すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

千載一遇のピンチ№4

2012年03月02日 | 市政・市制・市勢

 今日から平成24年度の新年度用予算を3部門に分かれて審議が始まりました。建設産経部会は水道事業所、用地課、都市計画課、商工観光課の4部門でした。

 水道では主に放射能のことに時間がかかりましたが、高レベルの放射能汚泥から出る空間放射線量は1,34μ?(マイクロシーベルト)/毎時あるとのことです。この数値を聞いて驚きましたが、これは1m離れての計測値であり、5m離れると0,19μ?だそうです。

 阿武隈川から取水し、浄水した後に残る水道汚泥に8、000?(ベクレル)以上の放射能があります。国の基準を大幅に上回っているため持出禁止で保管しています。

 またほかの質問もありましたが、私は既存の配水管整備計画で塩ビ管の割合が多いため災害に鋳鉄管を奨めてはどうかとか、有収率のこと、そして鉛管や給水車のことなど6項目について質問しました。

 午後から行われた都市計画課では課題の「集団移転」関連が多かった。土地区画を進めており、早いところでH25年11月から建築可能を目指すとのことだが、危険地帯の線引きがいつかは、、、聞いていなかった。

 そして、本日のメインとも思える商工観光課では、部長から冒頭に企業誘致や環境未来都市による震災後の新しい岩沼を、震災前以上に良くしていくと気勢がありました。それに伴い商工業や農業の発展で雇用の確保に努めたいとも。また、従前の業務も見直し切り離していくことは、しっかりやっていきたいともおっしゃっていました(立派です)

 期待を持ちつつ担当者より詳細説明を聞いたところ、企業誘致や雇用の確保に向けて予算処置したようには思えない。そこで部長に直接聞いたのだが、企業誘致などは医療関連産業が決まらないと何も動けないと言う始末。また商工業や農業に対する具体策は示されませんでした。

 そこで思い出したのが前(11月)の議会で、市長が私にこう言った「言うは易し行うは難し」答弁で、結局やらなかった。今度は部長に言ってくださいね。

 岩沼復興のため、努力しないのは「けしからん」と

コメント (2)
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