6月24日 火曜日 柔道の練習。
話は前後する。
朝近所のオハナ接骨院に行き、相変わらず先生と柔道の話。院長先生といい新しい先生といい、皆さん柔道が好きですなあ。
夜は柔道の練習。行く用意をしていると、
「僕も練習行きたいなあ」と子供。
「試験あと一日残ってるやろう」
と子供の恨めしそうな顔を残して稽古に行った。
更衣室で着替えてるとI先生が、
「T岡さん!先週の稽古の後、家で考えてたんですけど」
はい、何か?
「T岡さんがどうやったらもっと上達するか、色々と考えてみまして」
いやあ、先生すんません。私が下手糞で御心配をおかけして。っていうか、家でも私の事を考えていただいて恐縮恐縮。
「T岡さんのよく使われる技は、大外・大内・小外など、相手を背中の方向に倒す技が多いですよね。大外をよく使うのは?」
色んな先生に勧められたからです。T岡さんのような背の高い上背のある人は、大外が一番ベストであると。
「その通りです。でも背中に倒す技以外に手前に投げる技をマスターしておけば、逆に大外もより生きてくると思うので、そういう技を考えてみましょう」
ぜひお願いします!
という事で、本日はI先生の特別講座でした。
今日のブログは、このブログの本来目的・・・稽古で教わった事を詳しく書く・稽古の内容を記録するという原点に沿った内容です。
柔道に関心のない方や、柔道家経験者でも「そんな基本知ってるわい」という方には退屈だと思います。ごめんなさい。
中学生など一般部の横でマンツーマンの集中講義。ありがたいです。
「さてどの技をしましょうか?」
払い腰ですか?内股ですか?どれが一番いいんでしょう?
「T岡さんは背が高くて手足が長いので、ズバリ内股でしょう。
手足が長い人だと、内股を掛けた際にしつこく引っかかったままケンケンで追えます。
払い腰だとT岡さんの場合、支点(重心)が高いので、腰の上に載せるのが難しいし、後ろに返される可能性が高いです」
うーむ、なるほど。という訳で内股の基本から教わりました。
足の位置・打ち込むベクトルの方向などは後で読み返した教科書通り。
釣り手は奥襟ではなく鎖骨の上あたり(人によって違う)を、手首を立てて相手を引付ける。引付けた時に右手は自分の右耳の近くになるように。
引き手は腕時計を見るように・・・「釣り手は携帯電話・引手は腕時計」がポイント。
おお、わかり易い!
顔は引き手の方向を見るよりも、我慢して前を向く。というのは引手を見ると体が開いてしまって釣り手の引付けが上手くいかない。
足を跳ね上げる時に、なるべく奥深くの軸足に当たりに行くようにすべし。打ち込みで奥深くまでするようにして、実戦ではちょうどいいくらいになります。
「僕の内股は、跳ね腰に近いので・・・」
と他にもいろいろあるのですが長くなるので(笑)、そのまま打ち込み。
いざ自分の打ち込みをやってみると、自分から相手に当たりに行っているので相手の踵が浮くようにはならない。うーむ難しい。
「とりあえず今日は乱取りでも試してください」
という事でI先生と乱取り突入。
「さあ、どんどん掛けてみてください!」
何度か掛けるが、踏み込みが足らん・引手使ってない・釣り手が開いてしまってる・・・ぜはぜは、もう課題だらけ。
乱取りが終わった時は、普段の数倍疲れた。ここまで出来ないとは・・・。
この後中学生相手に5連続乱取り。本日習った内股を何回か試してみたのだが、上手くいかん(当たり前だ)。自分でもタイミングが悪く手足もばらばらで下手糞だと痛感。
しかも1回スカされて転がされた。試合だったら技あり取られた!
こりゃあ家で反復練習だあ!入り方と足の位置の確認だけでも、何度もしておかないと体で覚えられん。
しかし中学生のほうが数倍上手い。あまりの自分の下手さ加減にへこむ。
中坊5連続乱取りで疲れた・・・本当は途中で1回休憩を入れる予定であったが、中学生君が、
「お願いします!」
と来たもんだから、最後まで付き合わされたよー。ぜいぜい。
でも最低限でもこれくらいはやらないと、技なんて覚えれんのでしょうね。内股は難しい。
I先生の特別授業を見ておられた御大K谷先生は、
「大外と内股が出来るようになれば、その上背だから強くなれるよー!」
K谷先生といいI先生といい、褒め上手です(笑)。
へこんでいた私は、その言葉でちょっと元気になりました。
帰り際にI先生からアドバイス。
「T岡さん、家に帰ってお風呂に入ったら、今日の内股のイメージトレーニングをしましょう(笑)」
I先生に以前教えていただいた事ですが・・・
・・・忙しい社会人は練習の時間が中々取れません。中学生高校生みたいなわけにはいかない。でも考える時間は沢山あるので、頭の中でイメージトレーニングする事も練習になるんですよ・・・。
で早々に帰りの車を運転しながら、今日習った事をおさらい。
足の位置はここだったけな。
釣り手の手首は?当たりの位置は?
