すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

処分場満杯まで千百日

2012年03月26日 | 市政・市制・市勢

 お笑いタレントの猫ひろしさんが、オリンピックのマラソン代表としてカンボジアから参加できると報じている。参加標準記録の未達や国籍の変更による手法はもとより、とりあえず目標達成にエールを送りたい。

 本日は「亘理名取共立衛生処理組合」(ワタナ)の議会がありました。新年度予算など審議の他、任期満了に伴う正副議長や各委員の選任がありました。

 平成23年度の一般会計補正予算(第6号)審議では、約5億円の増額になっています。急に5億円も計上された理由は、震災に伴い災害共済掛け金の新たな「地震災害見舞金」が創設されたからです。

 当初は1億円程度の保険金しか入らなかったのですが、特例措置で4億円が増額されたためです。ワタナは新ごみ処理施設建設に向け積み立てた5億円を、震災復旧に費やしてしまいました。

 構成する2市2町から負担金を増額しても、厳しい財政状況に変わりありません。積立金は一時空っぽになった財政でしたが、若干の積み立てが出来た事は有難いと思う次第です。

 また新年度の一般会計は昨年度より一億円少ない予算を計上しています。しかし、目前に迫ったごみ焼却施設と最終処分場の建設は、喫緊の課題であり問題山積です。管理者会(市長と町長で構成)で今後詰めていくと答弁されたが早く、早くなのです。

 最も大変なのは最終処分場の使用期間が目前に迫っています。亘理町にある処分場は平成24年度が埋め立て完了であり、残る岩沼は26年度で満杯です。それなのに建設候補地さえ決まっていません。

 名取市が建設候補地を受け持つ処分場は、私が4年前の議員になった時点で決定しています。途中震災もあったが組合としての責任を感じてほしいと思います。処分場満杯まであと1,100日しかありません。

 先週土曜日に開かれた議会運営委員会では、議案書配布を自宅に届けていたことを取り上げ、今度は各議会事務局に持ってきていただくことを提案し、皆さんから了承を得ました。これからやれることを協力しながら目前の懸案を達成しなければますます負担が増える一方で、施設建設に向けての目標達成はあまりにも多いと感じる。

 ワタナの懸案もロンドンマラソンもこれからだね。

コメント (3)
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