48歳の中年オヤジ 柔道を始める

48歳の中年が柔道に挑戦!怪我をして一時期柔道をやめようと思いましたが、やはり続けることにしました。いつまで続くかな?

腰の切れ(柔道編)

2014年03月03日 23時51分52秒 | 柔道の練習日記
3月1日 柔道の練習日

子供の期末試験が終わったので、今日は親子で稽古。私は会社から直接向かい、子供は嫁さんが送る。
雨なので中学生の出席も悪い。私の出席は良い(笑)。
一般部も大人の参加は少ない。最初は小学生T君と、うちの親子だけであった。で準備運動をすっ飛ばして、寝技乱取りに入った。寝技の相手はK先生にしていただいた。

合図と共にK先生の腕がするするっと伸びて、片袖を掴まれてそのまま引き込まれた。
「うわっ!」
片袖を切ろうと踏ん張ると、いきなり右足が首の上にかかってきた。
「うえっ!」
うわあああ、三角が来るー!
片袖を切って足を掛けられるのを防ごうとすると、いきなり反対側の袖と襟を掴まれて、そのまま引っ張らて上下逆になってしまい、馬乗り状態に。
「いかんいかん!」
と足を相手の腹と腰に入れようとするが、捌かれてそのまま横に回られ抑え込まれた。
相手の首の下に腕を入れようとしたがそれも失敗し、完璧な袈裟固めに抑え込まれた。
「ううっ!」と唸って畳をパンパン。
ぜいぜい。全身酸欠状態。
そのまま再開したが、全身酸欠全身乳酸の私は、次は何をされて抑え込まれたのか思い出せん(笑)。練習量の少ない寝技はモロ実力差が出ます。
ぜいぜい、全身に力が入らん。

2本目は小学生T君・・・と言っても、体重では軽量級の中学生よりも重い。ガンガン攻めてくるので、踏ん張って防戦一方。2分を過ぎたあたりで、くるくるっと回って腕ひしぎの状態に。
「おおおお!ヤバい」
とばかりに腕を手首でロック。もう少しで取られるところだったー。
来年中学に進級したら、おそらく勝てないでしょう。
という事を考えながらT君と組んでたら、痛めている左肘に電気が走って痛みが、
「いてててて!」
ちょうど終わった所だったので、礼をして道場隅に転がりこんだ。
「いてて、やってしまったー」
それを聞いたI先生が、
「どうしました?」
「肉離れの箇所に電気が走って・・・」
「T岡さん、肉離れですか?そんな怪我をしてて、柔道をやっちゃいかんです」
と忠告を受けた。
が、私は知っている。
I先生が骨折をしながら柔道の稽古に来ていたことを。
腰痛で七転八倒しながらも、サポーターを巻いて乱取りしてたことを。

I先生、全然説得力がありません(笑)。

腕の痺れが取れるまで、I先生に質問。
目の前で小学生T君が大外の打ち込みをしているのを見て、
「先生、先生の仰る腰の切れというのは、T君の打ち込みが当たるちょっと前に、腰がくるっと回るあれですか?」
「そうです!T君は最近凄く良くなってますけど、あの腰の動きです」
T君の帯は、腰を切ると同時に、ビシッビシッと左右に振れます。
とそのまま、私と組んで大外の打ち込みのレクチャーが始まった。
「左足を踏み込むのは、遠くだと刈れないし刈っても威力が無いでしょ」
「ええそうですね。引っ掛けるくらいに終わります」
「近くに踏み込むと刈りやすい、でも相手との隙間が少なくなるので、右足を入れにくいです。そういう時に腰の切れがあると入れます」
と説明がありそのまま実演。
「でしかも腰の切れ(回転)で、深く腰を入れる事が出来るので、相手の腰が自分の腰の上に乗る形になり、掛けやすくなる」
おおっ乗る乗る。先生は切る場合と切らない場合の入りの違いを実演してくださいました。
わかりにくいのは、それは私の理解力の少なさ・文章力の無さが原因。すびんばぜん。

左の肘と腕が痺れるので乱取り1本目はパス。
2本目はうちの子供と。
3本目はK先生にお相手していただいたのですが、セーブしながらの乱取りはフラストレーションが溜まる(笑)。左手引手の切られること切られる事。
K先生は手加減して下さってたので、背中から投げられる事は無かったです。皆さん親切です。
4本目は小学生T君。
5本目は、日本の未来を背負う若者、来月には大学進学予定のM君に相手をしてもらった・・・が全然歯が立たん。
M君は教え方が上手く、
「今のは上半身が使ってないですねー」
「今のは惜しかったですよー」
とアドバイスしながら乱取りしてくれた。しかも非常にわかりやすかったのだ。
最後に投げられた時も、首を固定する事とかを教えてもらった。高校生とは思えないぐらい教え方が上手い。
俺なんて新入社員が来たら、
「適当に見よう見まねでしとけー!」
とまあいい加減この上ない。高校生M君のほうが断然面倒みが良い。50歳のオヤジ反省。