足を跳ね上げる時はどこにあてるんだったっけ?
・・・
考えすぎて交差点を曲がり損ねて道に迷った。富山接骨院近くをぐるぐる回ってた。やっぱり俺はアホだ。
中年の頑張ってる皆さん!下の柔道バナーをクリックしてね。
にほんブログ村
話は前後する。
朝近所のオハナ接骨院に行き、相変わらず先生と柔道の話。院長先生といい新しい先生といい、皆さん柔道が好きですなあ。
夜は柔道の練習。行く用意をしていると、
「僕も練習行きたいなあ」と子供。
「試験あと一日残ってるやろう」
と子供の恨めしそうな顔を残して稽古に行った。
更衣室で着替えてるとI先生が、
「T岡さん!先週の稽古の後、家で考えてたんですけど」
はい、何か?
「T岡さんがどうやったらもっと上達するか、色々と考えてみまして」
いやあ、先生すんません。私が下手糞で御心配をおかけして。っていうか、家でも私の事を考えていただいて恐縮恐縮。
「T岡さんのよく使われる技は、大外・大内・小外など、相手を背中の方向に倒す技が多いですよね。大外をよく使うのは?」
色んな先生に勧められたからです。T岡さんのような背の高い上背のある人は、大外が一番ベストであると。
「その通りです。でも背中に倒す技以外に手前に投げる技をマスターしておけば、逆に大外もより生きてくると思うので、そういう技を考えてみましょう」
ぜひお願いします!
という事で、本日はI先生の特別講座でした。
今日のブログは、このブログの本来目的・・・稽古で教わった事を詳しく書く・稽古の内容を記録するという原点に沿った内容です。
柔道に関心のない方や、柔道家経験者でも「そんな基本知ってるわい」という方には退屈だと思います。ごめんなさい。
中学生など一般部の横でマンツーマンの集中講義。ありがたいです。
「さてどの技をしましょうか?」
払い腰ですか?内股ですか?どれが一番いいんでしょう?
「T岡さんは背が高くて手足が長いので、ズバリ内股でしょう。
手足が長い人だと、内股を掛けた際にしつこく引っかかったままケンケンで追えます。
払い腰だとT岡さんの場合、支点(重心)が高いので、腰の上に載せるのが難しいし、後ろに返される可能性が高いです」
うーむ、なるほど。という訳で内股の基本から教わりました。
足の位置・打ち込むベクトルの方向などは後で読み返した教科書通り。
釣り手は奥襟ではなく鎖骨の上あたり(人によって違う)を、手首を立てて相手を引付ける。引付けた時に右手は自分の右耳の近くになるように。
引き手は腕時計を見るように・・・「釣り手は携帯電話・引手は腕時計」がポイント。
おお、わかり易い!
顔は引き手の方向を見るよりも、我慢して前を向く。というのは引手を見ると体が開いてしまって釣り手の引付けが上手くいかない。
足を跳ね上げる時に、なるべく奥深くの軸足に当たりに行くようにすべし。打ち込みで奥深くまでするようにして、実戦ではちょうどいいくらいになります。
「僕の内股は、跳ね腰に近いので・・・」
と他にもいろいろあるのですが長くなるので(笑)、そのまま打ち込み。
いざ自分の打ち込みをやってみると、自分から相手に当たりに行っているので相手の踵が浮くようにはならない。うーむ難しい。
「とりあえず今日は乱取りでも試してください」
という事でI先生と乱取り突入。
「さあ、どんどん掛けてみてください!」
何度か掛けるが、踏み込みが足らん・引手使ってない・釣り手が開いてしまってる・・・ぜはぜは、もう課題だらけ。
乱取りが終わった時は、普段の数倍疲れた。ここまで出来ないとは・・・。
この後中学生相手に5連続乱取り。本日習った内股を何回か試してみたのだが、上手くいかん(当たり前だ)。自分でもタイミングが悪く手足もばらばらで下手糞だと痛感。
しかも1回スカされて転がされた。試合だったら技あり取られた!
