すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

追悼の祈りから復興へ

2012年03月11日 | 日記・エッセイ・コラム

 自宅にいた私は倒れそうな食器棚を抑えながら、身動きすることができずに周りを見渡していました。長い揺れが3分近く続き、このまま自宅が崩落し下敷きになるのではないかという恐怖。今でもぞっとするほどの忘れがたい体験でした。

 昨年の東日本大震災から1年がたちました。全国各地で様々な追悼式が行われ、岩沼も市民会館で追悼式が開催され、鎮魂に黙とうし献花してきました。

 追悼式は市長の式辞後に、政府主催の追悼式がテレビ中継された。地震発生時の14時46分に一分間の黙とうから始まり、野田首相や天皇陛下のお言葉がありました。

 野田首相は式辞で3つの約束をした。①つ目は被災地の復興を進め最大限の支援をするとあります。②つ目は震災の教訓を語り継ぐこととし、災害対策の強化していく。③つ目は支援していただいたことに感謝の心を忘れす、国際貢献をしていくとある。

 式典で「東日本大震災 岩沼の記録」は60ページに及ぶ立派な冊子が渡された。(式場の会場設営を含め、お金掛かっています)

Photo
 内容は震災の一年間の歩みを箇条書きに記しており、被災の写真を掲載しています。またその後の復旧状況や支援状況を写真で紹介しています。

 みんなが応援してくれたおかげで、岩沼も少しずつ歩み始めたばかりです。でも再生にはこれからの政治判断が大変重要です。岩沼の復興に向けて議会が提言できることは何か、議会としてどの様な行動が示せるか。今議会では「岩沼市議会震災復興推進特別委員会」を発足する予定です。

 明日は特別委員会設置に向け最終の会議が開催される予定です。特別委員会が復興に向けてどのような委員会にするか大変重要です。

 追悼の祈りから復興へ、市議会の底力が試される。


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