無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

マーティン・ヘーゲレ氏

2013-02-14 14:12:21 | 社会
マーティン・ヘーゲレ氏は、ドイツのジャーナリストでスポーツに関しては右に出る者がいないとされている。
日本人ならとても書けないような記事も書いている。
彼の見た或るロビー活動が「ワールドサッカーダイジェスト2005年8月4日号」に掲載されている。



日本が韓国と2002年ワールドカップを争っていた1995年のこと。
訪問した東京と広島で両手に余る程のお土産(ボールペン、キーホルダー、ワッペン)を貰った。
品物には全て「World Cup 2002 in Japan」と印刷されていた。

一方で、同じ招待旅行でも韓国を訪れた記者は、日本とは全く違う物をプレゼントされていた。
「高価な品々」はもとより、連日のパーティーと酒盛り、
挙げ句の果てには「女性まで用意されていた」のだ。
全ては招致活動を指揮していた鄭夢準(チョン・モンジュン)の指示だった。

私はこういう汚い手段を徹底的に憎む。ジャーナリストの対する行為で、もっとも卑劣なものではないか。
アルコールで酩酊させ、(女性提供の事実で)相手を脅迫する。
私が長年、アジア・サッカー界でもっとも権力を持つ人物を国際的メディアで批判し続けてきたのも、ここに理由がある。

鄭夢準はこういうことがあって、私をソウルでのワールドカップ開催式とFIFA総会から閉め出そうとした。
彼はフランツ・ベッケンバウワーとDFB(ドイツ・サッカー連盟)会長に、私の取材を禁止するように要請する書簡を送った。
しかしベッケンバウワーとDFB会長もこれを一蹴。
逆に、鄭夢準に警告を送ったのだが、私としては彼との対決はむしろ望む所でもあった。
出る所に出て争えば、鄭夢準がいかなる手口でサッカー界の権力を握ってきたか、
白日の下に晒すことが出来たからである。

マーチン・ヘーゲレ(ワールドサッカーダイジェスト2005年8/4号)

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鄭夢準とは、韓国現代財閥の六男であり、FIFAの前副会長。キム・ヨナの最大スポンサーである。
もう一つ付け加えるなら、今回の韓国大統領の代表選に立候補表明してた。(もしも朴氏でなかったらどうなっていただろう。)
賄賂とそれに対する「たかり」が、スポーツ界では当たり前だった。
オリンピックの開催国を決める役員達の汚職ぶりも一時話題になったが、今は改められていると考えられるだろうか。
レスリングはロビー活動が足りなかったなんて、言っている限りは元の黙阿弥のように思える。
鄭夢準でググると、もろもろと面白い物が釣られてくる。
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2チャンネルから

「視察で来日したアフリカの※※※※※の理事ですけどね、
街なかを歩いているとき、楽器店の前で立ち止まって動かないんですよ。

随行していた日本のスタッフが不思議に思って聞いたら、
『グランドピアノを買ってくれ』と。
それはできない、と答えると、
『なぜ?韓国は車をくれたのに。支持はいらないのか』
って怒っちゃったんですよ。
こりゃ、韓国には勝てないな、って思いましたね」

そのほか、「韓国では理事の泊まるホテルは夜、若い女性であふれていた」という証言も。

(Number 561号 「日本vs韓国」68P)
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ハニートラップは、かの国のお家芸だったね。

コメント (2)
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