無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

星ひとつです

2009-02-26 13:38:13 | 建築・都市・港
2-3日前から、我が家では「酒田がミシュランの星1つだって!」との話が囁かれていた。それはどこで調べれば良いのだろう。ググッてみても、中央の新聞には、横浜とか長野などメジャーな都市の名しか出てこない。かつがれたのかなと思っていたら、ミシュランガイド:三つ星に選ばれた主な観光地についてなる書類が出てきた。

そうしている内に、今朝の山形新聞には羽黒山がミシュラン旅行ガイド2つ星 酒田は1つ星と、褒めてんだか貶してんだか、改めて記事が載っていた。このガイドブックが発売されるのは3月に入ってからだと言う。(最も2月はあと2日しかないので当然なのだが)内容も、評価方法も、何も判らない。羽黒山が星2つと言うのは、納得できる。羽黒山と言うより、出羽三山も含んでの山岳信仰なのだと思う。あの世とこの世の繋がり、生まれ変わりに、自らが信仰の元に即身仏になると言うのは、世界中を見ても類を見ない物だと思う。世界遺産にしても惜しくない地域なのだが、同じ国に同じ条件の遺産は無理だと、山形県では羽黒山を抜いた最上川で提出した。(県知事が替わって、この世界遺産の件は取り下げになるようだ。)

どんどん話があらぬ方向へ進んでしまうので、この話は別の機会にして、酒田の一つ星を見てみよう。何故酒田なのだろう。誰が来たのだろう。調査員が何名かで、酒田の町を歩いた筈だ。最近、外国のメディアが酒田の町をロケして歩いて、日本以外に放送すると言う話も聞いた。ミシュランも、普通の観光の顔をして、歩いて回って、きっと好印象を持ったのだと思う。何がポイントになったのだろう。あー知りたい。でもミシュランガイドは買いたくない。これはフランスへの偏見か!?

観光客を呼べる、こんな願ってもない条件が揃ってきたのに、酒田の観光課はもっとなんとかすべきだろう。歯がゆいったら、ありゃしない。結局これが言いたいのよね。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おくりびと 2

2009-02-26 10:27:30 | 映画・TV
酒田がドラマの舞台になったNHK連続ドラマ「おしん」の時にも感じたが、映像は我々素人が撮るカメラ回しとは違い、場面の寄せ集めで成り立っている。背景が良い所取りなので、道の角を曲がると別の箇所へ瞬間移動してしまう。実際の場所を知っている人達には面食らう箇所が多い。店から町へ出るのに、海岸は出てこねんであんめが~だ。「おくりびと」の場合も、酒田や庄内で、家として設定する丁度良い物件が無かったから、山形県の上山市になった。酒田からは140km程離れているのではと思われる。そこからバスで鶴岡を通り、酒田の会社へ通うと言う寸法だ。これは面白いなと思って、「おくりびと」でどんな場所がロケ地になったのか見てみたくて、酒田ロケーションボックスに電話を入れてみた。

酒田ロケーションボックス

電話でロケ地マップの事を話すと、丁寧に応えてくれた。酒田周辺に住んでいる人で、もし欲しい方がいたら、山居倉庫の夢の蔵と、産業会館1階の酒田市観光物産課に行くと、今のところ欲しいだけ貰えるようだ。ただ初版の庄内全部のロケ地ではなく、ロケ地マップ「酒田編」しかないようだ。



中身はこんな風になっている。


映画を観た方ならば、「ああ、この場面はここであそこで・・。」と楽しめると思う。歩いて回るにも楽な距離だし、途中にも面白い所があるので、絶好の散歩コースになると思う。

ただ、ひとつ残念な事に、アカデミー賞を受賞し、観光客も増える(実際に増えている)ので、「小幡の1階をNKエージェントのスタジオにし、一般公開をすれば」と、観光課の知り合いに話したのだが、費用が掛かるだの建物の耐震がどうのと、首を縦に振らなかった。酒田はいつでもこうだもんな~と、がっかりする。どうやら、酒田ロケーションボックスが中心になり動きがあるようだと、そこまではオフレコで話してくれた。割烹小幡の全体の建物が大きすぎて、ちょいと水道をひねるだけで、月50万円掛かるのだそうだ。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする