すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

千載一遇のピンチ№6

2012年03月07日 | 市政・市制・市勢

 日本女子サッカー「なでしこ」は、ポルトガルで開催中のアルガルベカップ決勝へ進みこれから始まろうとしている。W杯に続いて決勝の相手は強豪ドイツです。その活躍があってか今年の「U‐20女子W杯」が、宮城スタジアムで行われることが決まりそうです。それぞれに熱い戦いを期待しています。

 本日の議会活動は新年度予算の審議に関し「現地調査」です。例年なら午前中で一回りしたものが、今年は視察ヶ所数が多く午後からも現地調査となりました。

 視察したところは東部地区の浸水対策や雨水排水事業などの震災関連ヶ所。そして閉鎖した公設市場や建設中の駅前などですが、最後は玉崎浄水場でした。

 百聞は一見にしかずという言葉がある通り一度は見ておかないと、そしてじかに聞いてみないとわからないものです。玉崎浄水場がまさにそのものでした。

 阿武隈川から取水し浄水後の汚泥はビニールハウスで保管中です。汚泥から出た空間放射線量はなんと1,199μ?ありました。70~80㎝離れて計測しました。

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 計測した汚泥は昨年6月までのもので、その後はじっくりと天日乾燥中です。3月中頃に乾燥中の汚泥を東北大学へ持ち込み検査をするとのことです。
どのような結果になるかわかりませんが、福島第一原発でイベント(爆発)してから一年後の計測になりますが、福島県内の除染もあり阿武隈川の水質がどのように変化しているか目安になりそうです。

 汚泥は乾燥すればするほど放射能の数値は高くなります。6月時点で2万7千?あった汚泥の含水率は60%でした。それと同時に広域水道(七ヶ宿ダム)の汚泥にも3万?の放射能があったと教わった。ちなみに同敷地内の会議室は0,057μ?でした。

 各自治体で高レベル放射能汚泥は管理するにも限界があり、持ち出し禁止の保管場所が限定されています。国が保管場所を決定できない現状では、早く結論を出すようホットな議論が国と交わされるべきです。

 U-20女子W杯サッカーも熱くなってほしいね。


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