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デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

豊富な効能で有名な秋田・玉川温泉

2012年11月09日 18時49分45秒 | 国内旅行
2012/10/26(金曜日) 晴れ(現地の気象です)


(もう11月も9日になるのに未だに10月の出来事を書いてます。
 一つのことが片付かないと次に進めない性分で困ったものです。
 さしずめ一昔前のシングルタスク・(OS)パソコンと同じです。)


今日は朝からとても良い天気だ。
ホテルの前にはきれいに紅葉した林が広がっていた。


↓ 道路沿いの白樺並木。 白い幹と黄葉の対比がきれいだった。




↓ 八幡平アスピーテラインを通って秋田・玉川温泉を目指した。
   遠くに見えた岩手山を最大ズームで撮ってみた。 頂上は雪で覆われていた。



↓ 途中の山腹は紅葉でとてもきれいだった。







↓ 玉川温泉の自然研究路。 遊歩道の回りには蒸気を吹き上げる噴気孔があちこちにあり
   湯気でもうもうとしている。  何度来てもこの光景には圧倒される。






自然研究路の遊歩道の景色を動画でご覧ください。







↓ 温泉の湧き出し口「大噴(おおぶけ)」。 温度98℃、PH1.2の日本一の強酸性水が
   大量(毎分8,400L)に湧き出している。 これが玉川温泉の源泉だ。 



大噴の様子を動画でご覧ください。






↓ 欲室はちょっと暗くてすごく雰囲気がある。 一列に並んだ太い柱や天井の骨組みに圧倒される。






↓ 源泉100%の湯船と50%に薄めた湯船がある。 源泉100%の湯に浸かると、体に付いた
   傷口などがピリピリする。 お湯を舐めてみるととても酸っぱい味がする。




今日はこれから鹿角を通って大館の日陰温泉に寄って、十和田湖畔のホテルに行く。
あまりゆっくりもしていられない。
碌に写真も撮らないで車に戻った。

                (続く)







馬で来て下駄で帰る後生掛・・・・・湯治で有名な後生掛温泉

2012年11月03日 19時38分32秒 | 国内旅行
2012/10/25 (木曜日) 朝のうち晴れ後曇り・雨(現地の気象です)


八幡平の峠を越えて秋田県側へ下ったところに後生掛温泉(ごしょうかけおんせん)がある。
昔から湯治の温泉として有名で

 “馬で来て下駄で帰る後生掛”

と言われている名湯だそうだ。
この文句の意味はたぶん、足腰が弱って歩くのもままならない人が馬に乗ってやってきたのだが
湯治の結果、すっかり元気になって帰りは下駄を履いて歩いて帰った・・・ということだろう。
それほど効能があるんだそうだ。

へへへ・・・(ニヤニヤ笑い) そんなに効能のある温泉なら頭を洗えばオイラのボケ頭も少しは
ましになるかもね。


↓ 八幡平の峠を越えて秋田県側に入ったときはものすごい霧で一寸先も見えないほどだったが
   山道を下るに連れて霧は消えて遠くに岩手山の裾野が見えるようになってきた。



↓ やがて後生掛温泉が見えてきた。



↓ こんな立派な玄関ができていた。 でも、こちらは宿泊者用。 ただ温泉に入るだけの人は
   入ってはいけないのだ。




↓ 日帰り入浴のお客はこの坂道を下って浴室のある建物の入り口でチケットを買って入るのだ。



↓ 由緒ありそうな薄ぐらい浴室。 太い柱で支えられた梁や屋根の内側が見事だ。






↓ 浴室には泥湯とか豊富な湯量の打たせ湯がある。 それに面白いのはこの箱の中に入る蒸し風呂。



↓ 扉を開けて中の椅子に座り、首だけ出して扉を閉める。 まるでさらし首みたいだよ。
   ふんわり柔らかい湯気に蒸されてとても気持ちが良い。



↓ 裏の谷間からは温泉が湧き出している湯気がもうもうと立ち昇っている。 やっぱり東北は温泉天国だ。



↓ 温泉巡りを終えてホテルに戻る山道。 せっかくの紅葉も雨で残念だった。


朝、ホテルを出て先ず麓の松川温泉。 次に東日本最高地点にある藤七温泉。 そして効能で名高い後生掛温泉。
3箇所もの温泉を訪れてゆっくり浸ってきた。
今までに何回か八幡平を訪れているが、1日でこんなに何回も温泉に入ったのは初めてだった。
紅葉を眺めながらの温泉はいつまで浸かっていても飽きない。
これは景色ばかりではない・・・ きっと歳をとったせいだ。
年寄りには温泉が一番だ。 これからも元気で温泉巡りを続けたい。

