の石段下を通り、
旧那智山スカイラインの46号線を走るのですが、
この道がクネクネとした細い酷道でした。(^^;

10分ぐらい走ると大きな石仏が見え、
そこに那智山見晴台があり、このような素晴らしい風景が見れました。


【阿弥陀如来】


高さ4.5メートルもの大きな阿弥陀如来。

参拝もそこそこに阿弥陀寺へ急ぐ。


【旧那智山スカイライン】


この辺りはまだ道は広い方です。

所々で対向車が来ると通れ無い道が多いので、
とても疲れます。

約25分ぐらい走ってようやく到着。

そりゃこんな道だったら観光バスなんて、
とても通行するのは無理です。


【風景】


10台分ぐらいの無料駐車場から見た風景。


【杖】



【石段】


なるほど、この石段用の杖が置いてあったのね。

まぁ、これぐらい余裕やと思って持って行かなかった。

これがまた後に後悔するはめに。(^^;


【参道】


予想以上に綺麗に手入れされていた。


【熊野大鳥居門】


鳥居を思わせるような山門です。

これはとても珍しいもので、
神仏習合を表わしているんでしょうね。


【閼伽井】



【本堂】




まずは本堂でお参り。

昭和56年(1981)に原因不明の火災により本堂が消失し、
本堂と本尊は昭和59年(1984)に再建されたもの。




慶派作の御本尊阿弥陀如来も火災で失われたそうです。


【境内】



【石仏】





【南天】



【導き観音】



【熊野三宝荒神社】






紀州徳川家初代藩主徳川頼宣公が勧請したもの。



【子安地蔵堂】







【火生三昧跡】





【案内板】


約800メートル、約20分。

行くしかあるまい。


【観音像】



【参道】


この石段は嫌な予感しかしないのだが。(^^;






こんな石段だから歩き難いったらありゃしない。






登りがめっちゃきつい。

こんなにしんどいとは舐めてた。(^^;

ここで杖が要るとは。
杖を持ってこなかった自分がアホ過ぎてつらい。(泣)




早く奥の院に到着して~。(願)


【奥の院浄土堂】


やっと到着。

約17分ぐらいだったけど、
登りがきつくて到着した時は嬉しかった~。(^^






阿弥陀如来が祀られていました。

拝めて疲れも吹っ飛びましたよ。(^^


【三角点】


妙法山山頂。


【登山道】


幾つかルートがあるのですが、
青岸渡寺まで歩いて行くことが出来ます。

その距離約2.8キロということだけど、
山道は普通の道と違うので、それなりの覚悟を。(笑)


【参道】




お茶を飲んでから下ります。

下りもあの石段だから苦労しました。






観音像の下に大師堂があります。

ここの参道も歩き難い。


【弘法大師堂】




永正6年(1509)建立されたもの。




普段は厨子に安置され秘仏ですが、
4月20日の夜(御影供)と6月15日(青葉祭り)は御開帳されます。

横に納骨堂があり中を見て見ると骨壺がありましたので、
撮影はしておりません。(^^;


【錫杖】



【御神木】



【世界平和祈願之塚】



【鐘楼堂】


阿弥陀寺というだけあってこのお寺は亡者の熊野詣でと伝えられ、
人が亡くなると幽魂は必ず妙法山に参り、ひとつ鐘という釣鐘を撞いてから、
あの世に旅立って行くと言われているそうです。


【御朱印】

海翁禅寺~桂城(2016年12月23日参拝)

2017年01月19日 | 仏閣
那智八幡神社参拝後、ホテル浦島方面を見てみると、
どう見ても神社にしか見えない建物がある。

そちらに車を走らせると、ホテルの駐車場があり、
更に進んでみると無念の行き止まり。

結局のところ、行けなかったので参拝は断念。

帰宅してから調べてみると、
ホテル専用の船に乗る必要があり、
乗船は誰でも無料で乗れるとか。
(宿泊者以外の車は近隣の有料駐車場に停める必要があり。)

有名な忘帰洞の温泉に入っても良かったかなと、
今となってはちょっと後悔してます。(^^;

また、三上館近くには浦島稲荷神社があって、
フロントで御朱印がいただけるそうです。

私が見た神社は浦島地主社なのか不明なので、
次回の宿題ということで。


まぁ、そういう訳でマグロ料理で評判の店である桂城へ。

しかし、桂城の無料駐車場に着くも時間は4時半。
開店は5時。

車の中でじっとしてれば良いのだけれど、
駐車場の前にお寺があれば行くしかあるまい。(笑)



所在地:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町大字勝浦642
宗派:臨済宗妙心寺派
御本尊:釈迦如来
創建:不明


【地蔵菩薩】


お寺の無料駐車場の前にいらっしゃいました。




立ち姿の親しみのあるお地蔵さんも良いものですが、
半跏思惟の地蔵菩薩は気軽にお地蔵さんと呼ばないほど、
品と威厳のお顔立ちをされてますね。


【参道】


お寺はこの上にあり車も行けますが、
運転に自信の無い方は下に停めた方が無難です。


【山門】



【六地蔵】



【本堂】


檀家寺ですね。




御本尊は見えませんでしたが、
堂内を見れただけでも良しとしましょう。


【鐘楼堂】


御朱印は恐らく無いと思われます。


【桂城】


人気店なんで一番乗りで桂城へ入店。


【お造り盛り合わせ】


まずはお造りを中門、いやもとい、注文。

これが抜群に美味かった。

普段食べてるマグロの赤身って、
あんまり美味く無いので食べないのですが、
さすがマグロの本場だけあって超絶美味い。

食べた感触がネットリしていて濃厚な味。

新鮮で処理の上手いマグロってこんなに美味かったのね。

イカや白身も美味かったのは言うまでもないけど、
光りモノが癖が全く無くてめちゃくちゃ美味かった。(^^


【まぐろ定食】


桂城の代表的メニューであるまぐろ定食。

だいたい定食って昼限定だけど、
ここは夜もやっています。






今回はびんちょうマグロだと思うけど、
野菜と一緒にバターで焼いてポン酢でいただきます。

これはまぁまぁ美味かった。

マグロの赤身は当然ながら美味かったです。

右端のマグロのカツも美味しかったです。




これはシーチキンなんですけど、
抜群に美味かった。

これだけでドンブリ飯三杯は食えます。(笑)

シーチキンで感動したなんて初めてっすよ。(^^


【まぐろの唐揚げ】


これも美味かったなぁ。

もっといっぱい他のメニューも食べたかったが、
もうお腹いっぱい。

これだけの美味いマグロを堪能して、
一人当たりたったの3900円。

3900円で感動出来るんだから安いものです。

他にもまぐろコースやまぐろラーメン、中トロの寿司、
兜焼き、クジラ料理等いろいろありました。

私が食べた料理はあくまで一部であります。

もし私が那智勝浦の近くに住んでいたら絶対通うわ。(^^

また行きたい、というかすぐに行きたい、
そんなお店です。


【ホテルなぎさや】


本日のお宿の部屋。

一泊朝食付きで6千円以下だったので、
普通の部屋だったけど、静かで良かったですよ。

温泉入って明日に備えます。

宗胤院(2016年12月10日参拝)

2017年01月09日 | 仏閣
今日は午前中時間があったので、
御住職のイラストが欲しくて宗胤院へ。


<2016年7月16日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625777/e/3d8fa857ed1a8b78814b90f52c0d4113

<2016年7月30日 宮下寛昇・ニノカルミゼ展>
http://blog.goo.ne.jp/05100625777/e/0edeac7108016002a96ce69848f31fbd

<2016年10月16日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625777/e/7d656ab20321597e4d043866416c3eb5


所在地:奈良県葛城市當麻1263
宗派:浄土宗
御本尊:阿弥陀如来
創建:不明
開山:宗胤上人


【山門】


門前の有料(500円)駐車場に停めて宗胤院に向かいます。




こちらが宗胤院の山門です。


【南庭】



【本堂・庫裏】



【門】


茶花園へ誘う渋い門です。




この建物は茶室かと思っていましたが、
御住職に聞いてみると特に用途は決めてないそうです。

本山から来られたお坊さん達を泊める宿泊所にもなるとか。


10時にアポを取っていたのでピンポン押すと、
既に先客がいらして同席させてもらう。

その方は関東から来られた方で、
御住職が描かれているイラストを見ると、
當麻寺が誇る二つの三重塔と紅葉の風景でした。

とても素晴らしいものでした。(^^


【イラスト】


私がリクエストしたのが寒牡丹。

傘の下に可憐に咲く寒牡丹が印象的で、
全体的に渋く描かれている作品です。

気に入りました。(^^

イラストは1500円でした。

基本的に2文字か4文字の仏語を書いていただけますが、
余白が結構あるからいいよ、というので、
私が好きな言葉「ご縁に育てられ人となる」と書いていただきました。

これは郡上八幡の浄土真宗のお寺で、
御朱印に書いていただいた言葉で、
とても感銘をうけました。 

この言葉は御住職も大変気に入っていただきましたね。(^^

また、般若心経の一節を書いていただくことも出来ますので、
病気や不幸等がある方は書いてもらうと有難いですね。


【風景】


御本尊を拝み、襖絵を見学してから、
山門前で御住職としばし歓談。

結局2時間もお相手していただき、
御住職には御礼申し上げます。


【石光寺】


寒牡丹なら石光寺でしょ、ということで行ってみましたが、
山門から見る限り寒牡丹は全然咲いて無かったので帰りました。(^^;

12月限定の御朱印もあったけど、
それも華麗にスルーしたった。

石光寺は花の季節以外は無料だから、
有料だと参拝する気がおこらないのよね。

また無料の時に訪れたいと思います。

光明禅寺(2016年12月4日参拝)