こりゃあ家で反復練習だあ!入り方と足の位置の確認だけでも、何度もしておかないと体で覚えられん。
しかし中学生のほうが数倍上手い。あまりの自分の下手さ加減にへこむ。
中坊5連続乱取りで疲れた・・・本当は途中で1回休憩を入れる予定であったが、中学生君が、
「お願いします!」
と来たもんだから、最後まで付き合わされたよー。ぜいぜい。
でも最低限でもこれくらいはやらないと、技なんて覚えれんのでしょうね。内股は難しい。
I先生の特別授業を見ておられた御大K谷先生は、
「大外と内股が出来るようになれば、その上背だから強くなれるよー!」
K谷先生といいI先生といい、褒め上手です(笑)。
へこんでいた私は、その言葉でちょっと元気になりました。
帰り際にI先生からアドバイス。
「T岡さん、家に帰ってお風呂に入ったら、今日の内股のイメージトレーニングをしましょう(笑)」
I先生に以前教えていただいた事ですが・・・
・・・忙しい社会人は練習の時間が中々取れません。中学生高校生みたいなわけにはいかない。でも考える時間は沢山あるので、頭の中でイメージトレーニングする事も練習になるんですよ・・・。
で早々に帰りの車を運転しながら、今日習った事をおさらい。
足の位置はここだったけな。
釣り手の手首は?当たりの位置は?
足を跳ね上げる時はどこにあてるんだったっけ?
・・・
考えすぎて交差点を曲がり損ねて道に迷った。富山接骨院近くをぐるぐる回ってた。やっぱり俺はアホだ。
中年の頑張ってる皆さん!下の柔道バナーをクリックしてね。
にほんブログ村
内股って、やる人によってぜんぜん違うんですよね。
けんけんが得意な人もいるし、高い内股で跳腰みたいな投げ方をする人もいるし。
とりあえず、ガンガンと投げ込みをやれば、フォームが固まりますよ。(投げ込みマットがないと、相手が大変だろうけど)
いつも楽しく拝見させてもらってます。
自分も4年くらいのブランク後に再開してから、内股を練習中です。
ものすごい難しいですね。
自分は背が低いことと自分的に比較的かけやすいことあってか、背負投げが一応持ち技だったのですが(全然下手クソですけど)、前に倒すレパートリーを増やしたくなり、なんとなく内股をやり始めましたが、実践では全然倒せません…。足の長い人向けなんでしょうね。
お互い頑張りましょう!
土曜日に練習で乱取りで中学生相手に試してみたのですが難しいです。ほとんど投げれんかった。
練習量の少ないオヤジにとっては、難敵ですなー。
とりあえずは、家や会社でエア打込みですね。
教えていただいたI先生は、内股の名手でして、今の所うちの道場で、目の前でバンバン内股を決めてくれる先生は、その先生ぐらいです。
イメージとしてI先生の内股を描きながら、打込みを・・・・それでも相手の踵を浮き上がらせるぐらいの引きが出来てない・・・。
私ごときがこんな事を言うのもなんですが、自分なりにマスターしたいです。
で、前へ投げる技というのは、自分の体勢を180度回転させる必要があるんです。
体を回転される事により、体の中心線がぶれてしまい、アンバランスとなり投げれない&返されるんですね。
私が指導のときにアドバイスするのは、「中心線を意識」することです。
これは、相手の中心線でもあり、自分の中心線でもあります。
払い腰、内股、体落としで、相手と自分の中心線の位置関係がちがうのがヒントです。
なるほど中心線ですか・・・。自分の軸と相手の軸が近くなるように引きつける・・・と聞いたのはその事だったんですかね。
相手を引きつける時に、引き手方向に顔が向いてしまい、背中が丸まった(軸が曲がった)ようになってます。
腰を回そうとすると、前屈みになる癖・・・これが問題です。
私も自宅でエア内股の練習中です。
練習は週イチだけなので、なかなか上手くなりませんが(トホホです)、
T岡様や皆さんノコメント、大変参考になります。
これからも、どんどん語り合って頂けると助かります!(笑)
いや私も週2回の稽古ですが、仕事で1時間づつしか練習時間が取れてません(トホホです)。基礎をきちんとしていないので、悪い癖なんかがついてしまうといかんなあ、と思いながらも多分悪い癖ついてるでしょうね(笑)。自分ではわかりませんです。
今回お世話になってるI先生が、内股を中心に基礎から教えていただいてるので、非常にありがたいです。
時間があったら中学生みたいに毎日練習したい!(←体がついて行けないですが)
この年になって、「10年ぐらい前からやっとけばよかったなあー」と思う今日この頃です。