えっ、後生掛温泉で頭を洗って少しは頭が良くなったか? ですかぁ・・・
だめでした・・・・ だってたかだか1時間ばかりの入浴で頭を洗ったのは数分ですからね。
頭から逆さまに温泉に浸かれば少しは効いたかも知れません。
今度行ったときに実験してみます。

                          (続く)

東日本最高地点の温泉へ

2012年11月01日 19時22分13秒 | 国内旅行
2012/10/25 (木曜日) 晴れ後曇り後雨(現地の天候)


八幡平での2日目は朝のうちはまずまずの天気で、
昨夜同宿の人から聞いた情報を元に見事な紅葉を
眺めながら八幡平を登って行った。
目指すは東日本最高地点にある藤七温泉だ。
この温泉に初めて来たのは1998年の5月だった。
もう14年も前のことになる。
この時期は雪で閉鎖されていた道路がやっと開通する頃で
道路の両側にはバスの屋根よりも高い雪の壁が続いて
とても珍しい経験をしたことが今でも忘れられない。
そんなことを懐かしみながら山道を登っていくと
曇り空からついに雨が降ってきてしまった。
せっかくの紅葉もちょっと残念だった。
だけど今日は温泉巡りが目的だからまっ、いいかぁ・・



↓ 一番麓の松川温泉の湯を楽しんだ後、八幡平の上の方にある藤七温泉に向った。




↓ 八幡平を登る樹海ラインは丁度紅葉の真っ盛りだった。 だけど途中から雨模様になってしまい、
   せっかくの紅葉もちょっと残念だった。



↓ 途中、熱湯と噴気が噴出しているところがあった。 流石温泉の山だけある。
   案内板には「太古の息吹」と書いてあった。  以前はそこまで降りていかれたのだが、
   火傷などの事故があったらしく今は閉鎖されてしまった。



↓ 藤七温泉に着きました。






↓ 内湯の浴槽。 浴槽も床も木製だ。



↓ その外にある半露天風呂(庇が架けてある)。 14年前に来た時は床が壊れそうだったけど・・・



↓ ものすごく暑いお湯が出ているパイプ。 以前はただの鉄管が引き込まれていただけだった。



↓ この浴槽の外は樹海ラインに続く道路が走っている。 バスの高い窓からは見えるかも知れない・・・ 



↓ これからが本当の露天風呂だ。 “混浴”の文字に胸が弾んでしまった。



↓ 上から下に向って“段々畑”ならぬ”段々露天風呂”が続いている。



↓ ここが浴槽。 湯船の底には板が敷いてあるが、その板の下はぬるぬるの泥だ。 
   ちょっと気持ちが悪い。



↓ ここも道路を走る車から丸見えだ。



↓ 上の方からみてみると湯船がいくつもある。 中にはものすごく熱い湯もある。



↓ 混浴を期待していたが、出会ったのは、おっつあん一人だけ・・・ あっ、オイラもおっつあんだった。




↓ 藤七温泉をゆっくり楽しんだ後、秋田県側に下ったところにある後生掛温泉に向った。



↓ この頃はすごい霧で1m先も見えないほど。 フォグランプを点けてノロノロ運転で下って行った。
   やがて下の方に後生掛温泉が見えてきた。




後生掛温泉・・・・・ゴショガケオンセン・・・ 何となく珍しい名前だ。
ここには何回も来ているがその由来は知らなかった。
今回、この記事をアップするに当たってネットの情報で調べてみた。
ふーん、そうだったのかぁ・・・何だか物悲しい故事が書いてあった。
ま、そんなことはどうでもいいか。
次は後生掛温泉の記事をアップします。
                   (続く)











紅葉の八幡平、八甲田を訪ねて

2012年10月30日 19時29分53秒 | 国内旅行
2012/10/24(水曜日)~28(日曜日)


岩手・八幡平、青森・八甲田の紅葉と温泉を楽しもうと、遠距離ドライブに出かけた。
八幡平や八甲田には毎年のように出かけているが、春の桜、初夏の若葉、夏の高山植物、
秋の紅葉、(冬は来たことがありません)といつ来てもきれいだ。
それにあちらこちらに温泉が湧いていてどれも皆名湯、秘湯でこれもまたすばらしい。
まだまだ行ったことがない温泉が沢山ある。
今回も温泉に浸るのが楽しみだった。