今日も楽しく柔道が出来た。それにつけても怪我を早く治したい。次の休みも接骨院で電気を当ててもらおう。
「運動をすると健康になる」と言うけれど、柔道はそれから除外(笑)。

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腰の切れ(空手編)

2014年03月01日 23時30分56秒 | 空手
2月28日 空手の練習日

道場に行くとk先生が来ておられた。という事は、体の使い方についての質問攻めが出来る日である(笑)。
いきなり開口、
「T岡さん怪我の具合はどうです?」
どうもこうも柔道の月次試験で投げられたわけでもないのに、怪我してしまいましたよー。あはははー。
それにしても警察学校と高校生は強いです。柔道は簡単に勝たせてくれません・・・ぐちぐち。
愚痴はともかく稽古が始まり、最初はうちの会の新しい形のおさらいを一通り全部通してやってもらった。私の試験対策である(笑)。
受技の手の出所が前の流派と違うので、間違ってもうたー。それと移動の受技の形の順番間違ごうてもうた。
子供ならすぐ覚えられるが、オッサンは難しいです。
前にも述べましたが、基本の形は前の所とかなり違っております。どちらがいいとか悪いとかの区別は出来ません。それぞれの考え方・思想によりますから。
私達が作ったものが、もしかしたら間違ってる可能性もあります。その判断は習いに来ている会員が各自判断する事です。
「自分たちのやってる事が、100%正しいんだー!」とい独りよがりだけは避けたい。それをやると宗教になってしまうので(笑)。
それはそうとしてA先生k先生ともに、私の試験対策に20分も付きあわせてしまった。皆優しい人ばかりであると同時に年長の特権です(笑)・・・(注:k先生は私より〇歳上です)。

それからはk先生に質問タイム。
特に話題になっている「腰の切れ」に対しての質問をいっぱいしました。

前に道場で話題になった前蹴りのフォームの事で疑問を・・・、
「前蹴りの時に、沈み込んで蹴るのが良いのか?普通に蹴るのが良いのか?」
単純に考えれば、沈み込んだらその分遅くなるだろー!と思うので、普通に蹴ったほうが速いのでは?
これに対するk先生の答えはこうであった。
・・・
前足を沈み込んで蹴る場合は、普通の組手立ちの構えから、前足に体重が移動する。その体重が前に移動する際に、腰を回す(切る)動作が発生する。沈み込む動作は、腰から下を鍛える+腰を切るという基本の動作を、分かりやすく練習できる方法です。
・・・
同じ事が前蹴上でも言えます。蹴り足を上げる際に、腰を切る動作がポイント。腰を回す動きでスピードアップしながら蹴上げ。なるほど蹴上げの腰の回転というのは、そこにつながっていたのか。
またまた同じように、回し蹴りの際に、最初に帯の結び目を横方向にしてから蹴るのは、腰を切るという基本動作につながるので、大袈裟にして貰ってもいいのだそうだ。
・・・
打撃においては「腰を切る」という動作が如何に重要かを学ぶと同時に、その理論的説明もしていただいた。
実は昔、嫁に
「回し蹴りの際に、何故帯の結び目を横に向けるの?」と聞かれ、
「腰を回転させて蹴るからだよ」
「それにしては大袈裟すぎない?」と言われ、
「確かに大袈裟にしてるわなあ」
と質問に詰まってしまった。
「腰を回す」よりも「腰を切る」練習なのだった。
残りの時間をそれの確認に費やして、今日の練習は終わりました。練習というより理論学習でした。これは家で確認しないといかん。

先日記した3月の予定ですが、すいません訂正があります。
3月20日に昇段審査の十人組手を予定しておりましたが、4月に延期になりました。
理由は・・・一般部の時間(夜8時~9時)の間に、子供達の昇級試験と大人の昇級昇段試験を行いますが、十人組手の時間が取れません。
1ラウンド2分、インターバル1分としても、10ラウンドで30分です。1時間で全員の試験を行うのは難しい・・・という事で、十人組手は実技試験として別の日になりました。
20日は私も子供達と一緒に、形の試験やステップワークその他もろもろの試験を受けます。
もう一つ大きな理由は、年度末なので組手要員が集まらない(笑)。k先生にもお願いしたのですが、20日はお仕事だという事。
田舎の小さな道場の宿命です、あはははは。

実は本音を言うとホっとしてます。
ってのは、16日に「マラソン大会」、20日に「十人組手」、23日に「柔道月次」と立て続けだったので、
「こりゃあきついぞー!」
と思ってた(笑)。
怪我を考えたら良かったかも・・・って、考えたら4月はもっときつい。
4月6日は、愛知県安城体育館で柔道の月次試験(初段戦)
4月13日は、静岡県掛川市で「掛川新茶マラソン(42.195km)」
4月中旬に空手の10人組手。
4月27日に、「知多半島ウルトラ遠足(70km)」(←遠足とありますがウルトラマラソンです。江戸時代はマラソンの事を遠足(とおあし)と呼んでおりました)。
というスケジュール。笑ってしまうぜい!

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