待ち合わせの山形県庁のロビーで見た、昼休みのTVのNHKの放送で、西川町志津の雪旅籠の様子が流れていた。私は未だ1度も見たことがなかった。現地視察の解散の後、帰りは国道を走らずに高速で志津に降りて、観に行ってみようと思った。久しぶりの真っ赤な夕焼けが山の向こうに落ちるのをめがけ、高速道路を走った。出口を降りた辺りで、とっぷりと日は暮れていた。志津へは随分と昔に行ったが、もう道路の記憶は残っていなかった。間違えて山の奥へ入ってしまわないかと恐れながら道を進んだのだが、無事に目的地へ着き、駐車場へ誘導員の方の指図通りに車を止めることが出来た。
賑やかな方へ歩いていくと、小さな小屋の中に若者が3人座っていて、その内の一人が「通行手形は300円です。」と言った。通行手形を首から下げ、関所を通って会場へ入る。
空はまだ少し明るかったが、雪旅籠に灯された明かりは綺麗だった。
中へ入ってみた。(フラッシュを焚いて撮す。)
フラッシュなしで撮す。
フラッシュを焚くと、雪の白に反射してうまく写らないと思ったのだが、灯りのオレンジ色はこちらの方が本物に近い。
大きなかまくらの中へ入った。
可愛い飾り付けと、志津の昭和の頃の写真が並んでいた。
様々な雪旅籠や、雪と灯りの壁もあった。
思いのほか、観光客やカメラマンが多い。
雪旅籠には、階段や入り口が着いており、中に入ることが出来る。
出羽三山の旅籠には、神棚も造られていた。ただし2階にはあがれない。
内部はそれぞれである。
されに奥へ進んでいく。大型バスでの観光客もおり、混雑してきた。
地元の人達と学生達の合作らしい。
志津温泉では、雪旅籠は殆どが道路の川際の方へ造られていた。
旅館側に造られていた青い光のかまくらの中に入ってみた。
入り口から、LEDの照明が灯されていた。
カフェというか、アイスBARだった。中央の氷の照明がとても綺麗だった。青はあまり良く写らない。
どんどんと人が多くなった。
中の照明も飾りも綺麗だ。
これは、雪で出来ていない方の普通の旅籠である。
うさぎに見送られながら、帰途に着いた。
尚、開催期間は3月2日(日)の午後9時まで、点灯されている。
詳しくは雪旅籠HPへ