↓ 10月24日の早朝(高速道の深夜早朝割引を使うために・・・)に出発してのんびりドライブしながら
   八幡平の麓のホテルに夕方到着した。 天気は下り坂の感じで目の前に広がる岩手山には雲がかかっていた。



↓ 翌朝(25日)はちょっと曇り気味。 ホテルの前の林が紅葉してきれいだった。
   さぁ、これから温泉巡りに出発だ。



↓ 八幡平の名湯・松川温泉に行く途中、紅葉の名所「松川玄武岩渓谷」に立ち寄った。



↓ カメラマンが一人、カメラを構えていた。 その真似をして同じポイントを撮影してみた。



↓ 松川温泉にある地熱発電所。 日本で始めて稼動した地熱による商用発電所だ。





↓ 入り口に見学施設があり、日本で最初に稼動した地熱タービンが展示してある。





↓ タービンの内部。 静翼と動翼の構造がよくわかる。 今度は蒸気タービンを作ってみたいなぁ・・・



↓ 見学を終えて松川温泉に向った。 松川温泉に入るのは初めてだ。 どんな温泉だろう・・・



↓ 松川温泉の入り口。 雨が降ってきた。



↓ 浴室の様子。 お湯は白っぽい翡翠のような色で硫黄の匂いがする。 窓の外は紅葉だ。





↓ 露天風呂。 湯に入ってる人は誰もいません。 貸切露天風呂でした。



↓ 露天風呂の側は川(松川)が流れている。 温泉の湧き出し口だろうか、白い湯気が噴出していた。




↓ 一時間ばかり温泉に浸かっていただろうか・・ 引き上げのとき外に真っ赤なもみじがあった。




↓ 八幡平樹海ラインを登って次の温泉、藤七(とうしち)温泉に向った。



八幡平樹海ラインはちょうど紅葉の真っ盛りでとてもきれいだった。
ただ、途中から雨が降ってしまってちょっと残念だった。

                           (続く)

温泉旅行      -とても楽しい親睦会でした-

2012年04月14日 16時40分46秒 | 国内旅行
2012/4/11(水曜日) 雨  ~ 12日(木曜日) 晴れ


恒例の温泉旅行に友人家族を誘って出かけてきた。
温泉に浸かって日ごろの疲れを癒し、美味しい料理を食べて栄養を補給、
美しい景色をながめて目の保養をしてきた。


↓  友人家族との待ち合わせ場所にした公園には見事な枝垂れ桜が咲いていた。
    「ベテランカメラマンはベンチを入れて撮るんだよ」何て格好付けてシャッターを切ったが
    これじゃーベンチを写したのか、枝垂桜を写したのか判らないじゃないかぁ・・・ 



↓  生憎の天気だったが大した雨降りではない。 傘を差してカタクリ群生地を目指した。
    途中、二輪草の群落があった。







↓  カタクリはもう時期が過ぎて花は枯れる一歩手前というところだった。





↓  林の中にツツジの花が咲いていた。 早春の雰囲気だね。(がらにも無くこんな写真を・・・)



↓  公園内の温室で見たゴクラクチョウの花。 この花は何度か見たことがある。 本当に鳥のようだ。



↓  これもゴクラクチョウの一種なんだって! こんな花は初めて見た。 悪魔の鳥みたいだよ。



↓  公園の広場の様子。 この中に鳥がいますがどこにいるかわかりますか?



↓  そんなの簡単だよ、ですってぇ・・・   私はまったくわかりませんでした。



↓ 翌日は雲ひとつない晴天。  真っ青な空に山肌の雪がとてもきれいだった。



3家族が揃っての親睦会は初めてだったが和気藹々の語らいは尽きることなく
あっという間に時間は過ぎてしまい、まだ話足りないくらいだった。
その続きはまた次の親睦会でしましょう。
Bさん、H.Mさん、大変お世話になりました。 ありがとうございました。
またよろしくお願いします。




日の出を動画で撮りました

2011年12月16日 17時13分27秒 | 国内旅行
2011/12/15 (木曜日) 晴れ


那須の温泉で忘年会をした翌日、早起きの友人が

「もうすぐ日の出だよ、外の景色がきれいだよ」

と起こしてくれた。
寝ぼけまなこでカメラを構えて日の出を待った。


↓  ホテルの窓から眺めた風景。 (2枚合成のパノラマ) 



↓  一段と明るく輝いてきた。 もうすぐ日の出かな・・・・



↓  明るく輝いているけどなかなか出てこない。 寒いよぉー・・・・



↓  いよいよ日の出か!?



