すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

子供には税金が掛かる

2012年03月14日 | 日記・エッセイ・コラム

 2011年4月以降は毎月2万6千円が、日本中の子供たちに支給されるはずだった。なぜ子ども手当は支給されることもなく消滅してしまったのだろうか。

 選挙公約に掲げていたのだから支給することに責任があると思います。しかし、外国籍の子供たちにまで支給することなど違和感があったのかもしれません。だけど、日本は子供を育てるためにお金をかけているなと思うことがあり考えさせられた。

 平成23年分所得の確定申告をしに仙台南税務署に行きました。議員の報酬は毎年減ることがあっても増えることはありません。私の場合のみならず家業や奥さんの働きが無いと議員で食べていくのは困難な状況です。

 我が家の23年は奥さんの収入が大震災の影響で減ったため、確定申告に期待したのです。しかし戻ってきたのは数千円程度で多くありません。

 ついでに平成21年分の確定申告が未申告のため一緒にしてきた。21年は奥さんの所得が多かったために扶養から外れてしまい、戻り金を期待していなかった。でもなぜか10万円以上も戻ることになった。

 違いは21年の場合子供の扶養が2人で、23年は1人でした。扶養数が1人多いだけで所得税による還付金額がこんなに違うとはわかりませんでした。

 そう考えると小中学校は義務教育であり、多額の税金が使われていると感じませんか。例えば小さな小学校に1年から6年まで10人ずつ児童がいると60人、教職員はというと10人以上必要になります。

 国や自治体から税金が投入されるので保護者の負担は表に出ないが、教職員の経費が一人当たり1千万円とすれば、児童一人当たり毎年160万円掛かることになる。それが6年間なら1千万円掛かる計算です。

 その他にも子供には医療費控除や中学・高校・大学までに様々な補助や制度があります。公立の機関を利用すればするほど子供のために税金がかかっている。そういえば今日は公立高校の合格発表。

 勉学に体力向上にそして働くために、頑張って!


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体を動かし脳を鍛える

2012年03月13日 | 日記・エッセイ・コラム

 2月定例会は何事もなく終了した感があります。震災復興に向けた予算は例年より180億円も多いのですから反対する理由はありませんよね。

 それより議会の意見が予算に反映されているか疑問です。議会はこれまで復興のための特別委員会すら設置せずに来たのですから、、、

 午後6時から執行部との懇談会があり座席は抽選で決まります。くじ運は幸か不幸か議席番号1番で、市長の対面に座ることになった。ただ、今日は7時から用事がありウーロン茶で早退けさせていただいた。

 総合体育館では「岩沼市社会体育指導者講習会」が開催されており、過日のブログで紹介した前田順一教授(宮城教育大学)を迎え『宮城の子供たちの体力と今後の課題』ついて講習を受けました。

 宮城の子供たちは体力で全国的に見れば下位にあるとのことです。小学校5年生では女子が全国平均値47都道府県中46位。男子は47位です。

 小学生の身長や体重は全国平均値ではひとけた台に入っていますが、高校生になると体重が全国上位で身長は20~30位台となっています。

 教授は子供たちが運動能力低下に至っていることは、健康の度合いや活力に影響してくると説かれています。極端だが小学生から老化が始まっているとのこと。

 体力が低下していることは筋肉が少ないということであり、体を動かすためのエンジン(心臓)が小さければ、大きな車体(体)には無理があるのです。

 また、体力と学力は比例しているともいわれる。脳の機能は筋肉が鍛えられれば脳も鍛えられるといいます。体力順位が上位の秋田や福井県は学力も上位だそうです。(学力体力共に1位か2位にあるのです)

 外国の事例なども紹介しながら、体力が低下する環境は長期の欠席者や懲罰対象者が増えるとも説明されました。学力を伸ばすには体力も伸ばすことが必要だと、納得して帰宅した次第です。特別委員会で

 我々も震災復興に体を動かし、脳を鍛てみようか。


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SBNからHBNなの

2012年03月12日 | インポート

 震災復興追悼式から一夜明けて昨日のことを思い出してみた。岩沼市民会館に白い菊で飾られた立派な祭壇に標柱は「東日本大震災犠牲者之霊」と書かれています。盛大な式典は公的な機関のみならず、民間会社も含め生花が24台も飾られました。

Photo_2
 昨日は全国から被災地に向け、様々な応援メッセージが送られています。我々も頑張らねばと思いつつ、今日は全体での予算審査特別委員会があり、午後から「議会運営委員会」(議運)がありました。

 午後一時から始まった議運は順調に進み、3番目のメイン「岩沼市議会震災復興推進特別委員会」設置に向けてです。これが1時10分過ぎから始まる。

 特別委員会の設置は誰もが安易に設置できると信じているのですが、議運を傍聴して思うことはSBN委員長が会議を仕切れず大丈夫だろうかと不安になる。

 原因は各委員が意見を出している最中に茶々を入れる沼田氏がいます。委員長が指名しないのに「(自分の主張する文言を)入れなければ反対する」とか、委員長が説明中に「なんて入れるの」とか、「(今回で特別委員会が出来なければ)あとは6月議会だ」と言い放つ始末。(本当に元議長だったの!)

