無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

みつろうのキャンドル

2009-03-17 22:08:47 | 音楽・芸術・文学
昼食を終え、キャンドル作りの教室へ向かう。あさひ自然観の道沿いに、その場所はあるという。路肩には、先日に降った雪が積もっていた。




蜂蜜の森キャンドルの看板が素敵だ。


山に囲まれ、建物の横には、最上川の支流の小さな川が流れていた。トイレは外の別棟だから、雪が深いので長靴を貸してあげると言う場所だった。それは困ると、我々はレストランで充分に用を足してきた。


建物の中にはいると、古い小学校の校舎の匂いがした。玄関のホールにあった古いピアノのせいでもないが、何か懐かしい感じがした。2階に上がると、机の上にみつろうと湯煎の道具が銘々おいてあった。この部屋の床板は、小学校の払い下げを自分で張ったものらしい。オーナーは養蜂家で、蜂蜜以外に、蜜蝋を使ったキャンドルの職人でもあった。蜂蜜と言ったら熊さんを想像するように、オーナーはごっつい髭モジャさんかと思いきや、華奢でイケメンだった。

蜜蜂の生育の仕方や、朝日村がどれだけ蜜蜂に良い場所か、どの樹が一番蜜を採取出来るのか、のスライドを見せて貰った。その後、蜜蝋の暖め方、温度を活かしたコネ方や形成の仕方を教わり、自分達が好きなキャンドルを時間内で作成する。蜜蝋は融点が低く、人間の体温でも充分に溶ける。その為、化粧品(特に口紅)にも多く使われているらしい。顔に塗ってもいいよ、食べても平気だよと言うことだった。私は蜜蝋をこね回しながら、日頃疑問に思っていた事を聞いてみた。アメリカなどで、蜜蜂が集団で消えるのは何故かと。アメリカは日本と違い、大規模で生育する。その生育に不満を持って脱走するのではないかと、確かに問題になっている電磁波には蜜蜂は滅法弱く、携帯電話をそばに置くと、行動が出来なくなるのも事実だそうだ。


作用の板1枚の上が1人の作品


こねすぎて空気が入ると、色は白くなる。切ったり張ったりが実に簡単にできる。


小物も粘土細工のように自由に出来る。


一番手前が先生の作品、先を細くした長い棒を4本組み合わせて芯をいれてねじるだけなのだが、この1本1本がなかなか同じく出来ない。


モンブランのケーキみたいだねと言ったのがこの作品。制作者の彼女は繊細だ。


ちょっとピンぼけになってしまったが、キャンドルに可愛い♪(音符)が着いている。


豪華な薔薇のキャンドルもある。これには火を灯せないだろう。

さて、今までの中の私の作品はどれ~だ!
正解は  これ  当たったかな?
コメント (10)
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またしても雪

2009-03-17 21:13:05 | 社会
月山自動車道路は雪だから、出発を早めた方が良いよと言う、私のガセ情報に振り回されて、30分早く酒田を出て高速道路を走り、西川町インターへ向かった。あれれ、雪がない。車はスムーズに走り、西川インターから国道に降り、長井方面へひた走る。目的地は朝日町だ。

建築士会の酒田支部女性部のNさんの長年の夢であった「みつろうのキャンドル作り」を行うと、酒田支部と現地の西村山支部と合同で企画された催しに、向かう途中の出来事だった。車は2台に分乗し、若者がナビと運転手をし、大御所は後ろの席でおしゃべりを満喫しながらの走行中、後ろの車から「休憩しようよ。」の電話が入る。道路の標識に「ワイン工場」を見つけ、ここだったら何かあるかもと寄った所が、集合場所だったらしい。予定の時間よりも1時間以上早く着いて、玄関には「閉館」の看板があり、どうしようかと思ったら偵察部隊が玄関で大きな「OKマーク」を出していた。



山形県は果物の王国で、勿論葡萄の生産量も多い。その葡萄のワイナリーが各地にあり、高畠や赤湯、旧朝日村(現鶴岡市)や朝日町も有名だ。その朝日町のワイン工場に来ているのだが、正直驚いた。建物の外は、雪の中にフランス式の葡萄の木が沢山並んでいた。工場の中を見学しながらの販売所の試飲の数の多さと言ったら、今まで見たことがないほどだった。



30種類以上はあったと思う。好きな物を、好きなだけ、ご自由になんて、朝の9時半に言われても、困るなぁー、はい、そうですか、ありがとうとばかりに、片っ端から順番に飲み比べてみる。葡萄以外にもサクランボやラ・フランスに朝日の名産のリンゴのワインも並んでいる。幾らアルコールが強くても、お酒が好きでも、これから1日中色んな事をしなければならないので、「甘口」は出来るだけ避けて、辛口や限定物を選んで試飲をしてきた。ここでしか売っていないワインが多いので、ついつい買ってしまう。これだと思う美味しい物を選び、家に帰って飲む。これが一番無難だろうと思う。



ここの工場では、葡萄の樹のオーナー制度を行っていた。近隣の人の名前も多い中、北海道や東京神奈川、名古屋の人の名前も見えた。1年に1度葡萄の収穫時に集まり、葡萄を取ったりバーベキューをしたり、勿論自分のワインも手にはいるのだと思う。

10時半過ぎまで楽しんだ後に、西村山支部の方々が来たので、挨拶をした後に移動をする。昼食はスペイン料理らしい。


コシーナ・デ・ミエ(ミエの台所)と言うスペイン家庭料理屋だそうだ。ここのオーナーはスペインのカナリア諸島に住んでいた事があったのだそうだ。それは有る意味、羨ましい。あのパステルカラーの町だったのだろうか。


ガーリックスープ


スペイン風オムレツ(ポテト入り)


イカのスミ煮をパンに載せて食べる


パエリア


ラフランスの甘煮とライスプディング等を戴く。
コメント (6)
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おくりびと到着

2009-03-17 10:37:11 | 映画・TV
3月18日発売の「おくりびと」のDVDが、少し早めに届いた。パッケージに張ってあったシールには、アカデミー賞外国語部門ノミネートの文字があった。受賞前に作っていたDVDだったのか。酒田市内の某CDショップでは、予約の数が日本一になったらしい。私は売り切れるといけないので、Amaz○nで注文してした。これを見るのは、夜になるのだろうな。

コメント (4)
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