↓  日のでは間近だ。  よーし、今回は動画で日の出を撮ってみよう!



そんなわけで日の出の瞬間をデジカメ動画で撮ってみました。
手持ち撮影だったので画面がぶるぶる震えていますが、
どうぞごらんくださいませ。





↓  太陽が完全に姿を見せるまではほんの2、3分だ。 太陽が動くのは早い! 
    (本当は地球が動いてるんだけど・・・ 私にはとてもそうは思えない・・・)



太陽が昇るまで15分ぐらい待っただろうか?
窓を開けっ放しにして浴衣姿で寒さをこらえてカメラを操作していた。
(ブログねたにしようと頑張りました。 このあとすぐ大浴場に飛んでいきました)

温泉に浸かりながら「そうだ、この動画のBGMはあの曲にしよう」

と言うことでこのBGMを選んだがあまりマッチングしていない。

♪ あさだ、朝だよ、朝陽が昇るー 空に真っ赤な陽が昇る・・・

この方がよかったなぁ・・・・

              カメラ: FZ100

新緑の八幡平を訪ねて

2011年05月23日 19時41分41秒 | 国内旅行
2011/5/18(水曜日) ~ 22(日曜日)


ゴールデンウィークも過ぎて観光地の賑わいが落ち着いた頃を
見計らって新緑の八幡平を訪れた。


↓  現地到着は18日午後1時過ぎ。 とても良い天気で残雪の岩手山がきれいだった。


↓  その対面は八幡平。 青空に残雪が映えていた。



↓  八幡平アスピーテライン。 道路わきには車の背丈の倍以上もある雪の壁が残っていた。



↓  峠を越えて秋田県側に降りるところ。  こんなに残雪があった。 今年は雪が多かったようだ。



↓  八幡平温泉郷の近くの白樺並木。 白い幹と新緑のコントラストがきれいだった。



温泉地のホテルは震災の影響かお客が少なかった。
大きな湯船に一人っきりでゆったり浸かっているのもよかったけど
なんだかちょっと寂しい気もした。

ところで野鳥の方は・・・

高原をドライブ中、何回か野鳥の鳴き声を聞いた。
その度に車を止めてあたりを見回して探してみた。


↓  いたっ、いたよ! キビタキだ。 ちょっと遠くて枝被りだけど・・・・



↓  「遠いなぁ・・・ もっと近くに来ないかなぁ・・」と思っていたら、キビタキはこちらに向かって飛んできた。
    そして目の前の枝に止まってくれた。  今度は近すぎる! デジスコを担いで後退りしてやっとピントを合わせた。
    デカ撮り病の実習生だけどこれはちょっと大き過ぎだよ・・・・ (ノートリミング)



朝、ドライブに出かける前のわずかな時簡にホテルの周りの林を野鳥を探して歩いてみた。
何か野鳥が動いている。
双眼鏡で見てみると、何とコムクドリではないか!
デジスコを向けて撮ってみたがなかなかうまく撮れない。
その内時間切れになってしまったので、また帰ってきてからのお楽しみにした。
夕方、帰ってきて今朝ほどの場所へ行ってみたがコムクドリはもういない。
そりゃ、そうだよ・・・ 翼を持った野鳥だ、ひとっところにじっとしてるわけがない。
がっかりして、とぼとぼ戻るとき、ホテルの入り口の通路脇の草むらで野鳥が餌を探していた。
「あっ、コムクドリだ!」
デジスコを向けると、近くの木の枝に止まってくれた。


↓  尻尾がちょっと隠れてしまったけど・・・・ いや、贅沢は言えないよ!



↓  夕方で日が落ちてコントラストのない画像だけど・・・ いや、贅沢は言えないよ!



2羽いたコムクドリはこの後、他の木に飛び移って行った。
その後を追いかけて行きたかったけど、もうそろそろホテルに戻らなきゃならない。
まぁ、いいかぁ、 明日の朝早く起きて傑作を撮っちゃおう・・・

で、翌朝、早めに起きて寝ぼけ眼で窓の外を見てみると・・・ありゃ、雨だ、雨が降ってる!
あーあぁ、こんなことなら昨日、もっとしっかり撮っておけばよかったなぁ・・・



     カメラ : Panasonic FZ-28
     デジスコ: KOWA TSN-664ED (30xアイピース) + SONY W300
    
     レタッチソフトによる画像補正およびトリミング実施