すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

体を動かし脳を鍛える

2012年03月13日 | 日記・エッセイ・コラム

 2月定例会は何事もなく終了した感があります。震災復興に向けた予算は例年より180億円も多いのですから反対する理由はありませんよね。

 それより議会の意見が予算に反映されているか疑問です。議会はこれまで復興のための特別委員会すら設置せずに来たのですから、、、

 午後6時から執行部との懇談会があり座席は抽選で決まります。くじ運は幸か不幸か議席番号1番で、市長の対面に座ることになった。ただ、今日は7時から用事がありウーロン茶で早退けさせていただいた。

 総合体育館では「岩沼市社会体育指導者講習会」が開催されており、過日のブログで紹介した前田順一教授(宮城教育大学)を迎え『宮城の子供たちの体力と今後の課題』ついて講習を受けました。

 宮城の子供たちは体力で全国的に見れば下位にあるとのことです。小学校5年生では女子が全国平均値47都道府県中46位。男子は47位です。

 小学生の身長や体重は全国平均値ではひとけた台に入っていますが、高校生になると体重が全国上位で身長は20~30位台となっています。

 教授は子供たちが運動能力低下に至っていることは、健康の度合いや活力に影響してくると説かれています。極端だが小学生から老化が始まっているとのこと。

 体力が低下していることは筋肉が少ないということであり、体を動かすためのエンジン(心臓)が小さければ、大きな車体(体)には無理があるのです。

 また、体力と学力は比例しているともいわれる。脳の機能は筋肉が鍛えられれば脳も鍛えられるといいます。体力順位が上位の秋田や福井県は学力も上位だそうです。(学力体力共に1位か2位にあるのです)

 外国の事例なども紹介しながら、体力が低下する環境は長期の欠席者や懲罰対象者が増えるとも説明されました。学力を伸ばすには体力も伸ばすことが必要だと、納得して帰宅した次第です。特別委員会で

 我々も震災復興に体を動かし、脳を鍛てみようか。


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