2017年01月07日 | 仏閣
今回のツアーも終わりに近づいてきました。

ツアーの最後は大宰府天満宮となりますが、
他のツアー客とは別行動で近くの光明禅寺を先に参拝します。

2年前に個人で太宰府天満宮を訪れた時、
光明禅寺の存在を見落としてしまうという痛恨のミス。

今回は絶好のリベンジのチャンスなんで、
時間が足りなければ太宰府天満宮を華麗にスルーする、
というほどの意気込みです。(笑)


所在地:福岡県太宰府市宰府2-16-1
宗派:臨済宗東福寺派
御本尊:薬師如来
創建:文永10年(1273)
開基:鉄牛円心



【縁起】
円爾(聖一国師)の門下にあった鉄牛円心開山となり、
大宰府の地に建立されました。

江戸時代には緇素と呼ばれる太宰府天満宮に仕える
人々と家族の菩提寺として、元和2年(1616)に再興。

安政3年(1856)7月に再建された天満宮の結縁寺です。

本堂に祀られている薬師如来と観音堂に祀られている十一面観音は、
それぞれ太宰府天満宮にあったものを、
明治期の廃仏毀釈により太宰府天満宮より移された。

現在は九州随一と呼ばれる苔寺として有名で、
本堂奥には青苔で陸、白砂で大海を表現した一滴海庭という
枯山水庭園があり、四季折々いろいろな景色を楽しめます。



【鳥居】


大宰府天満宮の鳥居です。

活気ある門前は歩くだけで本当に楽しい。

大阪や奈良にもっとこんな門前があればいいのに。




門前を突き当たるこの鳥居を右折すると光明禅寺があり、
左折すると太宰府天満宮です。


【鐘楼堂】



【勅使門】


こちらは開かずの門です。


【山門】



【本堂】



【仏光石庭】




臨済宗らしい石庭です。

ここだけでも充分落ち着けますが、
もう一つの庭園である一滴海庭は別格でした。

拝観料を支払い堂内へ。

まずは御本尊をお参り。

こちらも臨済宗らしいこじんまりとした仏間に、
小さな御本尊様がいらっしゃいました。


【一滴海庭】




その素晴らしさに感嘆の声を上げたと同時に、
息を飲むほどの美しさに感動。

他の参拝客も私と同じ反応でした。(笑)




奥に茶室がありました。


【観音堂】



【一滴海庭】








紅葉は時期的に遅かったけど、
落ちた紅葉の絨緞がこれまた美しかった。(^^

大満足です。

今度は苔が美しい時期に参拝したいものです。

御朱印は書置きのみになったようで、
書置きをお願いすると、さっき終わったとか。

まさか書置きの販売終了とか。(泣)

対応していただいた女性の反応を伺うと、
御朱印に対しては消極的のようでしたね。

次回訪れた時はいただきたいものです。

大宇真霊教本部(2016年12月4月参拝)

2017年01月06日 | 仏閣


ひょうたん温泉の横にお寺が見える。

うーむ、どう見ても新興宗教の雰囲気がプンプンする。

こちらは大宇真霊教本部という宗教の施設のようですが、
名前がどうもヤバそうな感じ。(^^;

しかし、怖いものみたさもあって、
とりあえず閉鎖的では無いので寄ってみた。


所在地:大分県別府市鉄輪御幸6
宗派:単立
御本尊:不明
創建:昭和30年代


【狛犬】



【石仏】


境内右側に比較的新しい石仏が見える。










全部は撮影していませんが、
他にも神変大菩薩等が祀られていました。


【阿弥陀三尊堂】


一瞬、納骨堂かと思ったが、
阿弥陀三尊堂とのこと。

帰宅して調べてみると善光寺から阿弥陀三尊像を拝受して、
こちらのお堂に祀られているようです。

どうやらお寺のようですね。


【本堂】


うーむ、どう見ても神社の拝殿のようだ。




時間が無いこともあるけど、
新興宗教なんで気軽に堂内に入れない。(^^;

外から見ると厨子が安置されていました。

しかし、建物を見ると神社のように感じるんだよなぁ。。。

神仏習合のお寺なのかな。


帰宅してから調べてみると、
ここはあの信州善光寺の会員だとか。

マジっすか?

新興宗教のお寺だとは思いましたが、
まさか信州善光寺の全国善光寺の会員に入っているとは、
夢にも思いませんでした。(^^;


【狛犬】



【愛宕殿】




愛宕殿には愛宕将軍地蔵尊が祀られています。

京都の金蔵寺より愛宕将軍地蔵尊の御分身を拝受したものとか。

そういや山奥にある金蔵寺もいったなぁ。


【日之下稲荷】





【狛狐】


これにて参拝終了。

新興宗教ってやっぱり入り難い雰囲気がありますよね。

昔からある寺社はそんな雰囲気を感じることは、
滅多に無いから不思議です。


週刊ダイアモンドの記事によると、
大宇真霊教の信者は平成21年時で32,111人とのこと。

御朱印は全国善光寺会のHPを見るとあるみたい。

御朱印あったんかい。

絶対無いと思っていたよ。

でも、事前にあると知っていても頼む勇気が無いな。(^^;