 SBN委員長と同会派の代表から文句を言われると、固まってしまいパニックとなるどころか、前に進まなくなってしまう状態を沼田氏は作っているように思える。

 結局中断を意味する休憩は3度もあり、この議案についての『目的』に関する文言整理だけで1時間20分かかってしまう。会議を進行できない、仕切れない、まして文言整理の文章が作れないとなると重症です。

 ですから各委員が修正に意見を集約しようとするとそれをまとめることができません。S(そんなのS)BNではなく、H(ほんとうのH)BNではないのだろうか。(SBNの意味が分からない方は2/16のブログを参照してください)

 民間機関まで震災復興に生花を捧げ、被災者を救済しようとする姿勢を目の当たりにしながら、市議会のある会派は特別委員会設置について何を考えるのか。

 被災者にとって委員会設置は、困ることがあるの。

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追悼の祈りから復興へ

2012年03月11日 | 日記・エッセイ・コラム

 自宅にいた私は倒れそうな食器棚を抑えながら、身動きすることができずに周りを見渡していました。長い揺れが3分近く続き、このまま自宅が崩落し下敷きになるのではないかという恐怖。今でもぞっとするほどの忘れがたい体験でした。

 昨年の東日本大震災から1年がたちました。全国各地で様々な追悼式が行われ、岩沼も市民会館で追悼式が開催され、鎮魂に黙とうし献花してきました。

 追悼式は市長の式辞後に、政府主催の追悼式がテレビ中継された。地震発生時の14時46分に一分間の黙とうから始まり、野田首相や天皇陛下のお言葉がありました。

 野田首相は式辞で3つの約束をした。①つ目は被災地の復興を進め最大限の支援をするとあります。②つ目は震災の教訓を語り継ぐこととし、災害対策の強化していく。③つ目は支援していただいたことに感謝の心を忘れす、国際貢献をしていくとある。

 式典で「東日本大震災 岩沼の記録」は60ページに及ぶ立派な冊子が渡された。(式場の会場設営を含め、お金掛かっています)

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 内容は震災の一年間の歩みを箇条書きに記しており、被災の写真を掲載しています。またその後の復旧状況や支援状況を写真で紹介しています。

 みんなが応援してくれたおかげで、岩沼も少しずつ歩み始めたばかりです。でも再生にはこれからの政治判断が大変重要です。岩沼の復興に向けて議会が提言できることは何か、議会としてどの様な行動が示せるか。今議会では「岩沼市議会震災復興推進特別委員会」を発足する予定です。

 明日は特別委員会設置に向け最終の会議が開催される予定です。特別委員会が復興に向けてどのような委員会にするか大変重要です。

 追悼の祈りから復興へ、市議会の底力が試される。


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懇談会より講習会です

2012年03月10日 | 日記・エッセイ・コラム

 昨年の3月11日は中学校卒業式当日に東日本大震災が発生しました。岩沼西中学校の卒業式に出席したが、スポーツ少年団の子供たちも数人卒業しました。新たな旅立ちに向けて多くの子供たちが巣立っていく様子を目の当たりにし、あれから一年が過ぎたと実感した一日です。

 午後からは仙台市内のホテルにて「宮城県陸上競技スポーツ少年団連絡協議会」の総会に出席しました。会の名前は長いが要するに、陸上競技のスポーツ少年団13団体が集まる総会です。

 宮城県は子供たちの健全育成に力を入れており、陸上競技のスポーツ少年団に毎年補助金を出しています。今年は特別なゲストに参加していただきました。

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 国立教育系大学の学生から義捐金50万円をいただいたのです。宮城教育大学の前田順一教授と学生2名が参加してくれました。(写真は井上会長と学生です)

 全国で11ある国立系教育大学の陸上大会が昨年は宮城スタジアムにて開催される予定でした。しかし、震災で使用できなかったために急きょ京都の競技場に変更して行ったそうです。

 全国の教育系学生たちは被災地に援助できないかということになり義捐金を集めたのです。陸上競技の子供を育成する団体へ義捐金をいただくことになりました。

 総会後の懇親会で自己紹介があり、教授は来週の火曜日(3/13)に、岩沼の総合体育館で体育指導者講習会(19:00~)を実施しますと紹介され驚いた。

 教授は宮崎県小林高校陸上部出身で、後輩にバルセロナオリンピックで有名な「谷口浩美」選手がいるとのこと。「こけちゃいました」はあまりにも有名です。

 運動生理学が専攻で、宮城の子供は運動能力が全国的にみれば下位の方だとおっしゃる。勉強ばかりではない、子供の体力が大事だ、と説かれる。子供を指導し巣立っていく子供を見た私にとって興味がある。

 講習会の内容は「宮城の子供たちの体力と今後の課題」と題し行われる。2月定例会最終日に予定された「執行部との懇談会」が重なり欠席することにしたのだが。

 懇談会は途中で抜け、講習会に行くことを約束した

コメント (1)
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